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41話 9/12 改良版の魔法を売る、魔法の改良をとっとと終わらせよう

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 さて、ギースは帰っていったが、ジョージは残ったままだな。まだ魔法を見ている最中だ。そこまで違わんとは思うのだがな。言っても仕方のないことなんだがな。


「なー店主、魔法の改良はどないなったん? そういや出来るみたいなこと言うてたやん? この魔法を見るにまだ反映されてないんやろ? 出来るもんなんか?」


「ああ、できなくはない。今はワイルドボアの物から改良中だ。ゴブリンとマッドフロッグの物についても構想はあるが、手を付けてはいない。今はワイルドボアからだな。それと実験的にレッドベアの魔法も作ろうと思っている。試作品が近々出来上がる予定だ。良ければそれも試してみてくれ」


「実験用の魔法は負けてくれるんやろ?」


「当然だな。その分後で情報は貰うがな。後の情報込みでの値段だ」


 流石に半額にする以上は、それの関係でそれ以上は負けられん。後での情報料次第では負けてやるのもやぶさかではないが、普通の感想だった場合は負ける気はない。


「でも情報も有力な物があれば買ってくれるんやろ? その言い方やとそうなるやろ。流石やわあ。自分が買うときにあればええけどな」


「それなりに数は用意するつもりではいるが、売っているかは運だからな。その辺は諦めてくれ。ああ、それと既存の改良版については安売りをするつもりは無いからな。あくまでも改良版だからな。ある程度の効果は解っているんだ」


「それはまあ仕方が無いな。改良されたらされたで解るんやろ? 今見せられるか?」


「ちょっと待っててくれ。今魔水に浸けてある状態なんだ。出来ていたら持ってくる」


 昨日ちょっと作業をして浸けてあるんだ。恐らくは出来ているとは思うんだがな。改良は六芒星にしてみた。これで融通が利きにくくなったが、範囲は増えたはずだな。横一列に並ぶかどうかは解らん。それは試してみないことにはな。


 魔法は完成していた。もちろんレッドベアのものはまだだ。そっちは明日になるだろう。それも使ってみないことには解らないのだが、とりあえずは半額品だな。


「これだな。見比べてみてくれ」


「拝見させてもらいましょ。……威力は多分変わってないようやけど、範囲は解らんな。数は減ったけども、これが横に並ぶんやったら範囲は増えたと思ってもええやろとは思うけどもやな」


「相変わらず地上だろう? そういう物なんだ。とりあえずそれは使ってみてくれ。恐らくだが、変わっているはずだ。ただ、追尾の方は弱くなっていると思うから、使う方向だけは間違えないでくれ。恐らくだが間違えると無意味になる」


「解ったわ。これも買わせてもらうとするわ。後の改良はまだなんやな?」


「ああ、まだだ。5日もかからんとは思うがな。それまでには終わらせる予定でいる」


 改良案はそこまで難しいものではない。微修正だからな。少しだけ変えるから文章には反映されるかは解らんところなんだ。精霊の意訳が入っているからな。


「わかったで。またその時には買いに来るわ。店頭に並んでると嬉しいなあ」


「流石に解らん。言って貰えば出すが、まずはここにある物を売り切ってから改良版を出すことにはなるだろうな」


「それはまあ仕方がないか。じゃあ店主、これとこれと、後こいつな」


「ああ、中銀貨3枚だな」


「店主店主。洗濯の情報料を忘れてまっせ」


「……中銀貨2枚と小銀貨7枚だな。流石にこれ以上は無理だ」


「おっしゃ、流石。これでええんやな。じゃあまた来るで」


 どこまでも情報料を取られるのは仕方のないことだ。なるべくなら定価で売りたいんだがな。そうは中々させてくれないんだろうな。次回からはそうでも無いとは思うけどな。流石にネタは切れただろう。まだあるんだろうか。


 まあともかく、改良版の魔法も出ていってしまったことだしな。結果待ちだ。それでいくのかどうかは結果を聞いてからでも遅くはない。自信はあるのだがな。


 さて、改良をさせてもらうとするか。次はゴブリンだ。あれは数を増やしてくれとの事だったな。追尾と威力と範囲は変えずにと。範囲は多少は短くなっても問題は無いだろう。


 範囲は10分も持てばいいだろうからな。流石にかなりの距離を走らせることは無いだろう。見えた敵にぶつけるのなら10分もあれば十分だ。


 ゴブリンの魔法は、もともと三角形だったか。ならば六芒星にするか。威力はそこまで弄らなくても大丈夫。追尾は追記しないといけないだろうな。


 範囲に関することは抜いてもよさそうではあるな。これを数に替えれば問題なさそうではある。数と言ってもいくつになるのかが解らんのだよ。偶に文字の上手さで上下するからな。


 さてと、これで良いか。これだけ書いておけば数は増えるだろう。思ったような魔法になるのか解らんところではあるんだが、とりあえずはこれで良いだろう。


 後はマッドフロッグの魔法だったな。あれは四角形だったが、そのままでよさそうだよな。速度を上げるだけでよかったんだったな。


 あれは地雷ってイメージだったから速度に関しては何も考えてなかったんだ。ぶつかっていく想定では無かったんだが、そっちの方が良いという事なんだろう。受け身の魔法はあまり好まれんという事なんだろうか。


 威力はこのままで。数もこのまま。範囲に関してはこっちも抜いてもいいかもしれんな。距離を稼ぐことはしなくても良いという事だからな。速度でそれをカバーすればいいんだからな。


 ではこれで良し。とりあえずこれで良いだろう。これも魔水に浸けておくか。明日には出来ているだろう。どれ、少し店の方に行ってみるか。

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