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【完結】転生したのは科学文明が地球より発展した世界でした  作者: モ虐
Ⅲ OYS DAOR THGILNOOM(第Ⅲ章 MOONLIGHT ROAD)

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CⅩⅠ Ⅱ DAOR THGILNOOM (MOONLIGHT ROAD Ⅱ)


俺がルナフェジオを目指して鳩の住処の出口に向かい歩き始めて3日が経った。


といってもその間に食料を確保したり調理をしたりなどもしているため実際に歩いている時間は1日に3~4時間ほどでしかない。

あと3日もすれば着くだろうと思いながら俺は先ほど倒した鳥にスパイスをかけて焼き始めたところだ。


魔法は得意ではないため火をつけるのさえも自力で行わなければならないのがまた面倒だが、

生物兵器がいた頃に何千年単位掛けて「10秒で火を起こせる能力」を習得したのでただ手間がかかるという面倒臭さで済んでいる。


肉を食べ終わり、少ししたら歩き始めようかとしたその時。

俺は〈紫之迅槍〉を取り出した。

「おい、出てこいよ。そこにいるんじゃねぇの?狙いはこれか〜?」


〈紫之迅槍〉を右手だけで持ち、ペン回しをするようにクルクルクルクル回し始める。

どんどんペン回しがアクロバティックになってきた瞬間飛び出して来た黒いフード付きコートの男に向かって俺は俺の出し切れる最高速度でその男の胸に槍を突き刺さんとする。


しかしその男に槍が触れた瞬間、パリンッという音がしただけで彼に一切のダメージは入っていなかった。

「魔法障壁が一発で………流石はアスモデウス様よりも序列の高い〈邪神〉といったところでしょうか。

なかなかに重い一撃を放たれたものですから私もかなり驚いております。」

芝居がかった声で話し続ける。


「私はアスモデウス様直属部隊であり魔法研究などにも力を入れる、魔法に置いては世界最強クラスの部隊、蠍部隊(フーデットスピア)の隊長。フルカスと申します。

レディリー、アレ(・・)をお願いします。」

「わかってるわよ。〈魔法障壁(ミラーリフレクト)〉!」


レディリーと呼ばれた女はフルカスに再び魔法をかけた。

おそらくレディリーにしか魔法障壁は張れない。もしそうでないならばフルカスが自分で張ればいい。レディリーを止めれば魔法障壁をかけられることはないだろう。


そう思いレディリーに矛先を向けようとしたその瞬間、フルカスとはまた別の男が現れた。

彼が担いでいたのは…………


生物兵器(おっさん)………………!?」





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