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僕は女の子になりたい。  作者: 立田友紀
7. 若葉ガールに春が来た⁉
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98.「重なる変化と戸惑う私」

 私に初めての彼氏ができて、妹に告白されて、初めてのデートなのになんだかやきもきして――そんな出来事のあった冬休みも昨日でおしまい。

 いよいよ今日からは学校も再開して、またいつも通りの学校生活が私にも戻ってきた。……はずなんだけど。

「おはよー。みんな久しぶ……り?」

 教室に入りつつ言いかけた、いつも通りの朝の挨拶。でも、教室全体を見渡せばそこに広がっているのはなんだかいつもとは違う光景。

 うまく説明するのが難しいけど、教室の中の数名が急に雰囲気が変わったというか髪の色が変わったと言うか……。

 そう、いわゆる『夏休みデビュー』ってやつ。例えば、いままで地味だったはずの女の子が急に髪を染めてみたり、真面目なガリ勉君が急にピアス開けてみたりって感じ。

 別に驚くことではないことだとは思う。私の先輩たちも、ある時期に急に髪の色を変えてってことはあったしまして冬休みって色々なイベントがあったわけだからね。

 でも、やっぱり違和感というか戸惑いを隠すことはできないまま、ちらちらって教室を見渡しつついつもの席へ。

 私の個人的な偏見も多数入ってると思うんだけど、やっぱりこういう手合いはあんまり得意じゃない。偏見だって分かってるけど、やっぱり日頃の行いがあんまり良くない人って髪を茶髪とか金髪にしている人が多いし、そういうのって大概がヤンキーっぽいじゃん?

 まあ、うちも田舎の学校だし先輩世代もヤンキーって言われるような人はいたからそれが私の世代に回ってきただけって考えれば良いんだろうけど――そういうのが近くに居るとなんだか私まで良くないことに巻き込まれる気がするからね。

 そういえば教室を見渡して思ったんだけど、実はさっきのぱっと見時点で結衣も居なかったりする。あの子いつも一番最初に登校するから会わないってことは無いはずなんだけど。……まさか結衣まで夏休みデビュー決めたりとか、してないよね? 私の親友にまでそういうチャラい系のムーブメント来てないと信じたいんだけど。

 ともかく、いつもの席に座って提出用の冬休みの課題を広げていると。

「春奈おはよー。冬休みが終わっちゃったねぇ」

 眞子が話しかけてきた。まさか眞子まで冬休みデビューを決めてしまったのかって一瞬嫌な予感はしていたけど、顔を上げて彼女の様子を見ると……良かった。こっちはいつも通りだった。

「良かった、眞子はいつも通りで」

「ちょっと。わたしがああいう感じのことするとでも思ったの?」

「眞子も思うよね? あんまり大きな声では言えないけど、みんな冬休みの間に急にチャラくなっちゃって……」

「まあ、そういうお年頃なんだもの。そういうあんただって、髪型を変えたでしょ? 周りから見れば、あんたも十分冬休みデビューに思われるから」

「そうかなぁ……?」

「それに、彼氏もちゃっかり作ったりしてるじゃん」

「それは内緒にしててよ!」

 周りにバレてないかついつい確認しつつ、眞子に耳打ちをする。とりあえず、みんなにはバレてはないみたいだから一安心。けど、私が冬休みデビューしたっていうのは……。確かにいままでの地味な一つ結びは止めて、ハーフアップにしたのは事実だけど。でも髪型と髪の色は、話が違うと思うんだよなぁ。

「まあ、春奈は気にしすぎなだけだよ。確かに髪の色は変わってるけど、葵ちゃんも瑠璃ちゃんもそ中身までは変わってないから」

「……そうかなぁ?」

 だったら良いんだけど。私、ヤンキーとかはやっぱり苦手だよ。そもそも男だった頃だって、ヤンキーっぽい子がいじめっ子だったわけだし。性別も変わったし、特に男子のヤンキーっぽい子からはもう絡まれる機会は無さそうだけど。

 けど、今まで関わりのあったクラスメイトがヤンキーっぽく。ヤンキーというよりはギャルとでも言うのだろうか? どっちにせよそういうのは、ちょっと止めて欲しいところなんだけど。トラウマをほじくられるような気がしてさ。

 まあそれでも、眞子や結衣がいつも通りならまだ一安心なんだけど。

「ってそう言えば結衣は?」

「あぁ、結衣は……」

 そう言い眞子は、結衣――ではなくて宮川が普段座っている席を見るように促す。あれ、結衣の席では無くて? 結衣の席はさっきから空席だし、宮川も普段はそんなに学校に来なくて誰も居ないはずなんだけど……。

 そう思いつつ、眞子に従って目線を移すと――あれ? あれれっ!?

