表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
貴族に転生したけど、平民落ちするので魔法屋をすることにしました  作者: ルケア


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

315/464

316話 10/11 アリアナ来店

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 さて、どういう風にしていこうか。このままで良いのか、それとも、違う道を選ぶのか。悩んでも良いとは思うんだよ。悩める内が花という奴だな。その内悩む余地が無くなる。


 何を考えているのかと言えば、魔法の作成配分だ。今のままで良いのかどうかを考えていた。定期的に考えないと、進歩が無いからな。考えるのは、当然の事なんだよ。


 だが、焦って変える時期なのかと、言われたら、そうではないと思う。10月の終わりごろには、変えないといけないんだけど、今は、変える必要があるのかは、解らない。


 何処を増やして、何処を減らすのか。それの判断をしたいとは思うんだけど、その必要があるのかと、そういう事なんだよ。今はまだ、季節の変わり目ではない。


 ワイルドボアと、ウルフが大量に迫ってくる時期ではあるんだが、これが終わるのは、10月の終わりごろだ。早いのか、遅いのか。それは解らないが、長くなれば、どうなるんだろう。


 その辺は、まだまだ良く解っていない。詳しくは無いんだよ。別段、難しい判断をしている訳では無いんだけどな。単純に、売れるものなのか、そうではないものなのかを判断しないといけないんだ。


 風属性は良いとしても、他の属性がな。火属性と氷属性を減らした方がいいのではないかと思う訳だよ。ウルフが大量に出てくるのは、10月の末までなんだから。


 その後よな。11月は、何もイベントが無いんだよ。その時になれば、魔法の作成配分を考えないといけないんだけど、何時、どのタイミングで終わるのかが、予想が付かない。


 11月になったら、直ぐに切り替えて良いものなのかが、解らないんだよな。そんなきっちりとした日付感覚は無いとは思うんだけど。魔物に、日付が関係しているのかが解らない。


 昔の人が考えたことだからな。360日というのも、あながち間違ってはいないんだと思う。前世の様に、365日であったのであれば、長い時間で、季節が逆転してしまうだろうからな。


 何かで計ったことは、間違いないんだよ。何で計ったのかが問題なんだけどな。都合よく360日だったという訳で。ただ、30日刻みなのには、何か理由があるんじゃないか。そう思う訳だ。


 きっちりとしている訳ではないとは思う。多少のぶれはあるとは思う。それの見極めが大切なのは、解り切っているんだけど、何時と解らないと、対策のしようがないんだよな。


 慣れと経験なんだろうけども。難しい所だと思うんだよな。どう判断して良いものなのか。それが解らない内は、どうしようもない気がするんだよな。経験が足りないのは、仕方が無いし。


 まだまだ魔法屋をやって、1か月と少し。これで色々と解っていた方がおかしいんだよ。今年は、試行錯誤の時期になるんだろうな。何をやるにしてもな。


 基本的には、ノウハウを作っていくんだけど、作れる段階にも無いしな。今はまだ、客も安定していないからな。安定してきてから、色々とやりたいことをやっていけばいい。


 その為には、客を増やすこと。まずはそこからだな。客を増やさないと、売り切れるって事が無いからな。売り切れて貰わない事には、話にならないんだよ。


 他の魔法屋と並びたければ、そうせざるを得ないんだよなあ。売り上げが上限に達しないと、意味がないんだよ。どんどんと買ってくれる人が居てくれれば、それでいいんだよな。


カランカラン


「いらっしゃい。ゆっくりと見て行ってくれ」


「いらっしゃいませ!」


「……ん。来た」


「アリアナか。弟子の、クライヴ君の魔法はどうだった? 恐らくだが、色と合っていたと思うんだが、どんな感じだったのか、教えてくれると助かる」


「……良い感じ。若干の違和感はありつつも、魔法の効果は出てた。範囲も数も、制限を受けた感じは、あんまりしなかった。それでも、多少の違和感はあったけど」


「違和感、か。確か、アリアナの魔力の色は桃色だったはずだ。そして、クライヴ君の色は、赤だ。違和感は、その辺りにあるんだろう。白が混じっていた分、何かしら、あったのかもしれない」


「……難しい事は、解らない。けど、魔法はその通り発動した。違和感は、他の魔法でも良く有る事。気にしない方が良い」


「そうか。大体は赤色として、認識されているという事なんだろうな。まあ、特別使い勝手が良いようにはならないんだな。それは仕方がないんだが、そうだな。今後は、どっちの魔法を買う?」


「……どっちでも。魔法が同じなら、どっちでもいい。その辺に拘りはない。違和感はあるものだと思っているから。使い勝手が悪いわけではない」


「そうか。それなら、弟子の、クライヴ君の魔法を買ってやってくれないか? 私の魔法については知っているだろう? だからそういう感じで頼みたい」


「……解った。じゃあ、これとこれと、後はこの3つも」


「解った。クライヴ君、会計だ」


「はい。中銀貨5枚になります。……丁度いただきました」


「毎度どうも。またどうぞ」


 行ったか。赤と桃色。それでは特に変わりは無いみたいだな。違和感があるとは言っていたが、特には問題が無さそうだ。白の意味を考えないといけないんだろうな。


 まあそれは、研究者に任せるけどな。私が考えたところでなんだよ。使い道が特には無い。丁度いい魔法があるかないかの違いでしかないからな。


 これで、クライヴ君の魔法を買ってくれる人が、また増えた。これは、良いことだよ。売れるというのは、良いことだ。この調子でどんどんと売っていかないとな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