196話 9/23 ドロシー来店
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クライヴ君には買い物に行ってもらった。今日は遅くなるんだろうな。19時には帰って来れるだろうか。その位には帰って来れると思うんだけどな。
魔法ギルドの職員さんがどういう配分で仕事をしてくれるのかによるんだよな。人員は沢山いる。それのどれだけに動員がかかるのか。それ次第なんだよな。まあ大丈夫だろうとは思っているが。
クライヴ君が出ていって暫くは誰も来ない時間が過ぎていく。いつも通り紅茶を飲んでゆっくりとしている訳だ。こういう時間も嫌いではない。ゆっくりのんびりしている方があっている。
明日からは忙しくなるんだろうけどな。毎日沢山魔法を仕上げないといけない。特に火属性と氷属性を足さないといけないし、麻痺魔法についても作らないといけない。
配分をどうするのかなんだよな。配分を考えて魔法を作らないといけない時期になって来たと思う。勝手に思っているだけだが、そうしないと在庫の管理もあるからな。
とりあえず、麻痺魔法については10作るとしてだな。その中の配分はノイジーバード9のゴブリン1で行こうかなと思っている。こっちに来る客で、森に行っているのがドロシーだけだからな。
麻痺魔法を全部買って行ってくれると信じて、毎日ゴブリンの麻痺魔法を1つ作っていく。それでなんとか足りるかなという所だろうな。足りてくれないと酷いことになるんだが。
そして、風属性を15作るだろう? これも決定事項の様なものだ。メイン層が平原を狩場に選んでいるんだから当然の事ではあるんだが、ゴブリンとワイルドボア用に作らないといけないだろう。
それに加えて、火属性と氷属性を3ずつ作る。これも作っておかないといけないだろうな。時期的なものもあるんだが、平時でもウルフは平原に出てくるんだからな。数は少ないとはいえ。
そして、水属性も3つ作っておかないといけないだろうな。ドロシーだけしか買って行かないとは言え、買って行く量が量だからな。大量に買って行くんだから作っておかない訳にはいかない。
これで34個全てのスケジュールが埋まってしまうのか。土属性はどうしたら良いんだろうな。風属性を14にする日を作るか? そうした方が良いよな。一応2人、客がいるんだから。
こう考えていくと、圧倒的に作れる魔法が少ない。もっと魔法を作りたいが、無理だからな。無理なものは無理なんだよ。どうしても足りない。どうやっても足りない気がしている。
まあ売り切れを起こしたことなんて無いんだけどさ。これだけしか作れないとなると、どうにもな。ならんのだよ。もっと魔法を作る方法が無いのかと模索してしまうな。
だが、そんな研究をしている暇が無いんだよな。圧倒的に時間も魔力も足らない。もっと魔力が多く有ってくれればいう事は無かったんだろうが、これ以上あっても魔法兵になってしまっていたかもしれないかなら。どっちが良いのかって話だよな。
とりあえずはスケジュールはこんな感じで行こうと思っている。季節ごとに色々と微調整をしながらなんだろうが、基本はそう言う事で行こうと思う。
風14、土1、火3、水3、氷3、麻痺10で行こう。麻痺は雷属性枠だ。過剰に見えるかもしれないが、麻痺魔法は流行ると個人的に思っている。便利な魔法ではあるぞ。
属性に関係なく使えるんだから、間違いなく有用な魔法であることには違いが無い。ゴーレムには通用しないと思われるが、他の魔物であれば、なんにでも効くと思われる。
まあ実験待ちな訳なんだがね。これでも使える魔法だろうとは思っているんだ。存分に使ってくれることを願っている。魔法は使うためにあるんだからな。
カランカラン
「いらっしゃい。ゆっくりとしていってくれ」
「おはようございます、店主さん。今日も一杯買って行っても良いですか?」
「ああ、風属性と水属性の魔法だろう? まだまだ沢山あるから沢山買って行ってくれても構わない。存分に買って行ってくれ」
「では、遠慮なく見させて貰いますよ。あ、お代は先に払っておきますね。今日は45本買って行く予定なので。中銀貨45枚で良かったですよね?」
「ああ、いいぞ。……しっかりと受け取った。魔法は45本、好きなものを持っていってくれ。ただ、前にも言ったかもしれないが、ノイジーバードの魔法は辞めておいた方が良い。森では使えない」
今日の1番目の客はドロシーだったか。水属性も足らなくなっていくな。明日からは補充していくから無くなりはしないとは思うけども。大丈夫だろうな。大丈夫であってくれ。
ドロシーが買いに来てから水属性の減りが早いんだからな。ドロシーしか買って行かない訳なんだがね。東側の魔法屋まで買いに来ないといけないってのがまずな。
西側には沢山の魔法屋があるはずなのにな。こっちに来ているという事は、私の魔法が気に入ってくれたという事でもあるんだが。次は麻痺魔法を薦めていこうな。
「じゃあとりあえず、この15本を持っていきますね。後はまた戻ってくるので、残りもしっかりと選ばせてください」
「ああ、ちゃんと許可をしていると思うから大丈夫だ。魔道具がどの程度反応するのかが解らないから何とも言えないが、私自身は嘘を付いていないと思っているからな」
「嘘なんて付きませんよ。出禁にされても困るんですから。魔法はあるだけあった方が良いんですよ、店主さん。魔法使いには特に魔法が無いと何もできないんですから」
まあそれはそうなんだがね。魔法使いから魔法が無くなってしまったら、何も残らないからな。魔法を使えるから魔法使いな訳なんだから。魔法が使えない魔法使いはタダの人だ。
その後もしっかりと15本ずつ運んでいき、45本も買って行ってくれた。大量購入は有難いな。定期的に大量に無くなるんだから嬉しい事だ。補充もしっかりとしていかないといけないんだけどな。




