CⅨ ⅩⅨ NERIHSONUOAM (魔王の試練 ⅩⅨ)
「精々足掻いてくれ………いや、他の〈魔人〉だけじゃなく、〈新たなる神〉全員をギャフンと言わせてくれ。
〈聖神〉ベルフェゴール様…………」
「な……………」
その突然すぎる出来事に、ベルフェゴールはただ立ち尽くすしかできなかった。
そう、ベルフェゴールは。
ベルフェゴールの術式によって生まれた武具がが眩い光を放ち始めた。
小槍虫が〈小槍羽〉に進化し、
自動守護が自動警備に進化し、
邪槍が聖槍に進化し、
彼の体は〈聖神〉に追いついて、術式も〈邪神〉のものから〈聖神〉のものへと昇華した。
「いきなりこんな死なれ方したら、こっちも気分悪いだろーが!!」
その瞬間小槍羽がベルフェゴールの周りを舞い、小さな宝石を砕いた。
そして、
「あぁ、これを手にいれないといけねーってわけなんだろーが………光線はもう打てねーのか?」
そう思った瞬間、宝石が爆発し、その破片がまた光線の照射点となり大量の光線が降り注ぐ。
自動警備はその光を受け止め、主を守る。
さらに小槍羽で破片を破壊する。
中心点の宝石を掴み2代目魔王は呟いた。
「ザガン………か。今回ばかりはこれがお前のお陰だと認めざるを得ないだろーな。」
承認の秘宝を手にした〈聖神〉は彼に救われた命を持って魔王としての責務を果たそうと決意した。
少し駆け足気味かもしれませんが魔王の試練が終わりました。
正直、最初はこんなに長く書けると思ってなくて上下にしては良いものの意味ないとかなったら困るな………てなってました。
結局20話分これでかけてるので安心です。
しばらくベルフェゴールと生物兵器にスポットを当てていましたが、次回はやっと彼が登場します。お楽しみに。




