ⅩⅩⅥ URUBNAYGATEKAKOWIHCONI(命を賭けたギャンブル)
「おいおい正気かよ兄ちゃん?400万も使ってかける相手じゃねぇぞ。確かに当たれば4億になるロマンがあるが、こいつには勝つ見込みが丸でないぞ。」
「それはお前の見る目がないだけだ。使い魔の回復性能は完凸していればかなり高い。しかもサポーターは前衛への支援だけでなく後方からガンガン攻撃するキャラだ。相手の耐久サイクルを壊せるキャラであることはほぼ間違いない。」
「そ、そうか。なら俺は止めねぇぜ。まぁ、もし失敗しても落ち込むなよ。」
こいつ、俺が「ふざけたこと言ってびっくりするほどの金額をつぎ込んでいるバカ」にしか見えていない。後で覚えてろ。
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試合開始まであと5分。俺は席に座って試合開始まで待っていた。
「隣、いいですか?」
「あぁ、いいですよ。」
「ん?あなた、もしかして魔王軍幹部を次々撃破しているあのユウキさんですか?」
「はい。そうですけど」
「ねぇ、あなたがここにいるってことはこれからここで賭け、やるんですよね?
コ●ン的な感じでここで何か確実に事件が起きるってフラグでしょうか?」
「そうでないといいですがね。もちろん賭けには参加していますよ?
俺はもうDENさんに40万枚分かけてるので見ないで帰るという選択肢はありませんしね。それに今日は1日ここで遊ぶつもりですよ。」
ふざけんなよ?と言いたい衝動を抑え俺は会話を続ける。
「それなら、僕と勝負しませんか?僕の所持金は1000万ありますが、まぁ400万からスタートしてあげます。
今日1日遊んで、どちらがより儲けるか、あるいは損するのか?最終的に所持金が多い方の勝ちというルールで」
「まぁいいけど、あんたが残りの600万を持ってこないという保証はどこに?」
「そうですね。この600万分のチップはこの施設の銀行預けておきます。
一緒に行動すればいいじゃないですか。そうすれば必然的に私は金を引き出せない。」
それに、と彼は続けて話す。
「もうあなたに拒否権などありません。」
と言って彼が見せた動画には、レイ、コ●助、花丸、スザク、ガルが縛られて部屋に入れられている姿が映っていた。
「あなたがこの勝負に負ければ、私はこの5人のお仲間を殺します。そしてガルさんの懸賞金1000万アルトもついでにいただきます。なお、あなたがこの勝負を断った場合も同様の処置をとらせていただきます。
逆にあなたが勝った場合、5人は解放いたしますし、1000万アルトは私を殺せば手に入るでしょう。」
「どういうことだ?何で1000万なんて大金が?」
「私は対ロボット抵抗軍幹部の一人、カイル・ヴァレスだからです。」




