274話 10/4 ロバート来店
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異端審問不可避の事を考えているのかもしれないが、考えていることを口に出さなければ、問題はない。口にしないと解らないからな。精霊が神様である可能性はそこまで高くは無いと思っている。
精霊は精霊だろう。と言う事は、私は、精霊が魔法を作っているわけではないと言う事も考えていると言う事だ。精霊が魔法を作っている。それを否定することも必要だろうと思っている。
じゃあ神様って何なんだよって話にもなってくるんだけど、解らんとしか言いようが無いんだよね。神様が本当に居るのか。そこから考察をしないといけない。上位存在が居るのかどうかだ。
この世界が神様の箱庭である可能性もあるとは思っている。詳しいことは解らんし、検証の仕方も解らないんだけどな。どうしたら、そんな結論に到達するのやらだ。
難しいことは、考えても解らんのだよ。考えはするが、結論に辿り着く方が少ない。世界の作りなんて、誰も知らないんだから。この世界が丸いのかも解らないんだよな。
見たことが無いから。誰も調べたことが無いからな。平面である可能性もあるんだよな。この世界が星だと言う証明を出来るとは思っていないんだよ。
そりゃあ、頭のいい人が転生をしたのであれば、この世界は丸かったと言う結論を叩きだせるのかもしれないが、私の様な阿呆が転生したところでなんだ。結論は解らん。
どうしても、世界の全てが知りたいって訳でもないからな。世界の全てを知ったところで、どうするんだって話でしか無いし。それで、魔法のあり方が変わってくるのであれば、大きいけど。
そこまで変わらんだろう。世界は丸かった。だからなんだと言うんだね? 解らん。常人でしかない私には解らない事なんだ。解らないことは沢山あるぞ。どうしようもないくらいにな。
カランカラン
「いらっしゃい。ゆっくりと見て行ってくれ」
「いらっしゃいませ!」
「おう店主。また来たぜ。今日は言いたいことが山ほどあるからな。ちょっと聞いてくれて言っても良いだろう? んあ? 何だこりゃ。紐で縛ってあるじゃねえか」
「ああ、それか。それなら、解いてもらっても構わんぞ。弟子の魔法と区別するためのものだからな。別に中身を見せようとしていない訳じゃない。解いて見て行ってくれ」
「解かねえと見れないんだから、解くよな。それでだ。この雷属性の魔法だ。ありゃなんだ? ゴブリンに使ってみたんだがよ。確かに痺れたみたいだぜ? 動かなくなっちまったからな」
「だろう? いい感じの効果を発揮しただろう? 良い効果がついている魔法だと言ったはずだが、効果も上々に仕上がっている。平原では、とりあえず、打っておけば何とかなる」
「って言ってもよ。何でああなるんだ? 効果があったことは解るんだが、普通の雷属性の魔法じゃないよな? 普通の雷属性の魔法でああなるなんて聞いたことが無いんだが」
「普通の雷属性の魔法では無いからな。あれは、そう言う効果の魔法なんだ。効果を突き詰めていった結果に雷属性になっただけであって、雷属性でなくても良い魔法なんだよ」
「あん? 意味が解らねえぞ? 雷属性なのに、雷属性でなくてもいいのか? 良く解らねえが、とりあえず、ゴブリンには使えたぜ? あれだと、ワイルドボアにも使って見てえな」
「是非とも使ってみてくれ。使ってもらった感想だと、タイフーンウルフにも効果があったと報告が上がってきている。それくらいの魔法と言う事なんだよ」
「マジかよ。タイフーンウルフって言やあ、やばい奴じゃねえか。あれを倒すのには、かなりの戦力が必要だって話だろう? それが、ああなるってか? それは本当に初級魔法なのか? 中級魔法を使っている訳じゃねえってのは解っているがよ」
「初級魔法だな。一応それで収まっている。恐らくだが、ギリギリだとは思うぞ。作るためには、素材やら何やらを考えないといけないんだが、多分ギリギリで初級だろうと思われる」
「ありゃかなりおかしな魔法だぜ? 良い魔法であったことには、違いが無いんだがな。使い勝手が良いってのは、すげえな。打ち分ける必要が無いんだからよ」
「そうだな。打ち分ける必要がないというのは、強みの1つだ。どんな状況にも対応が出来るって訳ではないんだが、ある程度の魔物であれば、何とかなってしまうだろうな」
「じゃあ、後は、買っていかないとな。雷属性の奴は、貰うとしてだな。弟子の奴も1つは欲しい。けども、これ以上ってなると、厳しいか? いや、そうでもねえか? よし、こんだけだな」
「クライヴ君、会計だ」
「はい。中銀貨6枚になります。……丁度頂きました」
「毎度どうも」
「おうよ。ウルフにも効くんだろうが、やっぱり普通の魔法も持っておきてえよなあ。要らねえって解っては居ても、やっぱり無いとどうしようも無くなるからな」
「そうだろうな。1つの魔法にだけ頼るのは、よろしくないだろう。属性の関係の魔法も持っておいた方が良いのはその通りだ。何時どんな魔法を使わないといけないのか、判断しないといけない」
「それが簡単に出来る雷属性の魔法が良いんだが、頼りっきりになるのも駄目だしな。何ともならんな。仕方ないが、持っておくほかねえよなあ」
「ああ、だから、今後も沢山買って行ってくれ。またどうぞ」
行ったか。便利な魔法ではあるんだよな。それに頼り切ってしまうと、駄目なんだが。その魔法が無いって時に、何も出来なくなるからな。それは駄目なんだよ。
使い慣れた魔法が1つでは駄目なんだ。最低でも5つ位は欲しい所だな。即応できる魔法が5つくらいは欲しい物なんだよ。結構難しい課題だとは思うけどな。




