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貴族に転生したけど、平民落ちするので魔法屋をすることにしました  作者: ルケア


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257話 10/1 クライヴ君との会話

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 結局は何事もなく、普通に作り終えて、今に至る訳だ。今回も普通に作ってしまった。何かしら、新しい魔法が思い付くと良いんだけどな。中々思い付かないし。


 クライヴ君はどうなのかねえ。考えることはあるんだろうか。今はまだ写している段階だろうけど、どうだろう。思ったように書けているんだろうか。


 質問は来ていなかったんだよな。もう一度教えてくれと言うのは、無かったんだよ。出来ているのであれば、優秀だな。何事も反復練習あるのみだ。何度かしている内に覚えていくだろう。


「クライヴ君。魔法を作るのはどうだ? 質問も無かったみたいだし、図形を描くのはなんとなく出来ているって感じなのか? 出来ていれば、何も心配は無いんだけど」


「はい。ちょっと迷う事もありますけど、なんとか書けてます。大きく分けて2種類だけなので、なんとかって感じでしょうか。他には、種類は無いんですよね?」


「ああ、無いな。大まかに分けて2種類だけだ。三角を描くか四角を描くか。どちらかしかない。他にも描けるんだろうが、それはまだ手を出すつもりは無いな。とりあえずは、それだけだ」


「それだけなら、なんとかなりそうです。四角を書く方が難しいですけど、なんとかなりますし、多分大丈夫だろうと思います。とりあえず、写すだけならなんとかなります」


「まずは、写すことからだ。写すことができる様になってきて、描く速度が早くなってきて、それから応用だ。応用では、魔法を改編していくからな。何を求めるのかを考えないといけない」


「あの、普通に改編って言いますけど、それは、普通の事なんですか? 魔法って、自分で作りたいようには作れないみたいな事を聞いたことがあるんですけど」


「基礎の知識があれば、魔法を改編することが可能だし、1から魔法を作る事も可能だ。魔法陣魔法しか教える気は無いんだが、他の作成方法もある。そっちの方が面倒だがな」


「この作り方は、簡単な方なんですか? 図形を描いたりするので、難しい部類なのかなって思ったりもするんですけど、簡単なんですか?」


「描くのは、難しい部類だと思うが、改編するのは、簡単だな。そこまで難しく考えなくても良い。パーツを入れ替えたり、配置を変えたりするだけだからな。他の作り方はもっと面倒だぞ」


 詩を書かないといけないからな。まずは、文才が必要だ。そして、何属性になるのかが、解らない。精霊がどのように読み解くのかで、違ってくるからな。


 文字が丁寧であることは、必須の事項だが、詩集閥の作り方は、素人には改編できないだろう。何処で何を決定しているのかが解らないからな。私でも変えようがないと思う。


 まだ、1から作った方が早いまであるな。改編をしようと思うと、何から変えていいのかが解らない。この文章が威力を司り、この文章が形を司るという感じに読み解いていかないと行けない。


 全体の構成もそうだし、何から何までしているくらいであれば、1から書いた方が書きやすい。改編は至難の業になりそうだ。威力や範囲を高めるにはどうしたらいいのかが解らない。


 その点、魔法陣魔法は、作り手の作りたい魔法が作れるからな。自由度は高めだ。文字列閥程ではないが、ある程度は、指定ができる。形も指定をしようと思えば出来るんだけどな。


 形を改編しようと思うと、その分他が割を食う話になってくるからな。形は、このまま行くのが良いだろう。必要であれば、形を変えても良いんだけど、そう言う場面があるのかが解らない。


「他の作り方は、知らないので、何も言えないんですが、そんなに難しいんですか? 店長も出来ないんですか? この作り方に至ったのは、何か理由があるんですか?」


「一度に聞かないでくれ。そうだな、1つ1つ答えていくとすると、他の作り方でも出来る。魔法陣魔法よりも簡単な作り方もあるくらいだからな。メリットとデメリットはあるんだが」


「店長は、今の作り方が一番良いと思っていると言う事なんですか? 他の作り方もできるって事は、選んだって事ですよね? 魔法陣魔法が一番良かったんですか?」


「そうだな。魔法陣魔法に拘るのは、私のオリジナルの作り方だからだな。魔法陣魔法を作っている人は、世界で2人だけだろう。私とクライヴ君だけだ。多分だがな」


「え? 店長のオリジナルだったんですか? 初めて聞きますけど、それって凄い事なんじゃないですか? 新しく魔法の作り方を考えたって事なんですよね?」


「まあ、端的に言うとそう言う事だな。その内、貴族院で発表することになる。クライヴ君が発表してもいいぞ。私の成果を横取りできるぞ」


「僕が貴族院で発表!? 無理です無理です。説明なんて出来ないですから。店長が一番よく解っている魔法の作り方なのに、僕が発表できるわけが無いじゃないですか」


「まあ、そうだろうな。そんな訳で、オリジナルだから、拘っている訳だ。この考え方に至ったのも、色々と理由があるんだが、それは省略するとしてだな」


「オリジナルなら、色々と理由がありますよね。僕だって驚いたんですもん。自分で見つけたなら、確かに拘りたくもなりますね。でも、直ぐに発表はしないんですね」


「ああ、まだまだ解らないことが多い魔法の作り方だからな。何が出来て、何が出来ないのかを考えないと行けない。クライヴ君にも手伝って貰うから、そのつもりで居てくれ」


「手伝うなんて無理ですよ。まだまだ写してばかりなんですから。そんなに期待をされても、答えられないです。まだ写すだけで、精一杯ですから」


「発表は、後1年後か2年後を予定しているんだ。それまでに戦力になってくれればいい心配するな。大きな事は私が引き受けるから、小さい発見でも良いから見つけてくれ」


 考える頭が、1つから2つに増える方が良いんだよ。私では思い付かない事を考えてくれればいい。根底が違うんだから、何かしら、違う案が出てくるかもしれない。


 期待はしないでおいてあげるがな。何かしら、ヒントをくれるだけで良いんだが、それもハードルが高いのか。難しいとは思うが、何かしら考えてみてくれ。

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