ⅩⅩⅩⅩ NADOS(相談)
「どう言うつもりだ?」
「言葉の通りだ。俺を殺した組織、そして俺の仲間を壊そうとした組織。理由はそれだけで十分な建前は用意できるはずだぜ?
レヴィアタンは順位が近いから頑張れば倒せるだろ。ルシファーとの戦いは、お前に参戦してもらえばいい。そうそれば勝てるって。」
俺とマモンのコンビネーションは最強ともいえるレベルだと俺は本気で思っている。
そんな2人が手を組んで戦えば第1位なんて屁じゃない。
「はぁ、そういえば、ダガーも散弾銃も回収できてなかったな。これを使えばどうだ?」
と言ってマモンは俺に魔鋼でできたダガーと散弾銃を渡してきた。
「いいのか?ありがとう。」
「本当に行くのか?」
マモンが心配そうな表情で聞いてくる。
「あぁ。あいつらが目覚めるまでに不安因子をすべて取り除く。じゃないとまた、俺が守り切れずに後悔する羽目になる」
「本気なんだな?」と念を押すマモンの問いに
「あぁ。勿論だ。」と返すと。
「だったら引き受けてやろう。」
と、あきらめたような表情で彼は言ってくれた。
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それから5分もたっていないと思う。
俺は今、ソルフェジオにある抵抗軍の本部の目の前にいる。
変装をしているわけでもなければ姿を隠すつもりがあるわけでもなく、ただただドアから3メートル離れた位置にいるだけだ。
人が出てくれば一発でバレる…というわけでもないだろう。
”〈七人の邪神〉のサタン”としての俺の知名度はあるものの、実際に俺を見た、あるいは姿を知っている。
といったものはなかなかいないはずだ。
それに現在は金曜日の夜7時。
帰宅ラッシュや外食などで外を出あるく人がものすごく多い時間帯だ。
そのおかげか人混みに紛れて一切バレることもなくいるのだ。
さあ、ドアを開けて突入しようかとドアを開く。
抵抗軍は現在、民間人相手にロボットに関する被害の相談等を行っている。
具体的には”ロボットに職を奪われた”とか。”ロボットが人間と同様に扱われるのが気に食わない”などといったものばかりらしいが。
俺はその客として堂々と入り受付のお姉さん(と言っても俺よりかなり年下だが)に声をかける。
「すみません、整理券みたいなのってあります?順番待ちとかあると思うんですけど、そういうのもらうのってここで会ってますかね?」
見た目17歳の俺はかなり低姿勢で不自然でないような口調を心がけてお姉さん(実際にはかなり年下だが敬語を忘れずに)に話しかける。
「あぁなるほど。ここであってますよ。ですが只今順番待ちで並んでらっしゃる方はいらっしゃらないのですぐにお通しできますがどうなさいます?」
おぉ。それは好都合だ。
「じゃあお願いします。」
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俺が通された部屋にはレヴィアタンが座っていた。
彼が直々にする仕事か?まさか俺が生き返ったことに気が付いたとかじゃないだろうな…?
とも思ったが、まだ彼は俺が生き返ったことも知らないのだろう。俺だということには一切気が付いていない様子だ。
「で、どうしたのかな?何を相談したいんだい?」
俺はその口調に一瞬キレそうになった。
が、俺は17歳の学生にしか見えていないと気が付くと自然と落ち着いた。
そして第一声を上げる。
「抵抗軍のせいでロボット事業に支障をきたしていましてね?
ロボットに関する相談ならここで受け付けてくれるとのことを聞いたので。」
来週日曜日(12月31日)から7日間(1月6日まで)は毎日投稿を行う予定です。
なお、通常の投稿日と重なる1月5日、1月6日は「転生したのは科学文明が地球より発達した世界でした」を2話連続投稿する予定です。




