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僕は女の子になりたい。  作者: 立田友紀
6. 若葉ガールは夢を見る
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79.「わたしは素直になれない」

 勉強会が始まって3時間。

「じゃあ、傾きが2で座標(3、2)を通過する直線を作図してみて」

「おう……まず指定された座標の位置を点で記録付けて……」

 彼が、ノートに定規でX軸とY軸からなるグラフを作図してそこから問題を解く上で必要な情報を書きこんでいく。

「傾きが2ってことは、横に1つ進むと上に2つあがる直線ってことでOKだよな?」

「そだよー。詳しくは教科書にも書いてあるから、そっちも念のため見てね」

「ありがと!」

 小休憩を何回か挟んでいるとはいえ、芦原の集中力はいまだに続いているようだった。

 実はこの子とは半年前にも勉強会をしてはいるんだけど、本音を言うとその二の舞だろうとは心の中で思っていた。ただ、今回の彼は前回のそれとはまったく違う。

 正直に言えば、「すごい集中力だ」という言葉以外では言い表すことが出来なかった。

 もちろん赤点になったら、部活に出られなくなるというある意味危機的な状況である彼にとって今のこれは火事場の馬鹿力っていうのはあるのかもしれないけど……。

「作図できたぞ?」

「うん。じゃあ次の問題に進もうか。今書いた直線を式で表して。また、『y=-3x+1』の直線と交わる点の座標を答えてみて」

「おう。まず今書いた直線は、『y=2x-4』だな。続いて交点の座標は……」

 でもそれにしたってこの集中力といい頭の回転の速さといい。

 うぬぼれでもなんでもなく、事実として勉強はわたしのほうができるとは今も思ってる。だけども彼が今持っているほどの集中力が発揮できるというわけでも無く。これが、運動をしている彼の強みなのだろうかとふと考えてしまう。

 それに、何よりも驚きなのは――。

「yが同じってことは、この二つはイコールで結んじゃっていいのか?」

「あっ……うん、そうだね。でもこの程度なら無理に計算にしないでも作図から割り出しちゃってもいいかもよ?」

「えっ? それはズルじゃね?」

「得点になるならそれもアリよ」

「春奈ちゃん……意外に悪いヤツだなぁ」

「おしゃべりしてないで、勉強に集中なさい」

 芦原の頭を軽くはたきつつも、彼の問題の解き方を見て思わずため息が漏れてしまう。

「あれ、ミスったか?」

「いや、続けてちょうだい」

 集中力もそうだがそれ以上に驚いたのは、今までずっと赤点続きだったはずなのに一度解き方のコツを教えればものすごい勢いでその内容を吸収してしまったこと。

 最初は、「関数とはナンデスカ?」状態から始まりそれを解く上で必要な方程式の解法について訊ねれば「方程式とはナンデスカ?」という問い掛けになってしまう。今まで赤点続きだったことからも分かる通り、基本的な数学的な知識が無いのだからそんな状況で今のテスト範囲が解けるわけも無い。

 正直、相当な長期戦さえ覚悟していたというのに――蓋を開ければ、分からないところの根っこを特定してそこの解き方さえ教えれば、そこからはまるで人が変わったかのように内容を理解しはじめたのである。

「最後は、y軸が底辺、(2)の問で求めた座標を頂点とした三角形の面積か……。これって普通に三角形の面積を求める公式で答えちゃっていいのか?」

「おっ、よく気がついたね。それで解いていいよ」

「よっしゃ! 俺天才じゃね?」

「こら、調子に乗らない」

 そうやってたしなめつつも、教科書の先を見つめる。

 確かに彼は勉強ができない。けどそれは、頭の良し悪しとイコールになるわけじゃない。彼の勉強ができないというものは、単純に今まで勉強する機会が無かったからであり、根本的なひらめき力や計算力はもしかしたらわたしなんかよりもよっぽど上かもしれない。

 これはもしかして――わたしが思っている以上に彼はすごい成績を残しちゃうのかもしれない。そういった意味では、教えるこっちとしても俄然気合が入る。

 だけども……。

「おっしゃ、これワンチャン一位も狙えるかもな?」

 何の気なしの彼の一言が、不意にわたしの心に突き刺さる。

「もう、こういう時ばっかり調子が良いんだから……」

 教科書に目を落としながら、いつもの調子で返す。でも内心では、ちょっぴり動揺していた。

 3バカだのなんだの、みんなにちゃかされているとはいえクラスの人気者な彼。その一方で得意なことなんて何にも無くて、強いて言えば人よりちょっと勉強ができるくらいしか能の無いわたし。

