魔女、初めての挨拶
大人への関門。妖魔たちに、初めての挨拶。洞窟に住んでいる。場所だけ教えてもらって、一人で行く。
妖魔たちは、魑魅魍魎みたいな存在なので、グチャグチャ言ってきた。魔女は、まだ十八歳だ。とまどったりした。
それでも、「えーい、うるさい」光魔法を出した。シュッ、ピカッ。
挨拶に行った妖魔たちは、そこまで悪いことをしたことがない者たちだったので、光魔法で、急に何故かちょっと健康な状態になっていた。そして、少しフレンドリーになった。
「また、来てくださいね」
魔女は、ニコッと笑った。
終
意外と、いい者たちかもしれませんね。この、場合。