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貴族に転生したけど、平民落ちするので魔法屋をすることにしました  作者: ルケア


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395話 10/20 アリソン来店

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 今は落ち着いている。さっきまでの事が嘘だったかの様に。神の存在を信じている訳ではないが、精霊ならあり得ると思ってしまう私がいる。身近に居るのではないかと。


 勿論、見えないんだ。見えていたら大変な事になるだろうからな。討伐隊が組まれる事だろう。対策も何もしていない気がするんだけどな。闇属性の上級魔法なんて、準備しているのかも解らない。それだけ特殊事例なんだからな。精霊召喚か。出来なくはないんだろうな。


 出来てしまったら、どうするんだろうか。魔法を使って精霊を呼び出したとして、生きていられるのか。まず死ぬと思うんだがどうだろう。人間に友好的だと誰が決めたと言うのか。敵対的であっても驚かない自信がある。中立ならまだやり様があるのかもしれないが。


 そんな都合の良い事は無いだろうな。私は敵対してくると思っている。未知の存在なんだから。その位の事になるのは、仕方がないと思うんだよ。どう使うかに因るんだろうけど。


 敵国の真ん中で召喚に成功したら、多大な被害を与えることに成功するだろうな。魔法使いは死ぬ前提の話になってくるんだが。逃げる隙があるんだろうか。私は無い気がしている。運よく、友好的な精霊を召喚できれば、生き残れるのではないかと思うんだが。


 そんな魔法は無いわけなんだよ。無いはずだがね。精霊を呼び出す魔法があったら、それはそれは凄い魔法だろうとは思うが、使っても死ぬことが確定しているのであればな?


 まず使わないだろうし、その被害を誰が補填してくれるんだろう。当然国が面倒を見ないといけないんだろうが、精霊を倒すのにもどれだけの犠牲者が出るのかが解らない。


 精霊を呼び出せたらの話なんだけどな。現状で出来るのかどうかは解らない。文字列閥なら何とかなるんだろうと思っているが、そんな魔法を作るのかと言われたら、作らないだろうな。自爆特攻を行う事と同じことだろうから。そんな事は誰もやりたくはないだろう。


 魔法兵の教育次第かな。どんな教育をしているのかは知らないが、洗脳に近い事をやっているのであれば、出来てしまうんだろう。前世でもあったからな。自分の命を数に数えていない事が。


 普通の戦争では中々見られない光景ではあるんだが、宗教戦争となると変わってくる。自分の命よりも、宗教の方が上にあるからな。宗教の為に命を投げ捨てる事はあるんだよ。


 それこそ、自爆紛いの事をやりかねないんだ。それを正義だと思って行っているんだから。死んだ後の事は考えない。宗教の為に死ぬんだから、間違っていないと思い込んで死んでいく。


 私的には間違っていると思うんだがね。宗教に殉じると言うのは。あくまでも宗教。生き方の指標であり、死の理由にはならないはずなんだよ。それでも宗教を理由に死を選ぶ人が後を絶たないくらいには、死人が出ていたと思っている。色々なやり方でそれを行うんだよ。


 宗教の影響力が薄い地域の出身だからな。余計にそう感じる。神が居るとは思っていない。自分自身の生き方は自分で決める。神に決められた事をするわけではない。


 そうしないと、自分が自分で無くなる気がするんだがね。それで楽しいのか。そういう疑問が湧いて出てくる。もっと楽しく生きる方法があるんじゃないか。そう思えてしまう。


 産まれたときからの刷り込みなんだろうけどな。宗教家の考えは恐ろしいと思う事もある。何をして生きるのか。自分はなんなのか。決められているんだから。


 私は信じていない。6神教も、それ以外の宗教も。神は居るとは思っていない。居たとしても傍観者だろう。こちらに積極的に関与してくるとは思っていない。ただ見ているだけだろうと思っている。


 それが当たっているのかは解らない。そんな事を確認できるはずもない。だからこそ考えないといけない。この世界で宗教は何を成そうとしているのか。信仰を集めて何をしようとしているのか。それが解らないと、かなり怖い事になってくる気がするんだよ。


カランカラン


「いらっしゃい。ゆっくりと見て行ってくれ」


「いらっしゃいませ!」


「こんにちは。また来たよ。雨の中だけど。昨日から怪しいとは思っていたんだけどね。やっぱり降っちゃったかって感じだよ。あんまり降って欲しくは無いんだけどな」


「雨だからと言って、休みになる訳でもないからな。こっちは全然気にしていなかった。やる事は変わらないからな。魔法を売る。これだけなんだ」


「そうだよね。そうなんだけどさ。雨が降ると狩りの効率も落ちる訳だよ。特に泊まり込みで行っているクランなんて最悪だよね。準備をしていたら良いけど、大抵はしていかないんだよ?」


