表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
貴族に転生したけど、平民落ちするので魔法屋をすることにしました  作者: ルケア


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

181/464

181話 9/22 冒険者のお悩み解決室じゃないんだけどな

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 食事をして、店に戻ってきた所だな。雨でも店は開けるよ。魔法使いが来ないという理由にはならないだろうからな。雨でも来る人は来ると思うんだよ。


 飯屋の事については、まあいつもの通りだ。何故か男性店員ばかりなんだよなあ。そう言うオーラか何かでも出ているのかね。寄り付きたくない何かがあるのかもしれない。


 諦めてはいないが、クランの交流会までは駄目なんじゃないかと思っている。まあ仕方がないよな。女性運が無かったんだと考えるしか無いんだよ。


 後はいつも通りに魔法店の宣伝を行った。当然のように不発に終わった訳なんだが。クランに魔法使いがいない所が多すぎるんだよな。確率的にはそろそろと思っていたんだが。


 そして、クランのお悩み相談会が始まった。これも恒例行事と言っても良いのかもしれないな。クランについて悩みを抱えている人が多すぎる。やっぱりクランを纏めるギルドが必要なんじゃなかろうか。


 個人のお悩み相談だけではどうにもならんぞ。ギルドクラスの大きさが必要だと思う訳なんだよ。私個人でやって行くには限界があるぞ。割と切実な悩みも多いしな。


 今日のお悩み相談は、クランが割れそうです。何とかしたいんだが、何ともならない感じしかしないとのお悩み相談でした。クランが割れる事はよくあることなんです。諦めましょう。


 それでお悩み解決とはいかないんだよな。要するにどっちに付いて行けば良いのかが解らないって相談だったんだよな。それで? クランの規模はどうなんだって話。まずはそこからだな。


 何とクランの規模は40人。それが2つに割れようとしている。……マジで言っているんか? そんなクランに未来は無いぞ。とっとと抜けろ。そして他に良い所があるからそっちに入れと。


 私のお悩み相談はそれで終わりだな。要するに小さいクランで如何こうしていたところで何の利益にもならんという事なんだよ。数は力だ。数は力なんだよ。そこをまずは解って欲しい。


 40人で受けられる仕事なんて無いじゃないか。討伐の依頼を受けるにしても、絶対に40人じゃあ足りないんだよな。圧倒的に足りない。具体的に言えば、少なくとも5倍は欲しい所な訳なんだ。それが20人規模に割れようとしている? そんなところ辞めてしまえ。


 クランは大きい所の方が良いんだよ。一定数、お山の大将でないと嫌だという人がいるんだろうが、そんな人は放置しておくとしてだな。抜けて別のクランに行った方が良いよ。絶対に。


 そんな訳で、移籍するのであれば、仲の良かったメンツは連れて行った方が良いぞとアドバイスをしておいた。合う合わないはあるにしても、全く知らない人ばかりの所に行くのは不安だからな。


 それであれば、複数人で脱退して、複数人で同じクランに入れば解決する。あ、小規模の所に入るんじゃないぞ。少なくとも100人はいるところに入るんだぞ。


 また30人や40人のクランの所に行っても現状と何も変わらないからな。現状を変えたいのであれば、最低でも100人規模のクランに入る事。独立して動ける所に入る事。


 まずはそこから考えないといけないんだよ。小規模の方がメリットがあるという事は無い。絶対に無い。大規模の所の方がメリットがあるに決まっているだろう?


 いきなり大手に行くのが怖いのであれば、中規模の所にいけば良いし、中規模でも不安が残るのであれば、小規模の所にいけばいい。だが、弱小は駄目だ。最低でも小規模な。


 クランの脱退であれこれ言ってくるような人物であった場合、辞めた方が良いからな。クランの脱退程度でどうのこうの言ってくる輩に付いて行っても良いことは無い。


 クランリーダーは度量の大きさ、器の大きさが無ければ勤まらない。クランリーダーの器が大きければ、自然とクランは大きくなっていくものなんだよ。


 1度決めたクランを脱退するというのは別に勇気のいる行動ではない。普通の行動なんだよ。辞めたければ辞めればいい。それを引き止められなかったクランリーダーの責任なんだから。


 抜ける側が責任を感じることは無い。まあクランリーダーが辞めたがっているのであれば、皆を連れて他のクランに行くと言うのは有りなんだろうが、辞めたがっている人は珍しいからな。


 兎に角、小さいクランに所属しているのであれば、抜けて大きなクランに行く事をお勧めする。小さくて得になることは無い。大きければ大きいほどクランは良いんだ。


 辞めにくい理由があるのであれば、その原因と一緒に移籍すればいい。小さいクランに拘っても何の得にもならないし、大きいクランの方がメリットが多いんだよな。


 というのを延々と説いていた訳だ。私はクランのお悩み相談室では無いんだけどな。でもクランの内情を聞いてしまうとつい口を出してしまうんだよ。それでは色々と不味いんだよな。


 大きくないと魔法使いも入りにくい。大手ばかりに魔法使いが集まってしまう。それはそれでも良いんだが、なるべくなら多くの魔法使いに宣伝したい。だからクランは大きくあってくれ。


 クランが大きいと魔法使いの分布も変わってくるだろうからな。今はどうなんだろう。魔法使いの分布的には1か所に集まり過ぎているんじゃなかろうか。そんな気がしている。もうちょっと散ってくれた方が色々とやりやすい。


 流石に魔法使いも入るクランは選ぶからな。小規模の所に入ろうとは思わないだろう。少なくとも100人は欲しいよな。それでも少ないとは思うんだけど。欲を言うのであれば、500人は欲しい。


 やっぱりクランを仕切るギルドが無いのは辛いよな。まあ資金集めをどうするのかという疑問は残るんだけど。冒険者ギルドにこれ以上仕事をしろと言うのは酷だからな。


 何にしても、やる気のある冒険者を小さいクランに所属させておくのはいけないな。大きいクランに集約化していかないと。大規模にしていかないといけない。効率が悪いんだよな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