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貴族に転生したけど、平民落ちするので魔法屋をすることにしました  作者: ルケア


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202/464

202話 9/23 アンデッドの季節はまだ先

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 しっかりと熟考したんだけど、碌なアイディアが浮かんでこないままに18時になってしまった。もう18時か。とっとと晩飯を食って来ないといけない時間になってしまったな。


 クライヴ君はまだ帰ってきていない。まだかかると思うぞ。あの注文だからな。もう暫くは帰ってこないだろう。その内に晩飯を食って来ないとな。明日からは忙しくなる予定だ。


 明日からは毎日魔法を作らないといけないからな。予定ではその予定なんだ。毎日作らないといけないと思っている。流石に在庫が無いのは頂けない。在庫は沢山在っても良いんだよ。


 その内絶対に売れていくんだからな。今の内に作っておかないといけない。そうしないといけないんだよな。まあそうせざるを得ない状況になって欲しい所ではあるんだけどさ。


 魔法が足りないという事態になって欲しい所ではある。なって貰いたいが、どうだろうな。もう少しかかるんじゃないかな。流石に魔法が大量に必要になる時期が来ない限りは大丈夫だろう。


 懸念はあるんだけどな。アンデッドの季節がやってきた場合は問答無用に魔法が売れてしまうからな。何でも良いから魔法を使わないといけないのがアンデッドの季節だからな。


 私の魔法屋でも、多分アンデッドの季節になれば、魔法は無くなると思うぞ。いくら私の所のお客が少ないとはいえ、アンデッドの季節になれば話は変わってくる。


 アンデッドは魔法に弱い。それが解っているからな。それを退治するために各所から魔法をかき集めてくるだろうからな。魔法は消耗品だからな。


 アンデッドの季節は兎に角沼地にいるアンデッドを倒さなければならない。回収は二の次だ。アンデッドの季節が終わってからでいいんだよ。その方が効率が良いんだ。


 アンデッドの死体には利用価値が無いからな。ただの腐肉だからな。沼地の肥料にしかならんのだよ。私的にはもの凄く懸念している事があるんだがね。


 腐肉を肥料なんかにして沼地で農業をするから腐肉病なんてものが流行るのではないかと思っているわけなんだが。それが原因の1つでは無いのかと思っている。


 肥料にはもの凄く良いんだよ? 生育も良くなるしさ、ちょっと腐肉という嫌なイメージがあるだけで、肥料としてはもの凄く良いんだよ。まあそれ以外に使い道が無いともいう。


 アンデッドの体内には闇属性の魔石があるから、それを取ったらお終いなんだ。後の腐肉はどうでもいいんだ。放置していたら、土の中の微生物や何からが、分解してくれるんだよ。


 だから沼地を散策していると、偶に闇属性の魔石が落ちていることがある。沼地の冒険者の立派な収入源だ。アンデッドの季節を乗り越えた後の回収漏れはかなりの数がある。


 そもそも、数えきれないだけのアンデッドが襲ってくるんだから、魔石も大量に手に入るんだよな。アンデッドの季節は魔法の代金も肩代わりしてくれるし。


 貴族が魔法の購入代金を肩代わりしてくれるんだよ。魔法が打ち放題になるんだ。冒険者ギルドか、商業ギルドか、魔法ギルドに行けば、補助が出る。それで詐欺をやらかす人間も一部にはいるらしい。


 詐欺は重罪なので、死刑になるんだがね。見つかったら即殺よ。詐欺は許されない。詐欺師に人権は無い。世の中は厳しいんですよ。詐欺を働いたら死刑。これが当然の世の中なんだよ。


 まあ当然だよねって話なんだが。貴族の金を無断で使用するという事だからな。見つかったら確実に殺される。魔法使いであろうと無かろうと殺される。毎回数百人は殺されるそうだぞ。


 殺されるのは魔法使いでは無いんだけどな。魔法をくすねて魔法を使う申請をして、補助金だけ受け取って、とんずら。魔法はお高いからな。初級で中銀貨1枚である。


 1回成功させるだけでも結構な額を稼げる。それでやめておけばいいのに、何度もするから詐欺師は捕まるんだよ。捕まらない奴らもいるけどな。どれくらいの数が上手い事やっているのか。


 アンデッドの季節にはまだならないからな。10月にアンデッドの季節が来た試しが無いんだよ。11月には前例があるんだけど、10月には無い。前例が無いだけかもしれないが。


 そろそろ来るとは言われているんだが、もう少しだけ先かねえ。完全なる売り手市場な訳なんだが、それの恩恵に預かりたいものだね。魔法が作っただけ売れるという世界なんだから。


 やりたい放題である。どんな魔法でも売れる。攻撃魔法ならな。麻痺魔法はどうだろうなあ。ちょっと売れない気がしている。アンデッドに麻痺は効かないだろうからな。


 それでも電流だけでなんとかなる気はしているけどな。威力はそこそこあるんだから、需要が全く無い訳では無いとは思う。他よりも威力が低いから、どうなるのかは解らん所ではあるんだが。


 まあ今は今の事を考えないといけない。取り合えずは10月を乗り切らなければならない。10月に向けて魔法を作っていかないといけないからな。沢山作っておくから。


 売れればいいし、売れなくてもその内売れるようになる。魔法屋の存在が認知されて行けば、自然と売れるようになるんだからな。認知されるまでが長いんだがね。


 とりあえずは、晩飯だな。クライヴ君が帰って来る前に済ませておかないと。クライヴ君には悪い気がするが、仕方ないよな。あれだけの注文なんだから時間がかかるのは当然だろう。


 今後も何度か行ってもらわないといけないからな。20日に1度くらいは行ってもらわないといけない。その位の頻度で買い物には行ってもらう。後は消費量を見極めないといけないな。

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