「まあ、そうだろうな。雨の準備をするという事は、荷物がそれだけ必要になるという事なんだろう? それは避けたいだろうからな。降らないことを祈って行動するしかないんだろう」


「そうなるんだよね。大きいクラン程大変なのさ。かといって、小さいクランで良いのかって言われたら、駄目じゃない? って思うけども。ある程度のクランの大きさが必要だよね。何をするにしても、人数が必要になって来るし。人を集めるのには苦労をするんだけどさ」


 気持ちは解るな。アリソンに教えて貰ったことだとは思うが、それなりに荷物を持っていかないといけないのが冒険者だ。水に食糧、その他魔道具を持っていかないといけない。


 大変だろうとは思う。人数の分だけ荷物が増えるんだからな。減らせる様なものでもないし。減らしたいのは山々なんだろうが、それだと生きるのに必要な物を削らないといけない。そんな中なのに、雨対策用品なんて毎回毎回持っていけないという事なんだろうな。


「荷物の件は解った。大きいクランだとそれだけ持っていくものも増えるという事もな。それで話は変わるんだが、魔法はどうだった? 来てくれたという事は、魔力の色が合ったんだろう?」


「1つはね。弟子の魔法は駄目だったけど。1つでも合えば良いかなって思ってたんだけど、良かったよ。また魔道具の話もしたかったしね。それも意外に良い魔法でびっくりしたかな」


「意外なのは仕方がないな。そもそも魔法自体が他の魔法屋とは違うからな。珍しい魔法だろうとは思うんだが、慣れてくれ。私からはそういうほかないんだよ」


「慣れるのはそこまで難しい事では無いと思うよ? 使いやすい魔法ではあったからね。独特の癖はあったけどさ。それを加味にしても良い魔法だと思うんだよね」


「誰が使っても、それなりの成果を出せるような魔法にしてあるからな。他の魔法とは色々と違うのは仕方がないんだが、そんなのでも使えるんだよ。悪い魔法では無い筈なんだ」


「むしろ良い魔法であったとは思うんだよね。そりゃあ他の魔法に比べると、数が少なかったりするけどさ、それ以上に当たるんだから良いじゃない? 当たらない魔法も結構あるんだよね。空撃ちっていうのかな。無駄になる事もあるんだから、これは良い魔法だと思うんだよね」


「それはそうだろうな。追尾機能が付いているんだから。緩めの魔法もあるんだが、大体の魔法には付いている。威力もそこそこあるとは思っているんだよ」


「そ。だから慣れるのも難しくないと思うんだよね。結構貯め込んでも大丈夫なのかなって思うくらいには良い魔法だと思うよ。今日はとりあえずこれだけ買っていく予定」


「そうか。クライヴ君、会計だ」


「はい。中銀貨7枚になります。……丁度頂きました」


「毎度どうも。それでだな。東の大通りで携行食屋を始めたんだ。良ければそっちの方も覗いてやってくれないか? 珍しい携行食になるとは思うんだが、まあまあの出来の筈なんだ」


「あれ? 魔法屋だよね? 携行食屋って干し肉でも作っているの? 干し肉は確かに沢山欲しいけどさあ。干し肉だけあってもね? その他の物も持っていくし。なんなら調理もするしね。流石に干し肉だけで1泊しようとは思えないんだよね。まだ泊ったことは無いけど」


「干し肉では無いんだよ。簡易スープの素と言って、粉なんだ。お湯をかけるとスープになるんだよ。例の魔道具店に行って思い付いたと言ってもいい。会心の出来だとは思うぞ。味も満足できるレベルの物が出来上がっているからな。ただ、雨の日には止めておいた方が良いだろうが」


「何か不思議な物が出来上がったんだね。良く解らないけど、携行食の種類が増えるのは歓迎かな。干し肉だけ齧っているのも嫌だし。野菜を持っていくのも重いしね」


「それ相応の値段がするわけだが、持っていって損は無いと思う。水が生成出来る魔道具が出来上がれば、簡単にスープが飲めるだろう。そう言えば、それの進捗状況はどうなんだ?」


「もう出来ているって。後は試験を何度かして、効率化と単純化をするんだって言ってたけど。ちょっと前の話だから、もうできているんじゃないかな。水問題は結構大変なんだよね」


「出来たのであればいいさ。出来ないってなるのは嫌だったからな。その分の金は貰っているんだ。成功してくれたようで何よりだ。何時買えるようになるのかは解らないが」


「仕方ないんじゃない? まずは貴族や軍から使うんだろうし。冒険者クランに回ってくるのは、もう少し後かなあ。楽しみだけどね。それじゃあ、また来るね」


 行ったか。魔道具も出来たみたいで良かったな。湿気がある方が生成しやすいだろうから、平原や森、沼地では重宝するだろう。砂漠だと厳しいだろうが。その辺は試してもらわないとな。

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