435話 10/24 55人目の客
OFUSE始めました。
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で、魔道具に関して何だが、とりあえず除湿器はあれだろ? 何とか商業ギルドに報告が終わってない事を祈る他ないだろう。安く買い叩かれていないといいんだけど。
そしてクーラー。火属性と闇属性の魔石を使う事で良いと思うんだよな。間違っていたらすまんとしか言えなんだけどな。実際に開発してみた訳でも無いんだから。
あくまでも想像の範囲内の話でしかないんだよな。闇属性が何をしているのかが問題なんだよ。干渉できることは解っているだろう? 私も干渉されたんだからそういうものなんだろうなって思っているんだが。精神干渉が出来るんだから、他の魔石にも干渉できるだろ。
無理やりな感があるが、出来たらいいんだよ。出来なければそれまでなんだから。正解なんて知らないんだから、これで良いんだよ。出来たら報酬を貰うってやり方で良いじゃないか。結構な金額になると思うんだよ。貴族が絶対に欲しがるだろう?
夏は暑いんだ。湿気もあるから本当に暑いんだよ。これで湿度が無ければまだマシなんだが、湿度が本当に邪魔なんだよ。だからこその除湿器なんだけど。加湿器? 絶対にこの都市では需要が無い。
他の都市では解らないけど、加湿器はあると思うぞ? 火属性の魔石だけでいいんだからさ。水蒸気を発生させればいいんだから簡単だよな。既にあると思われる。
ヒーターの魔道具があるんだから問題なく有ると思うんだよ。北に行けば行くほどに需要があるのかな? 乾燥地帯では必要ってだけなんだろうが。周辺にあるんだろうか。
実はと言うと、この都市から出たことがないんだ。だから外がどうなっているのかは知らないんだよ。他の町にも行けたら行っておいた方が良かったんだろうが、今更行く意味なんて無いからな。
大抵の物は集まってくるようになっているからな。都市である所以だな。領都というのもあるんだけど。公爵領は広いらしいぞ。地図でしか知らないけどさ。
魔道具もその土地で必要な物が開発されていると思うんだよ。難しいものは除いての話にはなるんだがね。難しい魔道具を作れれば一儲け出来てしまうからな。特に貴族に売れるのであれば、もの凄く高値で買ってくれるぞ。商業ギルドがになるが。
当然ながら、独占することも可能だが、そういうものは真似されるのが落ちなんだよ。貴族が手に入れる。専属に解析させる。模造品を作り上げる。商業ギルドに持ち込むという風にな。貴族にはキックバックはあるぞ。いい値で売れるだろうからな。
だから、積極的に商業ギルドへ情報を売った方が良い。売らないでも良いと思えるくらいに複雑な物であれば、独占してもいいんだが、それしか作れなくなることを考えると公開した方が賢い。
私も同じ魔法を延々と作るのは嫌だと思うからな。同じ作業を延々とやり続けられるのであれば、自由にすれば良いと思うんだが、私には無理だと思う。
で、魔道具なんだが、何かいい魔道具が無いものなのか。土属性の魔石を使えるのであればなお良しなんだがな。土属性の魔石が一番余っている。余っているんだから、使わないと勿体ないんだよ。
アントとマッドゴーレムが居るからな。この2種類は皮紙が取れない。だから、魔道具に使うしかないんだよ。アントはまだ魔石インクには出来るんだが、皮紙も合わせた方がいいからな。
土属性か。何があるんだろうか。土と言えば農業な訳なんだが、農業に魔道具が必要なのかという話になってくるだろう? 農業にあればいい魔道具ってなんなんだろうか。
野菜作りに使う魔道具と言えば? ビニールハウス栽培用のヒーターとかか? 夏野菜を年中食べられるように出来るが、もの凄く費用がかかるよな。
しかも使うのが火属性の魔石なんだよ。使いたいのは土属性の魔石なんだよな。ヒーターでは土属性の魔石を使わないからな。他に何が必要になるんだろうか。あれか? 土を掘り起こすあれか? あの乗り物の機械。名前は知らないけど。あれを作るくらいなら車を作るよな。