 それでも勉強でなら彼に勝てる。何にも無くても、せめて対等になれる武器たるものが。唯一の取り柄が、あっさりと奪われるような気がして。

「よっしゃ、出来たぞ!」

「うん……本当だ。はなマル百点だね」

 そうやって大きな丸を書いてみたけど、心の中では彼に対する。というよりも自分に対してのモヤモヤとした気持ちでいっぱいだった。


 ◇


 勉強会を始めて3時間ほど。さすがにお昼前から今の今まで何も食べずにぶっ通しで勉強すれば、お腹の一つだって空いてくるものだ。そんなわけで。

「あんたさ、お腹空いてない?」

「そういえば腹減ったな。外に食べに行くか?」

「それも良いけど、良かったら何か作ってあげる」

「良いのか? じゃあ、ご飯作ってくれ!」

「あいよー」

 そう言いながら、髪を結びつつエプロンをつけて冷蔵庫を見る。元は勉強会のために来たとはいえ、何ももてなしもせずに帰らせるというのも何だかかわいそうな話だ。それに彼だってまあ、頑張っていたのだからご褒美くらいは出してあげてもバチは当たらないはずだ。

 そんなことを思いながら、冷蔵庫から食材を出す。

「チャーハンって平気?」

「むしろ大好きだぞー?」

「じゃあ、それにするね」

 まあ芦原がそんなに好き嫌い激しいようなキャラにも思えないけど、それでも好きなメニューだというならば作る方としてはやっぱり気合が入ってくるものだ。

「男の子ってやっぱご飯ものが好きなのかねぇ」

 そんなことをつぶやきながら、食材をトントンと切り始める。その間に冷凍ご飯はレンジで解凍。卵はボウルに落として、ほどよくかき混ぜておく。

 レンジがチンと音を鳴らしたら、ここからはフライパンの出番。フライパンにごま油をしいて野菜を炒めていく。

「手際良いね」

 急に後ろから話しかけられて振り向くと、芦原が興味深そうに料理する様子を見つめていた。確かに、普通の家だったらご飯ってお母さんが作るものだもんね。まして男の子である芦原があまり台所に立つイメージも無いし……だとしたら、こういうのって気になっちゃうものなのだろうか。

「見てても良いけど、火を扱ってるからあんまり近づきすぎないでね」

「おう」

 そう言いつつ興味津々で見つめられると――なんか微笑ましいような失敗が出来ないとプレッシャーを感じるような……。

 そんなことを考えつつ、野菜がしなってきたのでお次は卵をフライパンへ。火力をより強くして、焦げないようにしつつ一気に水分を飛ばす。

 こうすることでぱらぱらとした仕上がりになるんだけど、これがなかなか難しくて……料理には結構慣れている方だけどもやっぱり緊張してしまう瞬間だ。

「すげぇな。本当にフライパンをゆするんだな」

 そう言いながらテレビでよく見かける中華の鉄人みたいな仕草をする彼。とはいえフライパンを揺するこの行為……。

「それが残念なことに、家庭のコンロだと、実はあまり意味が無かったりするんだよねー」

「えっ? じゃあ何で揺すってるの?」

「ただの気分」

「何じゃそりゃ?」

 まあそう言いたくもなるよね。とはいえ完全に意味が無いわけでも無くて、ああやることで卵とフライパンが当たる面が変わるから焦げにくいっていうメリットはあるんだけど……。まあ、科学的な根拠があるかは別として。

「そしたらお待ちかねだよ」

 そして卵がいい塩梅にパサパサしてきたら、ご飯を一気にフライパンへ落とす。電子レンジで加熱してるからある程度ぱらぱらしてるけど、さらに水分を飛ばすように強火で炒める。具材と馴染んできたら最後に調味料で味付け。

「はかりとかではからないのか?」

「うーん、そうしてる間に焦げちゃうからねー。もっぱら目分量かな」

「すげぇ。ほんとすげぇな」

「ある程度料理したらこれ位お茶の子さいさいよ」

 そう言いながら器に盛りつければ簡単チャーハンの完成。冷蔵庫に入ってたお茶のペットボトルも出してあげれば、それなりにお昼ご飯っぽくなった。

「さっ、召し上がれ」

「いただきますっ!」

 そう言って勢いよくがっつく芦原。こういう仕草を見ていると、つくづく彼は男の子なんだなと感じてしまう。まあ、作ったこっちとしてはそれくらいの勢いで美味しそうに食べてくれるのは結構嬉しいけど……。

「喉を詰まらせないでね?」

 って言ってるとさっそく喉を詰まらせたのか、胸を強く叩く芦原クン。

「あぁ、言わんこっちゃないよもう」

 仕方なく席を立って彼の背中をさする。まあ年寄りでもないから喉を詰まらせたといってもすぐに元には戻れるみたいだけど、お茶を飲んで一息をついた彼の言葉はあまりに子供じみていて。 

