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貴族に転生したけど、平民落ちするので魔法屋をすることにしました  作者: ルケア


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442話 10/25 ジョンソン来店

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 さて、身体能力強化魔法をミーガンに託した。結果は後だ。その内持ってきてくれるだろうと思う。ミーガンなら信用が出来るからな。急ぎってのも解ってくれているだろうし。


 結果はその内持ってきてくれる。その後から色々と考えればいい。詳しくはミーガン待ちだな。実験と解ってくれているだろうから、色々と情報が貰えるだろう。


 正直な所、冒険者の平均がよく解らないんだよな。身体能力強化魔法で+100だとしよう。平均値はどの辺だろうかという事になるんだよ。恐らくだが、身体能力は鍛えられる筈なんだよ。


 荷車の事を考えて貰えば解ると思う。日に日に軽く感じるようになるはずなんだよ。筋肉がついたからという可能性も無くはないんだが、筋肉がついたら身体能力も上がるはずなんだよな。体の周りにあるあの色も分厚くなるのかな?


 魔物と戦えば戦う程に強くなっていっていると思う訳だ。所謂経験値だな。それで強くなっているのではないかと思われる。そうしないと、飛竜なんてとてもじゃないが戦えないだろうからな。


 上級に位置する魔物だ。中級魔法で戦うのが普通だとしても、前衛無しで戦う事は現実的ではない。前衛は必ず必要になるんだよ。前衛無しの魔法使いなんて、ただ立っているだけの的になるじゃないか。前衛も強くないとおかしいんだよ。


 ある程度は才能が関係してくるんだろうけどな? 魔力が才能の様に、身体能力もまた才能だろう。体が大きい小さい、筋肉が付きやすい付きにくい。色々とあると思うんだよな。


 まずは結果待ちだ。それによってどの位強化されたのか、冒険者の平均がどの位なのか、それも考えないといけなくなってくるだろうからな。


 そして、鑑定魔法なんだが、私の身体能力強化魔法を売りに出すときは無くても良いかという結論に達した。私の魔法は誰でも使えるからな。秘密にしないで公開することにする。


 だから、クライヴ君とリアムが作る時に一緒に売る事にするんだよ。鑑定魔法を使うのに、相性が悪いとどうなるのかは解らないからな。見えなくなるのが一番不味いんだよ。


 見えるけど、時間が短いとかであればいいんだが、見えないのが一番の問題なんだよ。それを回避するために、鑑定魔法は私が作ることにするんだよ。


 勿論、それに伴った情報もある程度公開する予定である。何処まで公開するのかというのは、難しい所ではあるんだが、私とクライヴ君とリアムの魔力の色は公開してしまっても良いだろう。


 その方が客も解りやすいだろうからな。解りやすいことは良い事だな。問題は自分の色を確認してくれる魔法使いがどの位居るのかなんだが、これに関しては何も心配していない。自分の魔力の色が気にならない魔法使いなんて居ないだろうからな。


 だから、身体能力強化魔法を2、鑑定魔法を8用意しようと思っている。それだけあれば足りるだろうと思うんだよ。色んな人の魔力の色を見て貰えれば助かるんだよな。


 後は、身体能力の色も一応確認できるのか、確認しておいて欲しい所なんだよな。一応ではあるんだがね。何に使う訳でも無いんだが、見れるんだから一応な。


 そんな感じで行こうと思っている。色々とあるとは思うんだが、何とかなるだろうと思っているんだよ。身体能力強化魔法が流行れば、もの凄いことになるとは思うんだよな。


 まずは、狩りの効率が上がるだろう。身体能力と行っても、色々とあると思うんだが、単純な力もそうだろうとは思うんだが、五感も強化されると思っているんだよ。視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚とね。ベースはレッドベアのものではあるんだけど。


 視覚はあまり強化はされないはずだ。確かだが、熊はかなり近くまで来ないと獲物がなんなのか解らないって話を聞いたことがある。


 逆に嗅覚や聴覚はもの凄く優れていたはずだ。という事は? 魔物を発見しやすくなるという事なんだよ。斥候にもかなりの強化がされる筈なんだよな。


 まあ、魔物の事なので、熊の知識が当てはまるのかは知らないんだけども。熊の嗅覚は土の中の木の実の匂いまで解るらしいし、かなりの強化が期待できるんだよ。


 そう、身体能力強化魔法とは、前衛の活躍だけにあらず。斥候まで強化出来るんじゃないかと思っているんだ。だからこそのミーガンなんだが。確かだが、クランがそこまで大きくなかったはずなんだよな。殆ど全員に魔法をかける筈なんだよ。