車なら貴族に売れるから高値で売れるぞ。馬が必要ない馬車だと言えばいいんだろう? 事実そうなんだから、車を作れれば売れる筈なんだよ。かなり面倒な事になるとは思うんだがね? 交通関係の整備が必要だよな。主に魔物対策な訳なんだが。
当然ながら、車を使うのは都市の外だ。中で使う事もあるんだろうが、メインは外だろう。そうなってくると魔物対策が必須だ。魔物よりも遅いと問題しか出てこない。
ワイルドボアよりも遅ければどうなるのか。突進されるのが目に見えるようだ。後ろからならまだマシで、横からとか前からとかやられたら最悪だろう。もの凄く頑丈に作らないと車が壊れるし、乗ってる人も死んでしまう。安全対策は必要だろうな。
問題は大きい。とてつもなく大きい。どうせスピード制限なんて考えないんだから、まあ死ぬよね。貴族が死んで困るかと言われたら、あまり困らないんだけどさ。結構な数が居るんだから、多少減ったとしても大丈夫だ。代わりは幾らでもいるんだもの。
カランカラン
「いらっしゃい。ゆっくりと見て行ってくれ」
「いらっしゃいませ!」
「こんな場所にも魔法屋があったんですね。見せて貰っても良いですか?」
「ああ、見て行ってくれ。そして買ってくれ。買ってくれればそれだけ売り切れに近づくからな。それと、その括ってある紐は解いても良いものだからな。見終わったらまた括っておいてくれ」
「ああ、これは解いてもいいんですね。解りました。それと、色は関係ありますか? あそこの端の所だけ赤いものが置いてあるんですけど」
「色は作り手を表している。白は私の物で、赤は弟子の物となっている。そうやって見分けているんだよ。それでだ、名前と所属しているクランを教えて欲しい。客の名前と顔は一致させておきたいんだ。出来れば狩場も教えてくれると助かる」
「良いですよ。僕はダンスです。クランは祝福の魔女という所に所属してます。狩場は平原です。なるべく奥に行けるように頑張っているところですね」
「クランが祝福の魔女か。確かバーバラという魔法使いも同じクランだったと思うんだが、どうだろうか。知っているのであれば魔法を見たことがあるかもしれない」
「バーバラさんなら知ってますよ。というと、出所が不明なあの魔法がここの店の魔法なんですね。確か雷属性の魔法を使っていたと記憶しています。弱点でもないのに何で使うんだろうとは思っていたんですよね。なんでなんですか?」
「雷属性である必要が無い魔法だからだな。雷属性になったのは偶然なんだ。効果を突き詰めていったら雷属性の魔法になってしまったと言った方が正しいのかもしれない。要するに、雷属性である事は関係ないんだよ。平原の魔物であれば、全ての魔物に効果があると確認できている」
「全てですか? それはタイフーンウルフを含めての全てなんですか? 僕のクランの目標がタイフーンウルフの討伐になっているので、そこでも使えるのであれば有難いんですが」
「使えるぞ。まあ、数発当てないといけないのは仕方がないんだが。初級魔法でタイフーンウルフの相手をしようと思うと、どうしてもな。……ない訳ではないんだが、こっちは実験できていないから、何とも言いようがないんだよな」
「そうなんですね。解りました。それでは、お弟子さんの魔法も含めてこれを買っていきたいです」
「そうか。クライヴ君、会計だ」
「はい。中銀貨2枚になります。……丁度頂きました」
「毎度どうも。またどうぞ」
行ったか。+3魔法を売ってもいいかもしれないと思ったんだが、タイフーンウルフはあくまでも目標であって、討伐対象では無さそうだったからな。
それに、まだ実験もしていないんだ。新規の客にいきなり実験を持ちかけるのもどうかと思うだろう? 魔力の色が合わない可能性もあるのに、変なことは出来ない。
まあ、私の魔力の色が合わないって事はそうそう無いとは思うんだが、もしかしたらがあるからな。使えませんでしたと言われた時のリスクが大きい。出来れば成功という結果で実験を終了させたいと思うんだよな。今後も作る事にはなるんだろうが。




