表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】転生したのは科学文明が地球より発展した世界でした  作者: モ虐
Ⅱ OYS EG NERIHSONUOAM (第Ⅱ章 魔王の試練 下)

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

113/170

CⅥ ⅩⅥ NERIHSONUOAM (魔王の試練 ⅩⅥ)


「この永遠(ループ)を………最後にしないと…………」

ザガンの声も虚しく、その永遠(ループ)では何もできず、ほんとに最後になった、次の永遠(ループ)に続く………



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



ザガンの魔力と生命力は擦り減っており、何をどう考えてもまともに動ける状態ではない。

ただ、前回や前々回の永遠(ループ)も同じような状況だった。

毎回、ループの真相に気づき、まだ限界は先だと温存していた力がある。



ーーーそう、神の駒の原動力だ。



「〈Ⅰ・邪槍(1st.シンズランス)〉・並行(デュアル)・〈Ⅲ・小槍虫(3rd.コフライ)〉!!」



ただ何もせず横たわり、〈怠惰〉に何度も死を繰り返した彼は、神の駒に原動力をため続けていた。

そして彼は大きなエネルギーを解き放ち、燃費の悪いその神の駒で一撃を放った。


邪槍を取り囲むように飛び回る小槍虫がベルフェゴールの体をゴリゴリ削ってダメージを与え最後に邪槍が風穴を開けた。




「なんで………てめーみてーな下位互換に………俺がやられてるんだ………?」

ザガンからの答えは、とても簡単で、それでもって今回の試練で判断するにはとても難しい話だった。

「今回の試練、4層で負けるたびに記憶を失って復活するんだ。だから、生命力や魔力がおかしい減り方をしている。最後の方のループなんてもう意味がわからないレベルの消耗具合だった。」


「てめー、何言ってるんだ?」

今回の永遠(ループ)しか知らない幻影(ベルフェゴール)は、ザガンの言うことが理解できていない。


「生命力や魔力、その他エネルギー系の消耗は引き継がれるなら、おそらく原動力も引き継がれるはずなんだよ。

ということは、ここで〈怠惰〉に負けを繰り返すことで、〈怠惰〉な俺はエネルギーを得ることができる」


「だからてめー………」

今回の永遠(ループ)しか知らない幻影(ベルフェゴール)は、ザガンの言うことを理解することを、半ば放棄した。


「俺もな、〈魔人〉としての意地ってもんがあるんだよ。お前ら倒して俺らが上だって見せてやりてぇんだよ………

座員も、もういねぇな。てことはもう生命力切れで死んだな………あいつらにもこの景色を見せてやりたかった………」


「〈魔人〉……?〈座員〉………?」

気になるキーワードが出てきて再び幻影(ベルフェゴール)は話に耳を傾けようとするも、もうその生命は長くなかったのだろう。

その場に霧のように散らばって消えた。



「残るは5層………俺一人で戦う…………!!」


そして、彼は残りのなけなしの原動力で術式を発動した。


「〈Ⅳ・邪花/生命の雫(4th.ムーンローズ)〉」



彼の体にほとんど残っていなかった魔力と生命力が蘇り、神の駒には原動力が再び宿った。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