ⅩⅩⅩⅡ UKOKIATIKESOH(宝石大国)
俺たちは、炎の国ブレストフィストにやってきた。
赤い地面と大きな火山。土の国だといわれても納得できるような感じの土地だった。
「ブレストフィストって、ちょっとロクロスと似てるよな。」
「色が赤くなったロクロスウキ。」
「吾輩もそう思う。」
「まぁ、そうかもしれない」
「俺もそう思うのだ。」
俺たちの意見に、レイだけは反論する。
「みんななんで!?ここは宝石大国!ロクロスは美食大国!全然違うから!」
まぁでもここはそれ以外何もないしここ見たらすぐ次の国に行く予定だけど。とレイが付け加える。
「ロクロスも美食滞国って言ってる割には、料理に関しては素人であるはずのユウキに負けている気がするウキ」
「素人の料理なら今後みんなに披露する必要はないな。」
と俺が言うと、
「そんなことないウキ!めちゃくちゃおいしいウキ!」
と、花丸が焦ってごまかそうとしていたが、実際料理に関してはかなりの素人だ。
正直そういわれても仕方がないのだが、まぁ彼らからの評価はいいので作り続けてはいるが、この反応を見る限り、本当に食べたいのだろう。
「それより、ここって宝石大国なんだろ?ジュエリーショップでも見に行くか?
俺は今、懐に余裕しかないからお前らにおごってやるよ」
「吾輩はいらない。」
「僕もいらないウキ。」
「いらない…」
「俺もいらないのだ。」
「マジで!?」
意外な反応だった。
「じゃあ私が5つ買ってもらおうっと」
やっぱりレイは女子だからそういうの欲しいんだろうな。
ん?
「んなことするわけねぇだろ1つだ!」
「ユウキ…今もしかしてレイは女の子だからそういうの欲しがってるんじゃないかとか思ってた?」
スザクが珍しく長くしゃべったかと思えば…見抜かれていたか。
「見抜かれたって顔してる…?」
うまいことごまかさないと…
「んなわけねぇだろスザクだって女なんだから…女?雌?ん……グハァ!」
思いっきりみぞおちを蹴っ飛ばされた。
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「これいいかも!」
と言って例が持ってきたのは、真珠でできた弓だった。
お値段はおいくら万円かなと値段を見ると、
「1京アルトの弓!?おいおい桁おかしいだろ!」
「ユウキの所持金の桁の方がおかしいウキ。これより桁1つ多いウキ。」
「吾輩もそれに関しては花丸に同意する。」
「…私も。」
「俺もそう思うのだ。」
「だって4人いらないんだったらいいじゃーん!
ダメ?」
レイが上目遣いでこっちを見てくるが、一瞬ちょっと揺らいだ気もするが、
「買うかボケ!この金で何回ガチャ回せると思ってんだ!何体のキャラ完凸できると思ってんだ!」
丁重にお断りした、が。
「いや、そもそも、お主にはゲームをする余裕は残されておらん。」
背後から声が聞こえた。




