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貴族に転生したけど、平民落ちするので魔法屋をすることにしました  作者: ルケア


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224話 9/27 今日も1日が始まる

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 朝か。今日も1日が始まる。さて、準備をしないとな。寝起きの頭を覚まさないといけない。昨日の疲れを残してはいないな。まあそれ程疲れることはしていないんだがね。


 昨日はクライヴ君を大いに悩ませることを言ったと思う。あの後もいろいろと考えていたみたいだしな。何が出来るのかははっきりとしないが、何か感じる事があれば嬉しいな。


 魔法は攻撃魔法だけに在らず。攻撃魔法が一番需要が高いとはいえ、それ以外に使ってはいけないという決まりも無いんだからな。攻撃魔法以外にも使えるという発想は無かったのかもしれない。


 私とて、攻撃魔法以外を考えているからな。空間魔法が使えればと思ったのは記憶に新しい。アイテムボックス系統の魔法が使えればと思ったことは誰もがあるとは思うんだよ。


 持ち運びがもの凄く楽になるからな。今は死体を荷車で持っていっているだけだからな。それが魔法1つで、いや、取り出すのも考えると2つで解決するんだから、安いものだと思うんだよな。


 問題があるとすれば、個人に割り当てられた座標の管理はしないといけないと言ったところか。こっちで把握してないと、誰と誰のアイテムボックスが被るのかが解らなくなるからな。


 そもそもの話、座標の指定が出来るのかが怪しい所ではあるんだがね。座標さえ指定できれば、後はなんとかなる気がしているんだけどな。そこが一番の難所なんだよ。


 クライヴ君には私の発想に無いものを作ってくれることを期待する。何でも良いんだ。生活を便利にする魔法でも良いわけだしな。柔軟な発想で考えて欲しい。出来るのかどうかは解らないけど。


 その後は、普通に夕食に向かい、いつも通りに宣伝を行った。勿論空振りをした訳なんだが。だからクランが小さいんだって何度言えば良いんだろうか。ずっと言わないといけないんだろうな。


 権力があれば、解決出来るんだが、権力が無いからな。クランの統括組織は必要だろうと思うんだが、それを実現可能な言い訳が思い付かない。何か良い方便は無いものか。


 そんな訳で、着替えを済ませて、身だしなみを整えた。今日もこれで大丈夫な筈だな。さてと、1階に降りて、店の準備という名の朝飯に出かけようかな。


「おはようございます、店長」


「おはよう、クライヴ君。今日も掃除をしてくれて悪いな。先に朝飯を食べてくるが、店を開けるのであれば開けておいてくれ」


「すみません。まだ自信が無いので、店長が帰って来てからで良いですか?」


「正直な所、もう十分だろうとは思うんだがね。まあその辺の判断は任せるよ。とりあえず、朝飯に行ってくる。時間はそんなにかけない筈だ」


 そんな訳で、朝飯です。今日の朝飯は何だろうな。最近は肉が増えてきたから、徐々に野菜の単価が上がってきているんだろうな。肉の単価が下がったのかもしれないが。


 肉は大量にあるからな。荷物にならなければ、冒険者たちの保存食なんかになるんだろうが、荷物になるからな。割と馬鹿にならないんだよな。冒険者も楽ではない。


 朝食は何事もなく終わった。ああ、何事も無かった。宣伝も空振りに終わったし、本当に何も得られることは無かったな。空腹は満たされたが。


 それと、あの冒険者ギルドに延びる行列が、もう何処まであるのかが解らない状態になっていた。慢性的な渋滞だよな。これは解消しないといけないだろう。


 貴族には期待をしているんだ。私の意図を読み取ってくれると助かるんだがね。実家には悪いとは思うが、利用させてもらう。関係ないんだから放置しておいてくれると助かるな。


 手出しは出来ないだろうがね。して来ないと思う。関係を絶つと言った以上は、それを守るだろう。私が何処の貴族に入れ知恵をしたとしても、それはそれで済ませるだろうから。


 ぐぬぬとなってくれると嬉しい所だな。実家には世話になった。縁が切られたのだから、仕方がないよな。敷居を跨ぐことは許されていないんだから、他家を頼っても仕方のない事なんだ。


 言っても、冒険者ギルドが確実に増えるという訳では無いんだがね。可能性は高いとは思っている。景観が悪くなる以上は、必要だろうという判断になるだろうと思っている。


 それ以外の要因で、冒険者ギルドを増やしてくれそうな理由が無かったからな。景観が大事なんだろう。よく解らんが。はっきり言って景観なんて観光をやらない限りはどうでもいい気がする。


 観光なんてものは、貴族の間でしか無いだろうからな。町並みを見ることが出来るのは、中央しか無いんだから。後は高さは同じだからな。上から見ようとしても見れないんだよ。


 さてと、交代の時間だな。朝飯を食って、そのまま店に帰ってきて、クライヴ君と交代だ。そして、店を開店状態にさせる。誰が店に来てくれるのかな。


 今日に来る客は誰だろうか。新規の客も増えてくれると助かるんだが。毎日毎日、店を開けてはいるものの、誰がやってくるのかはその時々だからな。誰か来てくれないかなあ。


 急いで来る必要は無いからな。私の店には売り切れるという心配をする必要が余りない。もう少し、競争が激しくなってきたら、開店と同時に、客が来るという事になるんだろうが、まだ早い。


 早く人気の店になりたいが、それに成るには、まずは認知してもらわないといけない。認知度が低いままでは、まだまだなんだよ。それを考えると、宣伝を頑張らないといけない訳なんだ。


 宣伝なあ。他に広告を打てる場所が無いからな。飯屋に置いてもらうのも違う気がしているしな。何かいい方法が無いものかねえ。やるなら画期的な方法が良いな。あればだけど。

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― 新着の感想 ―
[一言] 空中浮遊や飛行とかの魔法を作ってアドバルーンとか上げたら客寄せになるかな。多分貴族とか金銭に余裕のある人は高くても買っていきそう。
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