50話 9/13 改良魔法の確認、とりあえず後4つ作る
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そんな訳で工房に降りてきたわけだが、相変わらず広い工房だな。こんなにも必要ない訳なんだがな。仕方が無いだろう。とりあえずは誰かが使う予定は無いんだからな。
現在は荷物置きにしかなっていない。大量の皮紙と整頓された魔石インクがあるだけだ。材料保管庫もあるにはあるんだが、そこに仕舞う必要性を感じないからな。
道具は乱雑に置いているが、魔石インクだけは整頓してある。これが解らなくなると魔法の出来に係わってくるからな。皮紙は解らなくなることはないが、魔石インクは解らなくなる可能性がある。
入れ物はどれも同じだからな。ラベルが張られていなければ間違える。そんな初歩的なミスはせんよ。もう慣れたものだ。まずは道具に慣れることから始めないといけないだろうからな。
さて、魔法はどうだろうか。ちゃんと出来ているだろうか。出来ていないという事は無いはずなんだがな。想定通りになっているのかを確認しないといけない訳だな。
まず1つ目。魔法にはなっているな。これはゴブリンの魔法だな。数を増やして効果時間を短くしたんだったな。どういう変化をしているのかだ。
……ふむ、数は増えたな。これで41か。まずまずの量だろう。もっと多い魔法はあるだろうが、とりあえずはこれで十分だろう。数だけが全てではないからな。
他はどうだろう。威力は一見すると変わっていない気がする。これも毎回表現が変わるから当てにはならないんだけどな。同じであれば嬉しいんだが、そういう訳にもいかない。
効果時間は短くなっているな。これはこれで良いんだ。これぐらいの長さがあれば十分なんだよ。欠陥でも何でもないという事が解る。これはこれで良い。
範囲は相変わらず地上がどうのこうのと書いてあるだけ。これじゃあ解らん。追尾の機能も付いているはずなんだが、文章では読み解けん。そういうものだと割り切るしかない。
さて、その他はというと、それほど問題ないような気がしている。形については相変わらずだな。ゴブリンの形を取っている。属性も風属性。この辺りは指定したのと同じだからな。
とりあえずは使い物になりそうだという事は解ったな。数が増えている分解りやすくていい。とりあえず、改良はこれで良いな。後は使ってもらうだけになりそうだ。
誰に使ってもらうのかというのはある。ギースでも良いし、ジョージでもいい。アリアナでも構わない。とりあえずは前の魔法と比較できる人に使ってほしい。
それ以外の人は多分だけど、比較が出来ないからな。比較対象がある方が良いだろう。とりあえずは使ってもらうとしてだな。これは工房内にストックしておく形になるだろう。
さて、もう1つはと。これはマッドフロッグの魔法だな。これは速度を上昇させてくれとの依頼だったな。さてさて、どうなっているのだろうか。
……解らん。範囲は地上が云々となっているのはいるんだが、どうなんだ? 威力や効果は変わっていない様な気がするんだが、速さは範囲になってくると思うからな。
効果時間を短くしたんだから到達距離にはそれほど差はないと思うんだ。もしかしたら到達距離は伸びたのかもしれないが、解らん。この表現では解らんぞ。
こっちも使ってみてからの使い勝手を聞くしかないのか。速度アップは解りにくいはずだしな。まあ以前よりは早くなっているだろう。多分だが。
では、レッドベアの魔法はどうなっているのだろうか。とりあえずは量産するかしないかの判断をしないといけない訳だからな。さあて、どうなっているのか。
……ふむ。風属性で作れたことは作れたか。元が火属性でも風属性に出来るのは他の魔法と同じくか。そこまで縛られてしまったら魔法陣魔法は使い物にならなくなったわけなんだがな。
範囲は地上云々と。これも他の魔法と変わりなし。あまり距離は出ないだろうが、これは仕方がない。威力に極振りしてしまったのだから仕方がない。
効果には何か変な効果が付与されているという事は無い。普通の斬撃だな。爪での攻撃を考えればそれも当然の事だろう。当然だからそれはそれでいいとしてだな。
問題の威力なんだが、こんな表現は初めて見たな。ゴブリンを確殺できればいいかとは思っていたのだが、ワイルドボアでさえ確殺しそうな勢いのある文章だな。
かといって、中級魔法程の威力があるとはとてもじゃないと言えない。中級魔法はもっと理不尽な魔法だ。こんな生易しい威力ではない。旋風と竜巻くらいは違うと考えてもいい。
とりあえずはこれ以上の威力は必要ないとは思われる。これ以上の威力は過剰だ。飛竜山脈に持っていくならまだしも、ここいらで戦うのであれば、十分な威力を誇っている。
後はなんだかんだとあるわけだが、それらは大して意味のない事かなと。とりあえず、読んでみた感想としては、こんな高威力の魔法が必要なのだろうかという所なんだが、それ以外にどうしろとと言わざるを得ない。
威力を下げる代わりに何を付け足すのかという事になる。最低限の追尾機能はあるにしても、これでも15は出るんだからな。数を増やすか? 別にそれでもいいが、どうだろうか。
ニーズを計ってからだな。とりあえずはこれで作ろうか。後4つ程作ろう。売ってみてどうなるのかを判断してもらおう。必要であれば改良しよう。
兎も角はこれで。いったん完成形としておくか。前衛が要らなくなる魔法は必要ない気もするし、所詮は15しか出ないんだからそれ以外は突っ込んでくるんだろうな。
半額品だからな。感想は後でたっぷりと教えてもらうとしてだな。とりあえずは作ってしまおう。下書きした皮紙はあるんだからな。書き写すだけで良い。




