158話 9/19 世間話も大事、麻痺魔法を作ろう
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さて、クライヴ君が食事を取ってきて、私も食事を取ってきた。もう既に2時を回っている。少し時間が掛かり過ぎた感があるが、それは仕方が無いだろう。
食事については、またしても男性店員が私のオーダーを通してくれた。今後もこうなるのだろうと思う。それについては運が無いという他無い。
宣伝については、クランに魔法使いがいないという事で、何事もなく終わった。クランに魔法使いがいない事なんてザラなので、仕方が無い事ではあるんだがね。
ただまあ、クライヴ君の様な人も合わせると、1000人に1人くらいは冒険者にいるとは思うんだけどな。魔力があっても、普通の仕事をしていたら関係ないんだがね。
それは仕方が無い事だからな。魔力がある人が全員魔法使いになる訳でもないからな。出来る限りなって欲しいとは思うんだが、それはこっちの勝手な願いだからさ。
そんな訳で、世間話をして帰って来た訳だな。世間話も重要なんだぞ。何処にどんなイベントが落ちているのかが解らないんだからな。
特にクランの交流会なんかには参加したいとは思っている。婚活をするに当たって、その場ほど適当な場所は無いと思うくらいには良い場所だと思うんだよな。
誰に掛け合うのかはとりあえずは保留としているが、今の所の最有力候補はギースの所のクランだろうな。話の持っていきやすさで言えば一番だからな。
まあ今の所はギースに頼む予定でいる。その場で結婚相手が見つかれば、それでいいと思っている。まだ早いというかもしれないが、急いで悪い事では無いからな。
後は、そうだな。昼間の荷車の行列も凄いことになってきていたな。門前までずらりと並ぶ荷車を見ると、シーズンの到来を思わせる。
これからはワイルドボアががっつりと取れる時期だからな。もう少ししたら、それを追いかけてウルフが増えてくるんだが、それはそれだな。とりあえずはワイルドボアだ。
9月の初めから始まって、今は9月の半分を過ぎたところ。どんどんとワイルドボアの数が増えていっている。それでも皮紙の値段は下がらないんだから魔法ギルドは下げるつもりは無いんだろうな。
魔法が安売りされても困ると言ったところか。時価で決めていると、この時期だけにワイルドボアの皮紙が大量に売れるという現象が起こるだろうからな。
それを避けたいのかどうなのかは知らないが、同じ値段で売り続けている。他の魔法が皮紙でどう変わるのかは知らないが、魔法陣魔法は皮紙の影響を強く受けるからな。
ワイルドボアやゴブリンの皮紙は使いやすくて大変有難い事なんだがね。使いにくい魔物がいないと言うのは良いことだよ。魔法の作成に色々と関わってくるからな。
さて、魔法の作成と言えば、麻痺魔法の事についてなんだが、とりあえずは作ってみない事には話にならない。下書きをしながらゆっくりと考えていかないといけない。
まずは図形をどうするのかという事が上げられる。図形次第でどうなるのかが大きく変わってくるからな。此処は六芒星で行きたいと思う。八芒星でも良いんだが、自由度が無くなりそうだ。
魔法の自由度は重要な項目だろうと思っている。特に多角形を使うときは、自由度がある程度犠牲になるような気がしている。だから遊びをある程度持たせるために六芒星で考えている。
勿論外側の円は二重円だな。それは基本と言っても良い。効果が大きくなるんだから、しない手はない。がっつりと効果を上げに行くんだから、二重円は基本と言っても良いな。
問題は中に何を書くかなんだよな。中心に何を書くのかによって大きく魔法が変化する。此処に電流と書いても良いものなのかが解らない。
雷と書くのは違うだろうな。雷と書いた場合は、普通の雷属性になってしまうだろうからな。今回の魔法はそうではないんだよ。雷属性かもしれないが、それとは別系統の魔法となる気がする。
だからと言って、何の属性の魔法なのかと言うのは解らないんだがね。雷属性ではない訳では無いんだが、雷属性とは違う法則で動いてもらわないといけないんだよな。
その辺が難しい。さて、どうしたものか。電流と書いてしまうか、それとも麻痺と書くかに寄るんだよな。何方でも良いわけでは無いとは思うんだよ。何方かが正解だという確証も何も無い訳なんだがね。これは難しい問題だろう。
とりあえずは、麻痺としておくか。この魔法でしたいことは、相手を麻痺させることなんだからな。中心には麻痺と書いておこう。とりあえずはそれで作っていく。
それで、外側には電流増加と書いていく。電流が強ければ強いほどに麻痺する可能性が高くなると思うからな。電流の強化はしておいた方が良いだろうな。
後は、数の増加も入れておきたい。数が多い方が良いだろうからな。ノイジーバードの魔法はデフォルトで数が多いんだが、それ以上に欲しいと考えられる。
電流の増加で数が減りそうな気がしているからな。それを書くと、何故か数が減りそうな気がしたんだよ。電流の増加だけだと、駄目な気がする。感覚的なものだけどな。
後は、効果時間の延長も入れておく。効果時間は長い方が良い。5秒とか短い期間の麻痺だと、魔物だと直ぐに立ち直りそうな気がする。人間だとそうもいかないんだろうが。
メインターゲットは冒険者だからな。魔物相手の人たちにどの位有効な魔法を配れるのかに寄るんだよ。魔法は便利な物であって欲しい。作り方は不便なままなんだがね。
とりあえずはこれで行こう。使ってみて、修正があるようであれば、修正しないといけないからな。足止め用の魔法だが、これは何属性に分類されるんだろうか。
雷属性が第一候補に上がる訳だが、まあそれは作ってからのお楽しみという事で。とりあえず、この下書きの通りに作ってみよう。駄目なら改良すればいい話だからな。




