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【完結】転生したのは科学文明が地球より発展した世界でした  作者: モ虐
UB Ⅰ IAD  OYSOJ NEHNUGOAM (第Ⅰ部 魔王軍編 序章)
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Ⅱ USTISUYKNEKOHAM・UKAGAK(科学・魔法研究室)

 その日の夜はレイの研究室にある寮で休んだ。

まだ研究員募集中とのことで、研究員として雇われた俺だが、さすがに字が読めないと話にならないということで、字を勉強することをまずはメインにすることとなった。


が、さすがに入社してあいさつも何もなしというのも…という話になったのでとりあえず初日だけは顔を出すことにした。


自己紹介ということで全員がプロフィールを教えることとなった、

「こんにちは。佐藤祐樹17歳です。元居た世界学生でしたが、とりあえずアルティア語の勉強をしようと思います。

元居た世界での趣味は、ラノベとかマンガとか読んだりアニメ見たりゲームしたりしてました。」

伝わるかどうかはわからないがこの科学文明が発達している国にならあるかもしれない…


「え、ユウキってオタクでゲーマーなの?今度字が読めるようになったらおすすめのゲームとかアニメ教えるよ?どんなジャンルが好きなの?」

あとでレイとはゆっくり語り合うことにしよう。かなり仲良くなれる気がする。


「おっと、とりあえず自己紹介だよね。レイ18歳。ロボットとして生きています。

魔法と科学の研究をする大規模な研究所を開いてみたはいいものの研究員が集まらなくて絶賛研究員募集中。

趣味はゲームとラノベとマンガとアニメ。」

この世界にもラノベとかマンガとかアニメとか、オタク文化があるのか。なら休みの日はこの世界の文化を堪能できる。


「吾輩は犬型ロボットのワンコロ助だ。吾輩は2か月だ。赤子ではあるがこき使ってくれて構わない。」

あだ名をつけるなら、コ●助がいいな。そして語尾にナリをつけてほしい。


「赤ちゃんが自分で赤ちゃんって言ってるの初めて見たかも俺」

「私もそんな光景は見たことないかなぁ…」


「僕の名前は花丸(はなまる)。見ての通りサル型ロボットウキ。歳は…確か0歳。2か月ウキ。赤ちゃんウキ。」

「2回目は面白くないよな。」

「そうだね、パクリが一番よくない。コ●助を見習いなよ。」

もうすでにコ●助の名が定着してたのか…


「私はスザク。できて2か月のロボットだから、経年劣化はまだまだ来ないと思う。」

なるほど。この施設で一番ちゃんとしてそう。レイも常識人ではあるがどこか抜けてそうな気がするので、なんだかんだ一番のしっかり者はスザクなのかも。


「てか、犬、サル、キジかどうかわからんけど鳥って、桃太郎じゃねぇか。レイ、お前まさか桃から生まれたとか言わないだろうな?」

「桃から生まれたわけではないけど、」

けど?すごく怖い。「私の充電器ね、巨大な桃の形してて、パカッて2つに割れた桃の中に入って充電するの。寝てる間は桃の中にいる状態だよ。」

なんでそんな充電器作ろうと考えたのだろうか。なんでこんなに桃太郎感が満載なんだろうか。


「私たち、鉄道の研究をしててね、どうやればより速く、より安全な電車ができるのか考えてて、もし私たちの鉄道会社ができたときの名前を昨日考えてたんだけどなかなかいいのが思いつかなくてね…」

桃太●電鉄でいいだろ。




「これで全員かな。2か月前にできた研究所だけど、まあ頑張ろう!」

あれ、ロボットたちはレイ以外2か月ってことは…考えないでおこう。


「あと、今日からユウキには花丸と一緒にアルティア語の勉強をしてもらうから。」

こうして俺の異世界生活が始まった。



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