「だって美味いんだもん」

「まあそう言ってくれるのはありがたいけどね?」

 もう中学生なんだから、そんな子供みたいなことしないで欲しいんだけどなぁ……。と思いつつも、明るく笑う彼を見ていると何だか責めるのもバカバカしくなる気がして。

「もう、しょうがない奴だなあ」

 いつもはあんまり笑わないわたしも、この時ばかりはついつい笑ってしまったのだった。

 だけども。

「にしても、春奈ちゃんってすごいよね」

「……えっ?」

 今まで取り止めの無い話だったはずなのに、急に真剣に彼はわたしのことを見つめながら問いかけてきた。その言葉に、わたしは何も答えることができなくて……。


 ◇


「どうしたのさ、急に」

 辛うじて出たのは、その一言だった。だっていつもおちゃらけてばっかりの芦原がそんな真面目なこと言うだなんて、思ってもいなかったから。なのに、戸惑うわたしをよそに彼の言葉はなおも続いて。

「だってさ、春奈ちゃんって何でもできるじゃん! 勉強も得意だしオシャレでかわいいし料理も上手くて。それに委員長が言うには、家事だって何でもできるんだろ? 純粋にすげえなって」

「えっ……えぇ……?」

 別にわたしがすごいって、そんなこと一度も思ったことなんかなくて。むしろ他の誰よりも何もかも劣っているって思っているくらいなのに……。

 わたしに向けられたことなんか一度も無い、褒め言葉。

 もちろん、褒められて嫌な気持ちがする人なんて普通居ない。だから喜ぶべきだって、すぐに思考は働くのだけど――そのくせにお礼の言葉を言うことも言えなければ何をどうすべきか分からなくてあたふたするばかり。

「体育祭の時もそうだし、今日の教え方もそうだし。そういうところをみると春奈ちゃんってやっぱすごいなぁ」

 そうやっておいしそうに食を進める彼。分かってる、こいつに悪意はないことくらい。それなのに……。

「……やめて、よ」

 絞り出すような声で出てきた内容は、せっかくの褒め言葉を無碍にしちゃうものでしかなかったのだ。

「あっ……ごめん。何か嫌なこと言っちゃったか?」

「ううん、違うよ。褒めてくれてるんだよね……分かる。けど……」

 褒められているってことは分かる。でも、今まであんまり褒められるって経験をしてなくて、なんなら見下されてばっかりだったわたしには、そういう明るい言葉はあんまりに眩しくて。

「ごめんね。めんどくさい、よね?」

「いや、そんなことは無いって。けど、もしかして俺何の気なしにまたひでぇこと言っちったかなって」

「そんなことは無いよ! だけども……」

 分かってる。この子が言ってくれた褒め言葉はその全てが真実ってことに。そもそもこの子は腹芸なんて出来るほど賢くも無いし、嘘がつけないことは体育祭の時にたくさん見ている。だから彼から見たありのままのわたしが今の言葉につながっていることは、間違いのない話。

 でも――おそらくわたしは本質的に褒められることが苦手なのではないだろうか。あるいは、つい人と自分を比べて自分を卑下しちゃうクセを持っているのかなって。……だからさっきも、芦原相手に勝手に嫉妬して落胆しちゃったりしたのかな。なんてね。

「いいや、褒めてくれてありがとね。なんかわたし、昔からあんまり褒められたってことがなくてちょっと驚いちゃったの」

 そう言って無理やりにも笑って、今までのことを無かったことにする。

 だいたいこんなこと、芦原に言って何になる。不幸自慢したいわけじゃないんだし、彼はきっと心の底からの好意でそう言ってくれたんだから――そこは素直に受け止めなきゃ。昔のことなんかもう過ぎたんだからさ。

「さてあったかいうちに食べちゃおうね! そして勉強だー」

 わざとそんな真の伸びた声で緊張や不安を押し殺した。

 演技の出来ない、感情表現の乏しいわたしができる数少ない演技。だけども……そんな三文芝居が彼に見抜けないはずも無くて。

「そうだな! ちゃんとやらないと俺、赤点だもんな!」

 いや、逆だ。見抜いているからこそ、わざと乗ってくれたんだ。わたしがこれ以上気を遣っちゃうって、きっとそこまで分かってるから。……まったく、誰だよこいつを3バカって言ったやつ。わたしなんかより、よっぽど賢いじゃないか。

