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貴族に転生したけど、平民落ちするので魔法屋をすることにしました  作者: ルケア


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169話 9/20 クライヴ君帰還、生産調整と在庫管理

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 のんびりと店番をしていて暫く。本当にのんびりとさせて貰っている。特にやれることが無いからな。魔法を作ろうにも、皮紙が足りないと来ている。魔石インクも足りないだろうな。


 こうなるはずでは無かったんだがね。何故か知らないが、火属性と氷属性の200本が出ていってしまった。こんなはずでは無かったんだよなあ。普通に数本ずつ買って行くという選択肢は無かったのか。無かったからこうなっているんだがね。


 まあ、売れたのだから良いとしないといけない。今後の在庫管理の方法を考えるとしてだな。売れるという事に関しては嬉しい事だからな。何にしても、使ってもらわないといけないんだから。


 ただまあ、一気に出ていったのが衝撃なんだよな。お陰で売り場が広くなってしまった。もうこうなったら自棄だと他の属性の在庫も全部出して並べてしまったが。これで少しは寂しくなくなっただろう。在庫はかなり寂しいことになってしまったが。


 これで良いのは良いんだよ。土属性と雷属性が山になっているが、これらが大量に売れることはまずもってないだろうからな。そこまで必要では無いんだよな。雷属性は12月頃だし。


 売れないけど、並べる事にはしたんだよ。何があるのか解らない恐怖がそこにあるんだからな。全部寄こせと言ってくる客がいるとは想定外だ。そんな買い方をするのかって話だからな。


 風属性も買って行くのかと思ったが、買って行かなかったしな。理由はちゃんと聞いたぞ。売れる時期なんだからまとめ買いは駄目だろうと言っていた。まあそれは確かにとは思うんだがね。


 火属性と氷属性は良いのかと言う話にもなってくるんだが。使うのは10月に入ったころからだからな。まだ9月だという事なんだろう。それまでに在庫を作っておけと。そう言う事なんだろう。


 毎回あんな買い方をされると問題なんだがね。そのために少し遅く来ているとかなのかもしれないが。買いたい奴は先に買っておけと言うのがスタンスなのかもしれない。


 別に構わんが、売り切れと言うのもな。出来れば無しにしたいところではあるんだが、そう言う訳にもいかないからな。売り切れは必至。当然の帰結なんだよな。


カランカラン


「いらっしゃ……お帰り。今日は早かったな。それだけ早くに売り切れたという事なんだな」


「ただいま戻りました。そうですね。10時30分頃には閉める準備をしているように感じました。完全に店を閉めたのは11時手前くらいです。これで3軒目ですね」


「そう言う事になるな。ともあれお疲れさん。先に食事に行ってくるといい。代金はこれで足りるか? 何か追加で注文したいのであれば言ってくれ」


「いえ、これで大丈夫です。では先に食事に行ってきますね」


 クライヴ君が帰って来たか。今日は早く帰って来たな。12時になる前に帰って来たのは初ではないか? まあ近かったのもあるかもしれないがね。何処まで行っていたのかは知らないんだが。


 とりあえずはお疲れ様だな。後2日間もある訳なんだがね。報告は後で聞くとして、今日はもう店じまいで良い気がするな。一応は店を開けておくが、来る人は居ないと思うんだよな。


 これ以上売れてしまったらどうなる事か解ったものではない。これ以上に売れてしまうと在庫が。その辺の管理が全くできていないんだよな。さて、どうするか。


 在庫管理なんかやったことが無いからな。前世でも経験がない。実働部隊であって、総務部では無かったんだよな。物品管理やその辺は専門家に任せていたからな。


 まあどうにかなるだろうとは思うんだがね。とりあえずは、皮紙と魔石インクを大量購入しないといけないという事が解ったのは良かったな。その位は必要だという事が解った。これから毎日魔法を限界まで作らなければならないと思うようにしないとな。


 それで丁度いい感じになるんだろうと思う。問題は仕入れをどの位の頻度でどの位の量を仕入れる必要があるのかという所なんだが、とりあえず、1日40の皮紙が無くなる計算で良いとは思う。


 クライヴ君と私で、毎日作ったとして、38のスクロールが出来る訳なんだからな。そうなると、魔石インクも相当量確保しないといけないという事になるな。クライヴ君の買い物が大変になる。


 大変になろうが、往復回数は少ない方が良いだろうからな。少しずつ買って、毎回のように買い出しにいかないといけないと言う事態は避けないといけないだろうな。


 色々と管理をしなくちゃいけないことが多く有るんだが。思った以上に多いんだが、大丈夫なんだろうか。私に出来ることなのかという事になってくる。


 最悪はクライヴ君に任せるとしてだな。私は兎に角、昼からは無くなった魔法の補充をしないといけないか。今あるだけの皮紙を全部使ってしまうとしよう。


 現状、ウルフとノイジーバードの皮紙しか残っていない訳なんだがね。とりあえず、火属性を補充しておけば良いだろう。後の生産調整は何とかするとしてだな。


 生産調整も必要だろうな。何の属性をどれだけストックさせておくかの調整は必須だと思う。今後もまた大量購入がある可能性があるんだからな。それに対応しないといけないからな。


 考えることはこのくらいか? もっと緩く考えていたんだが、商売を甘く見過ぎていたか。もっとしっかりと管理をしていかないといけないみたいだな。それが出来るのかどうかだな。


 出来なければ、人を雇うしか無い訳だ。何とかやってはみるが、出来ないなら出来ないと早めに判断をしなければならない。出来ることと出来ないことがあるからな。それは仕方が無いんだ。

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