372話 10/17 簡易スープの素の店の準備は整った
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飯を食って、魔法を作って、商業ギルドに行ってきた。店の場所の選定も従業員の住まいの場所も決めてきたぞ。こういうことはとっとと終わらせるに限るんだよ。
店の場所を決めるのには、難航した。とりあえず、大通りに面したところでないといけないと言うのは、十分に解っている話なので、大通りに面したところで探したんだが、高いんだよな。
仕方がないんだよ。ある程度の値段はするんだ。ただ、前に何の店舗だったのかが重要で、場所の選定をするにあたって、基本的には元食事処は駄目な訳だ。
基本的には、改装する予定は無いんだよ。だから、売り場は狭くても良いんだ。それこそ、カウンターがあればいい程度のものなんだよな。簡易スープの素を売るだけだから。
店頭に並べて売る訳じゃない。見本はある程度必要だから、壺に入れて幾つかは用意しておくんだけど、重要なのは奥の方だからな。そっちで作業をするんだから。
とりあえず、1日でどの位作れるのかを検証している最中ではあるが、一応2万食としておこう。それは、前日に作って置いておくと言うスタイルを貫く方針だ。
作ったそばから売っていたら、大変で仕方がない。だから、生産した分を明日に売るという手法を採らせてもらう。これである程度の需要と生産量を見て、今後どうしていくのかの予定を立てるつもりでいる。需要があれば、量産体制を整えないといけないし、需要が無ければ教会への寄付分を作って貰う事になるだろう。何方にしても、元は回収するつもりだが。
出来ないとは思わない。元は回収できると思っている。売れ残りの心配をするよりも、需要が過剰にあると言うのを危惧しないといけないと思っている。売れると思うんだよな。
干し肉だけで良いわけがない。それで足りているとは思わない。水分はどうしても取らないといけないんだ。何もない水を飲むよりは、スープにした方が良いに決まっている。
だから10人で足りるのかを考えないといけないと思うんだよな。本当に10人だけで足りるのか。店も1店舗で足りるのか。その辺も考えないといけなくなるだろう。
需要があれば、2店舗3店舗と増やしていけばいい。従業員を増やすにしても、作業場が必要だからな。2階までは使えるが、3階は居住スペースにしたいんだよ。
完全な無人にするのは、ちょっと危険かなって思っている。だから、店長となる者については、店の番人もしてもらう。その方が良いだろうとの判断だな。それ以外は他の住宅にだ。
今回は店舗になる店も含めて4軒購入した。いい出費だった。金貨が飛んでいくんだよ。仕方がないだろう? それなりの立地を求めたんだから。スラムの方だと不安があるしな。
そう、私の魔法屋よりも立地が良いんだよな。ここなら大丈夫だろうという所に構えている。ギリギリスラムには入っていないと言う場所にあるんだが、そこだと、人の目にももの凄く止まるんだよな。
なんて言ったって、平原から帰って来る人たちの目の前に店があるんだから、当然の結果だとは思うんだけどな? 東の大通りに面したところを確保した。
今日来ている全員をその辺に引っ越しさせるため、ある程度の時間は必要にはなるが、まあ大丈夫だろうと思っている。引っ越しもそこまで荷物がある訳では無さそうだしな。
そして、勿論ながら幟も準備した。作成予約を取り付けたぞ。幟もある程度普及してきているらしく、特に大通りに面していない店が導入していると聞いている。
そりゃあ、大通りに面している店は、そもそも認知されているんだから、もう客は必要ないと言ったところなんだろうと思うんだよな。これ以上はパンクする。今でもしているんだけどな。
食事処なんて、空きを探す方が大変なんだから、仕方がないだろう? まだまだ需要はあるとは思うが、それでも潰れる店もあるんだ。最低限度の味は必要なんだよな。
不味いと思われたら、客は来ないからな。だから、携行食も不味いと思われない様にしないといけないんだけど、十分な美味しさがあるからな。後は、費用の問題だけなんだよ。
ワイルドボアの骨が何時に有料化するかだな。有料になったら、それはそれで困るんだけど。値段はなるべく据え置きで行きたい所。今でもちょっと高いかな? って値段設定だしな。
大銅貨3枚で1食分を売るつもりでいる。高いよな? 干し肉なら大銅貨1枚でも十分だとジョージが言っていたからな。それでも、需要はあるとは思うんだがね。
大量に売れると思っている。簡易スープの素は流行ると思っている。投資した分は回収できると見込んでいるんだよ。それだけの額は回収しないと、何のために店を開いたのかが解らなくなるけどな。
大金貨が飛んで行ったんだから、回収できると良いんだけど。元を取るのに5年くらいはかかりそうか? その位の月日は必要だとは思う。時間はかかるが、大丈夫だろう。
真似をされない限りはな。真似をされる危険性はあると思っている。作り方は簡単だからな。スパイでも入れば、簡単に割れる。それに、ワイルドボアの骨が材料だと言う事も簡単にバレるんだよな。
仕入れをしないといけないんだから、当然だとは思うんだけどな。大量に貰って行っていたら、解るだろうって話なんだよ。真似されても大丈夫って訳ではないんだよな。
品質を保証するものは、何処にも無いんだから。同じものを作ろうと思えば、簡単に作れてしまう。そう言ったものだからな。なるべくは飽和させるのは、自分の店舗であって欲しい。
儲かるのであれば、2号店3号店と伸ばしていきたいとは思っているが、また場所の選定をしないといけないだろうな。何処でもいいと言う訳では無いんだよ。立地は大切だからな。
とりあえずは、こっちを成功させないといけない訳なんだがね。魔道具も十分に購入した。魔石もたっぷりと購入してある。壺も準備は出来ている。足りないものは無い感じだ。
とりあえず、作るのに慣れてくれれば、それで良いんだよ。慣れてくれさえすれば、後は作業だからな。大量に売れると有難いんだけど、何処まで売れるのか。それが未知数だからな。
売れないとは思っていないから、どれだけ売れるのかにかかっている。とりあえずは2万食を完売してもらうとしてだな。それ以上の需要については、考える必要がある。
絶対に売れると自信はあるが、まずは使って貰わないといけない。試してもらわないといけない。買ってもらわないといけない。まずはそこから。1歩1歩踏み出していこうか。




