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貴族に転生したけど、平民落ちするので魔法屋をすることにしました  作者: ルケア


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171話 9/20 冒険者って剣を愛用している人が多いんだよな

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 昼飯から帰ってきて、真っ先にやったのは魔法の作成だ。余っている皮紙を全て使い、魔法を作成した。一応火属性のものを作っておいた。在庫が無いと言う状態は避けたいからな。


 作る作業も1時間かそこらで終わる程には皮紙が無かった。ついでに魔石インクも足りないので、買うときに注意しないといけないんだが。魔石インクも高いからな。


 因みに魔石インクは放置しても劣化しない。何故かは解らんがそういうものなんだそうだ。深く考えるだけ無駄なんだろうな。魔石の性質なのか、それとも魔物の血の性質なのか。


 何方でも良いとは思うんだがね。要するに使えれば良いわけだ。その他の理論なんかは研究者が解明するだろう。個人的には魔物の血の関係だと思っているが。


 魔物の血は乾きにくい。固まりにくい。そんな性質をしている。服に浸みこんだとしても、足洗で落とせるくらいには固まらない。当然荷車も血だらけになるんだが。


 だから冒険者は刃物なんかよりも打撃武器を使えと思っている。下手に切り裂くと皮紙の価値が落ちるんだよな。魔石はどうでもいいし、血は大量にあるから良いものの、皮紙は思ったよりも多くないんだからな。勿体ない精神は大事だぞ。


 剣に憧れがあるのは解る。貴族の子弟も、体を鍛えると言うのであれば剣を選ぶからな。これは対人戦を考えて獲物を選ぶんだ。対人戦を考えるのであれば、槍の方が良い様な気がしないでもないが。


 剣は大抵の物語で使われているのだよ。教会でもそれは教えるしな。文字の読み書きを覚えるのに丁度いい教材なんだよな。まず、文字に興味を持ってもらわないといけないからな。


 そんな訳で、剣を愛用している冒険者は多い。その次に多いのが金槌なんだがね。こちらは実益を兼ねた装備と言っても良いだろう。金槌はアントに対して以外は非常に有用である。


 アント相手にも強いのは強いんだが、強すぎてな。アントの外骨格は防具に使われることも多いくらいに軽くて堅いんだよな。多くの冒険者が金属鎧では無く、軽鎧を愛用している。


 その素材がアントの外骨格なんだよ。並の刃物では傷が付かないくらいには堅いんだよな。流石に剣で殴られれば、痛いのは痛いんだがね。


 それでも金槌の様な打撃武器には弱いんだよな。大質量の打撃に弱いんだよ。斬撃耐性は高いんだが、打撃耐性はあんまりない。まあ流石に1撃で割れるという事は無いんだがね。


 という事はだな。金槌で戦うと、もれなく、外骨格を破壊してしまうんだよな。売れる部位が少なくなる。それではアントの単価が下がってしまう。査定に響くぞ。


 だから皮紙が取れる相手には金槌を使い、アントなんかの外骨格を利用する場合は剣を使う方が良いんだよ。好みはあるから、それ以外の武器も多用されるが、多いのは、剣と金槌だな。


 後は大楯が割と人気がある。大楯使いは怪我しやすさナンバーワンなんだが、死ににくさもナンバーワンだからな。力自慢は大楯使いをやる人も多いんだぞ?


 しかも割とエリート扱いされるからな。大楯使いは多いが、怪我をしない大楯使いは貴重なんだよな。戦っていくうちに身体能力が上がっていくんだろうが、骨折をしたことない大楯使いはいないのではないかと言うくらいには骨折する。


 骨はしっかりと当て木をして、固定しておけは、1か月も経たずに治る。……思ったよりも早いんだが、それは人間の構造と言うか、仕組みが違うんだろうな。多分魔力や何かが影響していると思われる。そうでないと説明が付かないんだよな。


 多分、身体能力を鑑定魔法で見えたと思うんだが、それと魔力的な何かが関係しているんだろうと思う。詳細は解らん。だが、骨折は1か月もしない内に繋がって治るんだよな。


 不思議に思うが、この世界ではそう言う事なんだよ。そういうものなんだ。だから冒険者なんて職業が成り立っていると言っても過言ではない。怪我しまくりの冒険者が多いはずないもんな。


 不思議な事はあるが、そう言う事なんだよ。この世界の常識がそうなっているんだよな。全てが同じとは限らんのだよ。まあ成人も15歳であるからな。それなりに発達は早いし、回復も早いのかもしれない。その辺りは常識を知っていくしかない。


 まあそんな訳だ。冒険者がどう魔物を倒そうが勝手なのだが、材料を無駄にはして欲しくない訳なんだ。皮紙はちゃんと欲しいし、魔石インクも欲しいのだよ。


 買いに行く分際で何をと言われるかもしれないが、できうる限り綺麗に倒してくれ。皮紙に傷がついていたら私の魔法陣魔法に使う皮紙が確保出来ないからな。その辺は頑張って欲しい。


 さて、本当に材料が何も無くなってしまった。クライヴ君に買い物に行ってきてもらわないといけない。買い物のリストは作っておかないとな。今後の予定を考えてリストを作っておかないといけない。


 また大量買いになる気がするんだよな。前回の10倍以上は買わないといけない。そうしないと毎日買い物に行ってもらう破目になるからな。なるべくは在庫を確保しておかないといけない。


 そうなると、倉庫を縮小したのは間違っているようにも思えるな。倉庫は売り場を確保するためにある程度小さくしてしまったからな。買い出しに何度もいかないといけない様になりそうだ。


 それはまあ、仕方のない事ではあるんだがね。弱小魔法店の宿命とも言える。材料の購入の手間を考えても一回で運べる数が決まってくるからな。


 ある程度は買いたいが、荷車に載せられる数で買わないといけない。その辺が割と面倒だな。さて、それじゃあリストを作っておくとしますかね。もう少ししたらお使いに行ってきてもらおう。

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