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貴族に転生したけど、平民落ちするので魔法屋をすることにしました  作者: ルケア


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152話 9/19 大きなクランに宣伝が出来たぞ

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

「よう、前いいかい? 座らせてもらうぜ」


「ああ、どうぞ。冒険者か?」


「ああ、冒険者だ。それで? どうしたんだ?」


「何、魔法屋を始めてな。それの宣伝をしているという訳だ。クランにいる魔法使いに是非に教えておいて欲しいと思ってな。まあ無理にとは言わんがね」


 そんな訳で、何時もの様に相席になったため、店の宣伝をする。店の宣伝は何時しても構わないし、どれだけしても構わないからな。出来る限り知られていた方が良いのは確かだな。


 何をするクランなのかにも寄るんだが、魔法使いがいるのであれば、魔法は必要だろう? 宣伝を欠かさないのは早く店に来る魔法使いを増やしたいからと言うのもあるんだよな。


 なるべく増えてくれた方が嬉しい。売れる数が多くなればなる程嬉しい。どんどんと作る事が出来る方が良いからな。研究もしていきたいが、まずは売れないといけないからな。


「魔法屋を始めたのか。そりゃあうちのクランにも魔法使いはいるが、魔法にも好みがあるんだろう? 絶対に客になってくれるとは思わないでくれよな。一応宣伝はしておくが」


「いや、それだけでも有難い。まだまだ始めたてでな。客数もそこまでじゃないんだよ。何度も通ってくれるのが理想だが、それにしても相性とかがあるからな。無理にとは言わないが」


「そうだろう? まあ宣伝くらいは頼まれてやるけどよ。魔法使いが気に入るかどうかまでは解らんからな。まあ結構多くいるからよ。その中でも何割か気に入れば良い方じゃないか?」


「結構多くの魔法使いが所属しているのか? という事は大きなクランな訳だな。恥ずかしながら、クランには疎くてな。どういうクランなのかを説明してもらっても良いか?」


 大きいクランだと嬉しい所だからな。何割かと言っていることから、相当大きなクランだろうと思うんだが、どうだろうか。間違っていないと思うんだがね。普通は何人かという所なんじゃないかと思う訳だ。それを何割と表現したんだから大きいと思ったんだよ。


 大きい所に認知されると言うのは良いことだな。売れる魔法の数も多くなるからな。何をしているクランなのかに寄るんだが、何をしているクランなんだろうな。


 特定の事を成し遂げるクランと言うのも結構あるんだよな。何を相手にするのかで、魔法が変わってくるからな。何をするクランなのかが割と重要なんだよ。


 売れる属性が偏ってくれる方が店にとっては良いんだがね。作る属性が多い方が面倒だからな。なるべく属性は絞っていきたいところではある。まあそれも魔法の使われ方次第なんだがね。


「ああ、良いぜ。俺の所属しているクランは「闇を払う灯」って言うんだがよ。タイフーンウルフを狩ることを目的としているクランだ。だからそれなりの規模の討伐ができる様になっているって訳だな。それなりに人はいると思っている」


「具体的にはどの位の人がいるんだ? 特に魔法使いの人数だな。それについて聞きたい。客になってくれる魔法使いがどの位いるのかが気になるからな」


「魔法使いは大体200人くらいいるんじゃなかったか? 正確な数は覚えてねえ。そもそも全体で考えても2万人を超えているって事くらいしか解らねえんだがよ。規模感はそんな感じだ」


「なる程な。そうなってくると、戦闘職だけでも15000人くらいはいそうだな。そこまでの大規模なクランだとは思わなかったが、そうか。そんなに大きなクランの所属なのか」


 これはかなりの当たりを引いたか?タイフーンウルフを狩っているクランという事は、かなりの大規模クランだ。確か、前に教えて貰ったタイフーンウルフ狩りのクランとは違う名前だったはずだ。


 魔法使いだけでも200人となると、もの凄い数の魔法が売れる可能性はあるな。凄まじい所と出会ってしまった可能性がある。良い客になってくれればどれだけ有難いか。


 大きいクランは大歓迎だよ。小さい所と商売をしていくのも大切だとは思うんだが、大手に目を付けて貰えると言うのは大きい事だからな。直ぐにでも来て欲しい。


 どういう買いものをしていってくれるのかにも寄るんだが、どうなんだろうな。問題はそこなんだよな。気に入ってくれるのかどうかが肝になってくる。気に入ってくれると有難いんだがね。


「大きいって言っても、他よりも大きいってだけだからな。そこまで威張れるほどでもねえな。まあタイフーンウルフを狙っているところは他にもあるし、俺らだけって訳でも無いしな」


「タイフーンウルフを狙っているという事は、火属性の魔法を用意しておけば良いのか? 確かウルフ系統は火属性が弱点属性だったと記憶しているんだが」


「ああ、後は氷属性も弱点だ。その2つだな。好みは魔法使いによってあるが、まあその系統が揃っていれば問題は無いだろう。後は風属性も必要になってくるな。道中にはワイルドボアもゴブリンも居るからよ。それの露払いも必要なんだよ」


「そうか。そうなると私が用意するのは火属性、氷属性、風属性の3つになる訳だ。店頭にはその属性の魔法を並べて置くことにするよ。何時来てくれるのか解らんけどもな」


 用意はしておく。火属性を増量しておくのと、氷属性を準備しておかないといけないな。氷属性のストックはあるんだが、店頭には並べていなかったからな。並べて置くことにしよう。


 タイフーンウルフを倒さないといけないんだから、威力が無ければならないとは思うんだが、マッドフロッグの魔法で良いのかという所ではある。あれは設置型の様な感じだからな。


 一応追尾はするが、遅いんだよな。ウルフ相手に役に立ってくれるのかが解らん。まあ他の魔法が役に立つかどうかも解っていないんだがね。どれが一番良いんだろうか。


 何にしても準備はしておかないといけないな。折角大きなクランの人と会う事が出来たんだ。この機会を逃がすほど私は愚かではないつもりだ。機会は貰えた。後は物に出来るのかという事だけだ。

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