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貴族に転生したけど、平民落ちするので魔法屋をすることにしました  作者: ルケア


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331話 10/12 マジックバッグ計画も動き出します

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 ひたすらに、並行世界の事について語った訳だが、並行世界について、解っていることが殆どないんだよな。仮定に仮定を重ねているからさ。出来るのかどうかも解らないんだよ。


 でも、魔法では、無理だという考察に落ち着いた。魔道具なら、何とかなるんじゃないかとは思うんだよな。何とかなって欲しい所ではあるんだけど。荷物的な意味で。


 クライヴ君に買い物に行かせるだろう? 荷物は倉庫で保管するだろう? 倉庫にも限界があるんだよな。そんな時に、マジックバッグがあれば、便利だよねっていう話で。


 魔石が持つ限りは、同じ空間に繋がってくれることが解ったら良いんだ。その時間がどの位の時間なのかを考えないといけないんだろうが、5時間では無いだろうと思う。


 1か月くらい続いてくれれば、御の字だ。その位は使えるという事だからな。持ち物を紛失しても知らんよって話ではあるんだけども。紛失の可能性は高いと思うよ。重要なものは入れられないな。永続であるなんて事は、無いんだから。永続だったら、凄いことではあるんだけどな。


 無茶を言ったらいけないって話だ。使用期限はある。警備結界だって、魔石を変えないといけない時期がやってくるんだからな。永続は不可能。それは、マジックバッグだって一緒だろう。


 魔石は消耗品だ。手に入れられるのであれば、沢山持っていた方が良いのは確かだろう。入手が限定されている魔石もあるけどさ。と言うか、見たことない魔石もあるんだよな。光属性とか。


 そもそもの話、光属性の魔物がいないんだよな。居ても妖精か精霊になるんだけど、100年に1度見れれば良い方な妖精と、そもそも、上級魔法でないと倒せない精霊とでは、難易度が違うが。


 とにかく、魔石の属性はどうするのかって話にもなった。光属性では無いだろうと予想はしていたんだが、何属性かと言われると、厳しい所がある。空間属性って無いからな。


 何方かと言えば、闇属性だろうか。闇属性の魔石は、この都市では、珍しい部類の魔石になる。何年かに1度しか取れないんだから、珍しいよな。アンデッドから取れるんだよ。


 取りこぼしが沢山沼地にあるとされているがね。農家の小遣い稼ぎになっているらしいけど。偶然見つけた。今日は酒でも買っていこうかなって感じでさ。闇属性の魔石は、使い道が少ないらしい。


「と、言う訳で。私の知る範囲での説明とはなったが、以上になる。疑問点は沢山あるだろうが、まずは飲み込んでもらいたい。仮定に仮定を重ねている関係上、上手く説明できないものもある」


「いや、そうなんだがよ。色々とおかしい事はあるんだ。理屈は、なんとなくだが、解った様な気がするが。要は、別の空間に繋げちまえば、そこに物を置いておけるだろうって話になる訳だ」


「そういう事だな。それが、同じ時間上であれば、マジックバッグ内の時間も停止するだろうという事もな。まあ、そっちはあくまでもおまけなんだが、肝は、容量が沢山になるという事だ」


「解った様な、解らないようなだな。言いたいことも解ったし、そうなるんだろうなってのも、なんとなくだが、解った。で、こいつが闇属性の可能性があると、そう言いたいんだな?」


「あくまでも、憶測と、願望に因るものだが、光属性であれば、どうしようもない。そもそも、そんな魔石は手に入らないからな。可能性を考えるだけ無駄というものだ」


「光属性に関しては、そうだろうな。そんで、火、水、風、土属性とも違う感じがするのも解る。消去法でいけば、闇属性しか残らないのも頷ける」


「というよりも、試作品を作って貰うに当たっては、闇属性の魔石を使わざるを得ない。それ専用の属性があると言われてしまえば、それでお終いになってしまうからな」


「だな。試してみる価値はあるだろう。全くの論外とは言えねえな。あくまでも推測だが、出来ない訳ではないとは思うんだよ。何処までの性能になるのかは知らねえが」


「出来るのであれば、有難いと思う。出来るだけで違うからな。そもそも論、夢想の話なんだからな。現実になるとは、最初から思っていない」


「思っていない割には、具体的な例が多かったような気もするけどな。見たことも無いんだろ? 何でそんなものを知っているんだって話になるんだが、夢の話なら、仕方ねえよな」


「……良く解らないままに終わったけどさ。現実、出来そうなの? 出来るとなると、ちょっとどころじゃないくらいには、凄いことだと思うんだけど」


「凄えどころの騒ぎで収まれば良いがな。こんなものが世の中に出回ったら、どうなるのかが解らん。影響力がデカすぎる。俺だけの問題には出来ない話でもあるわな」


「そう、よね? クランでも、欲しいのは当然だし、魔道具職人も増やさないと、多分だけど、マジックバッグの所為で、他の魔道具が御座なりになりそうだよね?」


「だろうな。ただでさえ、魔道具職人が足りないってのによ。これを作った日には、とんでもねえ未来が待っていそうだな。魔力持ちを産む研究が進みそうだな」


「進展しないのは、解り切っているがな。だが、魔道具職人が足りなくなるのか。魔法職人も足りないというのに。魔力がある子供は、優先的に、その仕事に就けるようにしないといけないだろうな」


 ただでさえ、魔力持ちが少ないというのに。これ以上減らされても困るんだが。魔道具屋にも取られるんだろう? 本格的に寄付の話を前向きにしないといけないじゃないか。


 それに、お金稼ぎもしないといけないな。お金を稼ぐには、どうしたらいいのか。魔法を売るしかないんだけど、それ以外にも売るものを作らないと、お金が足りない。


 案としては、携行食を作る計画はあるんだよな。売れるとは思うぞ。お手軽に美味しいものが食べられるんだから、良いだろうと思う訳だ。作ってみない事には、解らないんだけどな。

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