CⅡ ⅩⅡ NERIHSONUOAM (魔王の試練 ⅩⅡ)
トラウマを乗り越えたザガンと、その一行は再びダンジョン攻略を続けていた。
「ザガン様………4層、何もありませんよ?」
「3層のような仕掛けがあるなら入った段階で何かあるはずですし………」
「かと言ってモンスターも見当たらない………」
そう。これはあからさまな罠だ。
つまりは、もうすでに3層のような仕掛けが始まっているのだ。
3層では、過去の出来事と戦った。
4層では、今後起きる未来と戦う。
『大罪の余韻』のーーー
特に〈怠惰座〉のメンバーは直面する危機であろう。
「〈Ⅲ・小槍虫〉」
飛来してきた大量の槍を避けることもできずに多くの座員は死んでいった。
さらにザガンはなす術もなく突然意識を失った。
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「これが4層か?なんもない開けた空間じゃねーか」
「おい魔王、先代がそんな風に手を抜く訳ないだろ」
そう、生物兵器という優秀な部下は気づいていた。
「来るぞ」
煙が立ち込め、そこを襲うような形で神の駒を奪いにきた〈怠惰座〉。
を、仕留めたと思えた。
小槍虫で殲滅したはずなのにどこからか撃ち漏らしが出てきていてベルフェゴールから神の駒を奪っていたのだ。
さらに「〈Ⅲ・小槍虫〉」
彼は一掃された
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「ザガン様………4層、何もありませんよ?」
「3層のような仕掛けがあるなら入った段階で何かあるはずですし………」
「かと言ってモンスターも見当たらない………」
「これが4層か?なんもない開けた空間じゃねーか」
「おい魔王、先代がそんな風に手を抜く訳ないだろ」
時間はループし、永遠に続く。
彼が試練を潜り抜けるため。




