125話 9/17 重力魔法は闇属性、読めない文字がある場合はこうする
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さてと、紅茶を飲みながらゆっくりとしているが、そろそろ動き出そうかな。鑑定魔法と重力魔法の結果を見ようか。朝には出来ていただろうが、まあそれは置いておくとして。
ワイルドボアの魔法はどうしようかな。改良版の方だな。……探す限りワイルドボアの魔法はまだあるんだが、こっちは倉庫に眠らせておくか。ワイルドボアの魔法が無くなり次第追加しよう。
さてと、鑑定魔法はと。まあ出来てはいるな。当然な訳なんだがね。下書きも準備しておいたし、これは後でクライヴ君に使うとしてだな。問題の重力魔法はどうなったのか。
……闇属性魔法に分類されるのか。闇か。闇なあ。闇属性は使える魔法かと言われたら、かなり微妙な魔法なんだよな。特攻があるのが、妖精、精霊位にしか無いんだったか。
光属性の魔物がいれば、闇属性の魔法が効果があるだろうとは考えられているが、光属性の魔物は居たという記憶が無い。居ないとは思わないが、この付近には居ないな。妖精か精霊が出てきたら話は変わってくるんだが、そんな兆候も無いからな。
で、威力はマッドフロッグ並。かなりの高威力であることには変わりはない。威力偏重で作った訳でも無いんだがな。威力は上げたが、ノイジーバードの魔法にしては威力が高い。
数は51。これも多いな。ノイジーバードの材料を元にしているからな。数は多いのは良いことだな。威力も高いし、数も多い。これは良い魔法に仕上がったのではないか?
範囲は空中。それはそう。ノイジーバードだから空を飛ぶ。空中なのは解り切っているが、重力魔法だからな。もしかしたら飛べないノイジーバードの魔法になっていたのかもしれないからな。
速度は解らんが、まあある程度はあるんだろう。遅いとは思っていない。ノイジーバードの飛行速度くらいは出るだろうと予想はしている。その位は出て貰わないと困る訳なんだがね。
後は、形はノイジーバードだな。それはそう。当然の事なんだよな。ノイジーバードの素材で作ったんだからそうなるのは当然なんだよ。ここが違ってきていると例外の魔法になるからな。
さて、問題の効果なんだが、これが解らん。何と書いてあるのかが解らん。精霊語が読めないんだよ。精霊語は表意文字だからさ。解らない文字は読めないんだよな。
はあ。こうなるんでは無いかと薄々思っていたことではあるんだがね。読めない精霊語が出てくるか。予想していたことではあるんだが、やっぱりかという話だな。
これを読むことは出来ない。少なくとも私には読めない。研究者であれば、あるいはと言った感じだろうな。これは検証の必要があるものになってしまったな。
そして、案の定、詠唱文も読めない。同じ字が入っている。何と発音していいのかが解らない。大体は読めるんだが、少なくとも3文字読めない字が入っている。
これは文字列閥では良く起こる現象なんだがね。文字列閥の場合、文章にならない精霊語の羅列が表示されている訳なんだが、それが読めないことが稀にある。
昔は多々あったんだ。それを何とか読めるようにしてきているんだよ。研究者が何とか研究をして精霊語を訳しているんだ。精霊語の数は私の知っている範囲では3000を超えるんだよな。
頻出する文字を覚えておけばいい。出やすい文字と出にくい文字があるんだ。出やすい文字だけを覚えておけばとりあえずは魔法を使える。
だから、魔法使いは1つ1つ魔法を見るんだよ。読めない文字があった場合は使えない魔法になってしまうからな。自分の覚えている文字だけで勝負をしないといけない。
まあ普通に作れば、汎用文字で出来てくることが殆どなんだがね。普通はそんなところで悩まないでも良いように出来ているんだよ。それに何通りかの読み方がある場合が多いしな。
そういうものなんだよ。精霊語はな。人語は読み方さえ覚えてしまえば良い、表音文字だからな。そんな苦労はしなくても良いんだが、精霊語はそうは行かない。
兎に角、これについては早々に申請を上げないといけないな。研究者であれば知っている文字なのかどうかを確認しない事には売れない。汎用文字以外が出てしまっているという事だからな。
こうなってしまった場合は、各種ギルドに持っていって受付をすれば解決する。魔法ギルドでも商業ギルドでも冒険者ギルドでもその他のギルドでも構わない。何処でも良いから持っていくんだ。
最終的には商業ギルドへ通される事になるんだが、わざわざ商業ギルドに行くのは遠いという事もあり、どのギルドにも申請用紙は用意されている。
鍛冶ギルドにも置いてあるぞ。近くのギルドが鍛冶ギルドであれば、鍛冶ギルドでも申請は出来る。手数料は取られるが。商業ギルドよりは高く付くんだがな。
私の場合は冒険者ギルドに持っていくことになる。そこで申請用紙と目的のスクロールを持っていけば、申請完了だ。後は、読めた場合は読み方と一緒にスクロールが帰って来る。
読めなかった場合は、何時か読めたときに手紙がやってくる。まあ多分読めるとは思うんだけどな。文字列閥で散々精霊語と格闘をしてきているはずだからな。
スクロールと読み方と意味を書いて送ってきてくれる場合は一番良いパターンだ。既に判明している文字だという事だからな。そうなった場合は楽でいい。後は買う客に文字を教えるだけで済む。
読み方と意味が送られてきた場合は、スクロールを使えた。魔法から意味を推察出来たという事になる。まあ同じ魔法を作れば、恐らくだが、似たような文言が出てくるだろう。
読み方だけしか送られてこなかった場合は文字列閥で読みは判明しているが、意味は魔法を使っても解らなかったという事になる。まあこうなる可能性が一番高いと思っているんだが。
御礼状だけが送られてきた場合は、読みも出来なかった。研究資料をありがとうという事だ。こうはならないだろうとは思っているんだが、どうだろうな。
さて、どうなるのかだ。とりあえずは冒険者ギルドに持っていって申請をするんだが、スクロールは返ってこないと見た方が良いだろうな。意味もまあ解らんだろうな。期待はしていない。