「な、何あれ?」

「何って、結衣と宮川だけど」

「そこはわかってるけど! わかってるけど……」

 驚きのあまり声を震わせながらそう答える。 

 まず前提として、私の目線に映る人が結衣と宮川だってことはまず理解できた。うん、ここまではね。

 けど何に驚いたって、まず結衣は今までのトレードマークだったはずのお下げをばっさりと落としてショートヘアに髪型を変えていたのだ。どうりで、最初に彼女の存在に気づかなかったわけだ。

 そしてそれ以上に、いままで問題児として学校内外で多数の問題を起こしているあの宮川が髪の色を黒色に戻して、結衣と仲良さそうに話しているってこと。おまけに机には、提出課題と思しきものがきっちりと揃っているし。

 この休みの間に、いったい2人に何があったんだ? ある意味こっちのほうがひと夏のアバンチュールというか何というか。けど私と結衣はともかく、私と宮川はそこまで仲良くはないから何があったか聞こうにも聞きづらいし。

 というかそもそもこれは二人の問題であって私の知る必要のないことだし、言ってしまえばコレってただの野次馬だよね? 気にはなるけど、それを触れるっていうのは例え親友同士だとしてもやっていいことではないから――見なかったことにするべきなんだろうけど。

「そっか。人って、変わるものなんだね……」

 たった二週間。私の知らない間に世界は大きく変わっていて、まるでひとり浦島状態。眞子だけはそれでも変わっていなくてある意味安心したんだけど。

「変わるものって、あんただって変わったでしょ」

 芦原と付き合い始めたわけでしょ? そう、眞子は言う。確かに、私以外の人も私自身も変化にまみれた冬休みってことは間違いないんだろうけど。

 けど……私は変わってないし。俊吾と付き合い始めたとしても恋人らしいことなんか何もやってない。恋人らしいことをしたいって訳じゃないけど――そんな私も気づかないうちに変わったってことなのかなぁ。

 正直、変わってしまうってことは怖い。今までの当たり前が、壊れちゃうような気がするから。

 女になって、やっと築けた平穏な日常が……壊れてしまうことは嫌だったから。

「俊吾とは確かに付き合ってるよ? けど、だからって何かが起こるわけじゃないし」

 そう、俊吾と付き合う時も同じことを思った。

 要するに、「変化」が怖いんだ。今までいじめられっぱなしで死にたい死にたいって思い続けてきた。そんな私がやっとつかんだ普通が、今の生活。

 ずっと普通が当たり前で生きてきた眞子はきっと理解できない感覚なんだろうけど、それでも私にとっての当たり前って言うのは両隣に眞子と結衣が居て。自宅にはお母さんと秋奈が待っていて。周囲には問題ばっかり作ってくれる俊吾とか宮川が居て、そんな彼らを叱りつつ見守てくれる会長が居て――それが、私が頑張って作り上げてきた『当たり前』の日常なんだ。

 そんな日常がまた壊れちゃったら――今の私は何を頼みに生きていけば良いんだろう。今さらもう一度こういう関係性なんか、作れる自信が無いよ。

 だけどもそう言おうにも、先生が入ってきて眞子も元の席に戻ってはそう打ち明けることもできず。そしてなすすべも無いままに、変わってしまった私の周囲と共に3学期が本格的に始まってしまったのだった。


 ◇


 そうは言っても休み明けの初日に授業なんてあるわけもなくて、始業式と課題を出してしまえばそれで今日の学校は終わり。私は別に宿題も普通に全部やり終えていたからそれをさっと出して帰るだけ。

 万年赤点、万年宿題未提出の宮川が耳をそろえて冬休みの課題を出したことでうちのクラスはみんな驚いていたけど……それは今はあんまり考えないことにした。考えれば考えるほど気になっちゃうし、結衣と宮川の関係に口を出すのは筋が違うからね。……正直二人が何を考えているのか、全く理解不能だし。

「俊吾、帰ろう」

 そんなわけで、今日は俊吾を誘って帰ることにした。

 前回のデートはなんかギクシャクしちゃったけど、やっぱり私もちょっと短気だったかもしれないしそこは反省。恋愛っていうのは、お互いが努力しないと良い関係は築けないから私も頑張って俊吾と触れ合う時間を作らなくちゃいけないしね。

 って、思って勇気を振り絞って誘ったにもかかわらず――。

「ゴメンっ! 俺、宿題やり忘れてて……」

「こらっ! 安藤と話してないで宿題に集中しろっ」

 宿題をやり忘れたとのことで、担任の先生にこってりと絞られていた。

 そういえば、3日前に電話をした時も宿題終わってないって笑いながら言っていたっけ。3日もあれば何とかできるだろうって深くは入れこまなかった私がバカだったとは思ったけども。

 仕方なしに、今日は一人で帰ることに。眞子や結衣を誘えばよかったと思ったけど、眞子は帰りがけに「芦原と一緒に帰りなよ」だなんて言って先に帰っちゃったし。結衣は結衣で、宮川と楽しそうに話していて……付き合ってるかどうかは分からないけどやっぱり話しかけられないじゃん。

 そんなわけで、ひとりで昇降口へ。

 いつもは隣に眞子と結衣が居るから、寂しさもよりいっそうだ。

「……まあ、しょうがないよね。こういう日もあるよ」

 別にいつものことじゃないんだ。いつも一緒って言ったって、お互い都合がつかない時だってあるに決まってる。親友だからって、いつもべったり一緒では居られないんだからさ。

