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貴族に転生したけど、平民落ちするので魔法屋をすることにしました  作者: ルケア


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48話 9/13 アントは食えるがノイジーバードは食えない、洗濯の準備をしておこう

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 さて、宣伝にならない宣伝をしたところで、飯は食う。やっぱり肉は良いよな。これはやはりワイルドボアの肉だな。しっかりとしていて美味い。多少筋張ってはいるがな。


 仕方が無いだろうに。筋肉の塊のようなものなのだからな。脂ののった肉が食いたければ畜産用の肉を食べればいい。そっちは少し値段は高めだがな。住み分けは出来ている。


 冒険者にとっての肉は、この硬めの肉の事を肉と言っている。柔らかい肉は食った気になれないそうだ。私はどちらとも好きだが。調理次第だな。


 それにおまかせと言っても丁寧に仕上げてある。筋切もされているし、几帳面な仕事であると思うよ。ゴロ肉が食いたい冒険者にはあまり好まれんかもしれんがな。


 野菜が食いたい奴にとってはこれでちょうどいい。少しの肉で良いんだ。どうせ冬になったら肉尽くしになるんだから。冬場の肉は主にワイルドボアとウルフと、後はアントだな。


 アントなんか食えるかとは思ったんだが、意外に行ける。虫だと思っていたんだが、魔物ではあるらしく、外骨格の癖に肉がたっぷりとあるんだよ。


 何というか、鶏もも肉って感じがしたかな。皮の付いていない鶏もも肉。そんな感じがした。意外に美味かったよ。蟻は食べれるとは思わないが、アントは食えた。


 だからアントには魔石インクがあるんだよな。皮紙は流石に無いんだが、魔石インクはある。なんとも不思議な話ではあるんだが、血があるみたいなんだよな。血なのかどうかは解らんけど。


 意外にも食えないのはノイジーバードだったりする。あれはもの凄く肉が臭いらしい。食べられたものではないとの事だ。豚の餌になるだけなんだけどな。


 豚くんは何でも食ってくれるからな。豚の舌はマヒしているのだろう。それか味覚がないかだな。ノイジーバードは食えんらしい。食べたことはないがな。


 ノイジーバードもまだ時期ではない。あいつらは12月頃と3月頃だ。団体で移動するのと、うるさいからな。直ぐに気が付く。ああ、今年も時期なんだなって感じだな。


 どうやら渡り鳥らしいんだよ。詳しくは知らんけどもだな。年中どこかに移動しているらしい。らしいというのはそうとしか思えないからであって、追いかけた訳では無い。


 まあとにかくうるさい。冒険者が狩っているのにも拘わらずうるさいんだよ。それだけ大量に居るって事なのと、どうしても空中にいるときは、魔法しか対処できないからな。


 そんな訳でだな。ノイジーバードも駆除対象である。体長が1m近くもあるバカでかい鳥なんだけどな。普通に飛ぶからな。重すぎて飛べないのではないかとも思うんだが。


 なんでも、翼を広げたときは5m程になるらしく、それで飛んでいるらしい。それでも飛べるのかと思いたいが、飛べているのだから仕方がない。


 なんにせよ、その内それ用の魔法も売れることになるんだよ。一応調べてはあるぞ。とりあえずは奴らは風属性だという事は確認されている。だったらとりあえずは火属性だな。


 それ以外にも、雷属性も弱点だという事が解っている。……なんとなく納得してしまうのは前世のせいだと思う。飛行タイプには電気だという認識で間違っていないはずだからな。


 ただ、氷属性はどうなのだと言うと、普通らしい。そんなことは無いと私の前世が言っているのだがな。氷と岩も弱点だろうと言っている。それはゲームのやり過ぎではないかとも思う訳だが。


 要は翼を折れれば効果は抜群だと思う訳だな。もっと言ってしまえば、凍らせることが出来れば効果は抜群だと思う訳だ。故に氷属性は効くのではないかと思う訳なんだ。


 まあ大人しく雷属性の魔法を作った方がよさそうではある。一応作ってはあるぞ。ノイジーバードでな。対ノイジーバードだからな。空を飛べないと話にならんのだよ。


 皮紙を取り寄せることが出来れば、ノイジーバード以外でも空を飛べる魔法は作れるが、初級ならノイジーバードだけでも良くないか? そんな気がしているのだが。


 おっと、朝食を長々と食べているとマナー違反だ。とっとと帰らなければな。……良し。これで良い。皿だけ返してとっとと帰る。早く店も開けたいしな。


 さて、帰ってきたが、まだ誰も来てはいないな。朝が早いとはいえ、流石にまだか。となると、とりあえず、洗濯の準備をしておこうか。服をまとめて置いておかないといけないな。


 後は盥も出しておかないといけないか。……作業場所は2階でいいか。1階は工房と店に特化させてしまったからな。洗濯作業は2階でしてもらおう。干す場所も2階にあるしな。


 とりあえず、ざっと20枚程あるんだが。中銅貨2枚と小銅貨何枚かが必要だな。こんなに洗濯物を貯め込んでいたのか。これはさぞ洗濯のし甲斐があるだろう。


 内心悪いなとは思っている。多すぎるような気がする。大丈夫なんだろうか。洗濯の依頼がどんな感じなのかを知らないからな。知っていれば何かしら思う所はあるんだろうが。


 まあそれ専用の人が来るんだから、私よりも勝手が解っているだろう。基本的におまかせでしか出来る事は無い。服も貴族だからと素材から違うという事は無いだろう。多分ないはずだ。


 駄目だったときはその時だ。売れば多少の金にはなるだろう。多少傷んでいようが古着としては買い取ってくれるだろうからな。その分服を買わないといけないが。


 何とかしようとは言いつつも、何とも出来ないからな。なるようにしかならんさ。さて、後は待つだけだな。洗濯は今後も任せようとは思っている。何日後が良いのかは聞き取らないといけないが。

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