「そうよ! わたしも頑張って教えるから、あんたも頑張りなさいね?」

「おう、ごちそうさん」

 何て言ってる間にも、彼はご飯を食べ終えてしまったらしい。本当に元気だけどせっかちでそそっかしい男だ。でも……。

「そうそう、春奈ちゃんさ」


「無理に気持ちを抑えないでも大丈夫だからな? 泣きたきゃ泣いて、笑いたきゃ笑えばいいんだからさ」


 あぁ、ずるいな。だって、せっかちでそそっかしいように見せかけて、今のわたしが欲しいことをピンポイントでくれるんだからさ。


 ◇


 そして、お昼休憩を終えてからはわたしたちなおのことひたすらに勉強を進めた。芦原はより必死に問題を一問でも解こうと努力してたし、わたしもひとつでも多く知識が身に着くように教えた。

 正直それでも時間は足りない。だけど悩んでいる時間はなくて、ただがむしゃらに一問でも多く問題を解いて知識を身に着けようとあがいて……そんなことをしているとあっという間に夜が訪れてしまった。

「あっ……もう良い時間か。じゃあ、今日はここまでにしようか」

「うわぁあ、疲れだぁあああ」

 わたしの勉強会終了宣言と共に、机の上に大きく伸びる芦原。何回か休憩を挟んだとはいえ、たぶん8時間くらいは勉強したのではないかな。普通の学校での授業よりもずっと長い時間勉強することになったぶん、勉強習慣が無い芦原にとっては、相当大変だったに違いない。

 でもその分の成果は、彼のノートに現れていた。

「でも、頑張ったじゃない!」

 たった一日で、数学と英語はテスト範囲を終わらせることが出来た。理科と社会についても、暗記は必要とはいえある程度ポイントは伝えられたつもりだ。

「ありがとう。たぶん、今までの人生で一番勉強した自信がある」

 そうだろうね。普段勉強しない彼にとって、相当ハードだった一日だったに違いない。

「ちょっと、そんな調子で受験はどうするの?」

 でも来年の今頃になったら、きっと毎日これ位勉強しないといけないのだろうけど――こんな調子で大丈夫かなあとはちょっと心配。

「推薦でワンチャン」

「推薦してもらえるだけの成績が無いとダメだから、どっちみち勉強からは逃れられないよ?」

「春奈ちゃんの鬼! 悪魔!」

「それはわたしに言われても困っちゃうんだけどなぁ……」

 だったら、今からある程度勉強して内申点を稼がなくちゃね。とはいえ彼にはサッカーって武器もあるからそこはまあ真剣に悩むことでも無いだろう。まあ言ったら勉強しなくなるから黙ってはおくけど。

「でも、春奈ちゃんの勉強はどうするんだ?」

「わたしは別に良いのよ。そんな1日くらいで赤点になっちゃうほどではないから」

「うわー。これだから頭の良いヤツは」

 そうやって膨れる芦原。

 うん、イケメンな彼ではあるけど膨れる様子はあんまり可愛くないらしい。ってまたどうでもいいことを学んでしまったよ。

「でもまあ、貴重な休日奪ったわけだしなんならお昼とかも作ってもらったわけで」

 とはいえ意外にも芦原は真っ当なことも心配してくれるわけで。いや、別に心配されたとしてもそこは好きでやったことだから気にしないで欲しいところなんだが。

「そこは気にしないで。わたしも好きでやったんだから」

 と、伝えると返ってきた言葉は意外にも頼もしいもので。

「そっか! じゃあこの分は、良い成績とって返さないとだな」

 芦原の口からそんな言葉が出るとは。これは、期待しちゃってもいいのかな?

「じゃあ、宣言通り良い点数を取ってね。楽しみにしてるよ!」

「あはは……そこは頑張るよ。じゃあ、今日はありがとな!」

 そう言って荷物をまとめて帰って行く彼。

 思えば嵐のような一日だったけど、たまにはこういうのも良いのかな……なんてつい考えていると。


 ――春奈ちゃんはすごいよ。


 ふとそんな言葉を思い出した。

 そう言えば、言い忘れてた。わたしだって彼に言わなくちゃいけない言葉があったことに。

「待って!」

 一度小さくなったはずの彼の背中が、再び大きくなっていって。家から数十メートル走って彼のことを呼び止めた。

「ちょっと、どうしたんだよ? あ、忘れ物か?」

「そうじゃなくてねっ」

 言うべきか言わざるべきか、言う直前まで悩んでためらって。でもここまで来たらもう後は勢いで言ってのけるしかないって気になって。勇気を振り絞って――。


「さっきは褒めてくれて、ありがとう!」


 そうとだけ言って、踵を返して走り出す。

 彼が何って言葉を返したかは分からないけど――でも言いたいことが言えた。そこだけは良かったって、そう思ったのだった。


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