 問題は色々とあるかもしれないが。平原が臭すぎて斥候の仕事が出来ないとか言われても解らんからな。その辺は、慣れて貰わないと困るだろうが。


 多分大丈夫だろうと思うんだよな。レッドベアが駄目ならゴブリンにするだけだ。イメージ的には、弱くなりそうな気もしないでも無いんだがね。ゴブリンなら五感が急激に変わるという事も無いとは思うんだよな。所詮はゴブリンだし。


 詳しいことは解らない。その為の実験なんだから。ミーガンの結果次第で売り物になるのかが決まるんだよな。売り物にはなると思うんだ。苦痛を伴うのかだよな。


 出来れば苦痛は感じない方がいいんだがね。五感の強化は出来てしまうと言うか、影響を受けてしまった結果、そうなるんだろうなって感じだからな。


カランカラン


「いらっしゃい。ゆっくりと見て行ってくれ」


「いらっしゃいませ!」


「店主、また来たぞ。思ったよりもいい魔法だった。特にあの雷属性の魔法には驚かされた。驚いたのはいいんだが、あれに頼り過ぎるのもどうかとは思ったな」


「ああ、それはそうだろうな。かなり便利な魔法に仕上がったとは思っているんだが、あまりにも便利すぎるという事が懸念材料なんだ。平原であれば、あれ1つで足りてしまうからな」


「だろうな。今回はワイルドボアに使ってみたんだが、思った以上だったよ。あれがウルフにも本当に効果があるのだとしたら、前衛はかなりの楽が出来るだろうな」


「ウルフの方が面倒だとは聞いているからな。そちらの方が連携が面倒なんだったか? ワイルドボアの突進も相当だと聞いてはいるんだが」


「ウルフの方が厄介だ。単純に突撃だけしてくるよりも余程面倒だな。魔法の効果範囲を把握してくることは無いから良いものの、タイフーンウルフまでいくと、そこも見抜いてくるとのことだ。俺のクランはそこまで冒険することは無いんだが」


「確か、薬屋もやっているって話だったよな。薬屋もやっているのであれば、あえて危険なタイフーンウルフを狙う必要も無いのか? だが、流石に金額が違うだろう?」


「金額は違うが、非戦闘職も食っていけるだけの技術があるからな。わざわざ狙う必要が無いってだけだな。依頼があれば狙う事も出来るが、負傷者の事も考えないといけないからな」


「薬で治る怪我であればいいんだろうが、そんな訳にもいかないんだろう? 骨折なんかを治す薬は無いと聞いているんだが」


「あれは時間で治すしかない。まあ、矯正はするがね。経験はしない方がいいぞ。聞いた話だと、もの凄く痛いらしいからな」


「まあ、そうだろうな。魔法使いが骨折なんかしたら、戦力が落ちる。それに半壊滅状態になっているはずだろうからな。魔法使いには骨折の経験なんか無いだろう。で? 私の魔法ばかりを見ているという事は、私の魔法が合って、弟子の魔法は駄目だったという事か?」


「そもそもだ、弟子の魔法も何も前回は買ってないぞ。今回は買っていくつもりだが。これで良いんだろう? この魔法を貰っていこう」


「そうか。そうだったか。クライヴ君、会計だ」


「はい。中銀貨5枚になります。……丁度頂きました」


「毎度どうも。またどうぞ」


 行ったか。クライヴ君の魔法が合うかどうかは本当に運だからな。いい人も居れば、悪い人も居る。ただ、今後はリアムも同じ色の筈なんだよな。客を取り合わなければいいんだが。まあ、何方にしても、魔法が売れてくれることには変わりがないんだがね。

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― 新着の感想 ―
[一言] 傷口を塞ぐとか骨をくっ付けるの単純な治癒魔法は出来そうだけど作らないのかな?
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