289話 10/6 貴族と平民に繋がりは見えない
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あれからお客は来ず。クライヴ君を昼飯にやって、その後、私も昼飯を食べた。良い感じで、店をやれていると思うんだよな。今の所順調だろう。客も段々と増えてきているし。
特に最近だよな? 結構見つけてくれている。季節柄なのかな? 暑い季節が終わったし、散歩がてらに見つけてくれるんだろうか。ちょっとその辺は良く解らないけど。
冬も暖かいもんな。雪も降らないし。雪が降ったら、酷いことになるんだろうか。普段降らない所で、大雪とか、パニックになるもんな。解る。テンション上がるよな。
まあ、何でも良いけどな。見つけてくれるのであれば。10月に入って、段々と涼しくなってきたからな。まだまだ残暑が酷い日もあるけど。もうちょっとしたら、過ごしやすくなると思われる。
涼しくなった以外に、見つけて貰う要因があった様には思えないんだよな。涼しくなってきて、皆が、動く範囲を広げたんだろうと思う。夏場は暑いからなあ。
クーラーが欲しい。切実に。クーラーなんて作った日には、爆売れすると思うんだけど。絶対欲しい。魔道具になるんだろうけど、クーラーは欲しいな。
暖房は要らないけど、クーラーなあ。魔道具店と友好を深めた方が良いのかもしれない。魔道具でも、そんなものは無かった。だって貴族の屋敷にも無かったんだもの。
貴族が使っていないはずがないじゃないか。あったら絶対に使っている。私もクーラーが欲しい。作れるのかどうかは解らないけど、作れるのであれば、是非とも作って欲しい。
でも、でもだ。夏場を涼しくする魔道具が今まで無かったことを考えると、作れないという方が正しいのでは無いかと思うんだけど、どうなんだろうか。あっても不思議じゃないよな。
新しいものではある。考えとしては、新しくも何ともないんだけどな。そもそも、魔道具をどうやって作っているのかにも因るんだが。魔道具ってどうやって作っているんだろうな?
魔石を加工するのは、なんとなく解っている。警備結界なんてものもあるんだから。魔石を使っているのが一目で解るんだよ。問題は、魔石をどうやって加工しているのかなんだよな。
魔法の作り方に似ているんだろうか。そんな事あるか? 魔石に文字を書くのか? 無理だろ。どう考えても無理だな。大型の魔道具が作れなくないか? 大型の物もあるんだろう?
詳しいことは知らないけどな。魔道具の作り方も知らないからな。何とも言えないんだけど。作れない訳じゃないとは思うんだ。その作り方が、全く解らないだけで。
発想自体はあっても不思議じゃない。暑いんだもの。涼しくなる方法があるのであれば、作っているよねって話な訳だ。マジックバッグと同じだよ。誰でも似たような発想はするんだ。
それが実現できていない現実を考えないといけない。事実出来ていないんだから、何か理由があるはずなんだよ。研究はしていると思うぞ? していない訳がないよな。
ただ、貴族院でも、魔法の作り方は教わるんだけど、魔道具の作り方は教わらないんだよな。なんでなんだ? 道具は所詮平民の作る物だからか? それは視野が狭いとしか言えないな。
技術的なものは、研究があってこそなんだよ。貴族はどうせ暇なんだから、研究する時間位はあるだろう? 派閥争いをしているよりは、余程有意義だとは思うぞ。
派閥争いなんかしても、殆ど意味がないと思うんだよな。要職に就けるのかどうかだろ? その位しか、利点が無いんだから、色んな分野の研究をしていれば良いと思うんだ。
最悪は、出資だけして、研究をやらせろよな。出資しているのかもしれないけど、クーラーも出来ないようじゃあ、ね? 駄目だろ。もっと研究させようぜ。
魔法に関してもそうなんだよな。魔法屋が研究しているのかと言われたら、解らないとしか言いようがない。研究成果を魔法屋に伝えているのかさえも解らない。
貴族院で魔法の研究をしているだろう? その研究を民間に落とし込むことはしているのかね? 私の店は例外だとしても、そうしないと、普及しないじゃないか。
貴族と軍で抱え込むだけの魔法の研究なんて、勿体ないと思わんのかね? 少なくとも、同じ派閥の魔法屋とは繋がっていて欲しいんだけどな。そんな事は無いんだろうな。
それだと、研究するだけ、無駄になってしまうんだけど。無駄にはならないか。軍で使う事になるんだから。民間にも使わせてあげようよ。軍で独占しても、良いことないって。
どうせ、出動する機会なんて、そうそう無いんだからな。私が生まれてこの方、戦争に出向いた試しがないんだよ。戦争は、起こらないに越したことは無いんだけどな?
内陸部であるんだし、戦争には縁がないのかもしれないが、出兵する可能性はあるんだ。一応、公爵家の領都なんだから。何時でも、軍を動かせるようにはしているはずなんだよ。
魔法も進化していかないといけないと思うんだ。同じ魔法を使っていても、別に構わないが、ちょっとくらいは、貴族院の成果を民間に卸しても良いんじゃないかな。
冒険者の仕事も必要なんだから、魔法ももっと使いやすいものを渡せば良いのに。その為に研究をしているんじゃないのかねえ? 私ならそうする。
幾つかの魔法屋を巻き込んで、魔法屋の質を上げる事をすると思うんだよ。同派閥の魔法屋に声を掛ければ良いのにな。多分していないと思うんだよ。していたら、もっと便利な魔法が出来ているだろうからな。貴族院には、あると思うぞ。
お貴族様が、何を考えているのかは知らないけどな。秘密主義になったら駄目な部分もあるとは思うんだよね。魔法屋には、技術を教えていけば良いのに。していないと思うんだよね。