 それに考えようによっては、こういう状況は慣れてるじゃん。1年前の今頃だって、ひとりで家に帰っていたわけだし。うん、だから平気。さびしくない。

「よし、帰ろう!」

 そう、つい独り言をつぶやきつつ下駄箱からローファーを出して履く。まさにその時だった。

「ハルちゃん?」

 肩をトントンと叩かれて振り向く。そこに立っていたのは――生徒会長。千歳悠希先輩だった。


 ◇


「うぅ、聞かれてたとは……」

「まあまあ、あれくらいの独り言はよくあることよ」

 顔を抑えながら歩く私と、まあまあと宥める会長さん。

 どうやら昇降口で私がぶつぶつと独り言を言っていたのを全部聞かれていたようで、そこから途中まで一緒に帰ろうって誘われて、こうして二人で家に帰るという流れに。それにしてもさっきの独り言――いや、私としては心の中でつぶやいていただけだったつもりなんだけど……全部漏れてただなんて。

「恥ずかしくて死にたい」

「まったく大げさね。よくあることじゃない、そういうの」

 まあ聞かれたのが会長さんだけだったからまだ良かったけど、他の人に。それもクラスメイトとかに聞かれていたら最悪だ。明日からきっとクラスでも噂されちゃう。実は安藤春奈はメンヘラ、とか。情緒不安定とか。

「よくあっちゃまずいんですよ。まして超暗い独り言じゃないですか」

「確かに、軽く背筋が凍る系よね」

 そう苦笑いしつつも同調する会長さん。

 けどこうやって、私が出したSOSを拾ってくれたのは正直嬉しかった。もちろん眞子とかに相談したいって気持ちはあったけど、やっぱり俊吾との件で散々世話になりっぱなしでなんだか眞子に依存しているような気もしてて、話づらかったのだ。

「けどさ、ハルちゃんの気持ちは私も分かるかな」

「会長さんもですか?」

「私もよ。だって、せっかくこうやって対等に話せる人ができたのに――私今年で卒業よ?」

「……そういえば、そうでしたね」

 もしかしたら、会長さんのほうが私よりもより状況はハードなのかもしれない。特に彼女は、3月にはこの学校を離れて卒業しちゃうわけなんだから。

「……でも何人かは、同じ高校に行きません?」

 それでも、同じ中学出身の子がゼロってことは無いはず。ただ会長さんは頭良いし、その気になれば常磐(ときわ)高校――県内屈指の名門校にも行けるかもしれない。いや、東京の高校に出ても十分通じるほどの頭脳を持っているはずだ。

 そうしたら――ひとりぼっちになっちゃうのかなぁ。なんて思っていた。

 正直、私は高を括っていた。東京くらいだったら、その気になれば私でも会いに行ける。ひとりぼっちはきっと無いって、そう思っていたのに。

「残念ながら、たぶん一緒に行く人はいないと思うな。だって私が行く高校は……」


出雲(いづも)にあるから」


「……えっ」

 驚きの余り、その声しか出なかった。

 その後彼女は、どうして出雲じゃないといけないのかを説明してくれた。彼女は千歳神社の神職を継がないといけない立場で、神職になるためには専門の教育を受けなくちゃいけない。だから、大きな神社――出雲大社がある出雲へ修行も兼ねて行くってことになった。そういうことみたい。

 理屈は分かる。でもそしたら――。

「だから、私もひとりぼっち。そんな社交的な性格でも無いから、なかなか人と打ち解けられないかもね」

「……」

 あっけらかんという彼女。でも、そんな彼女が心配というか何というか。

 ……うまく言えないけど、何だか鏡写しになっているような気がするのだ。ちょっと未来の私にも、同じようなことが起こりそうで。

「でもさ、大丈夫。今はこうして、スマホもある。寂しかったら、いつだって連絡が取れる。さみしいことなんて、きっと無いよ」

「でも……」

 分かってる。連絡手段があるから、寂しくは無いってことくらい。ボタン一つで相手の表情も、話し方も何でもわかる便利な時代。けど、そうじゃないんだよ。


「でも……これまで当たり前に過ごしていた日常は変わっちゃうじゃないですか!」


 連絡が取れる。話ができる。気持ちが交わし合える。

 全部、スマホでできること。でもスマホに出来ないことだってある。

 今まで当たり前だった日常は。0と1って情報を介さない空気感は――スマホでは共有できない。

「あのね、ハルちゃん。『変わらない』ってことは無いんだよ?」

「そんなの、認められないっ」

「けどあなただって来年には、卒業する。卒業したらみんなバラバラ。三春さんはきっと、デザイナーの夢を追うために東京に旅立つ。結衣さんとあなたが同じ高校に行くって保証も無い」

 

 ――それでもあなたは、二人の夢を遮ってまで変わらない『日常』にこだわるの?


 分かってる。本当は、私が怖がっているだけってことも、いつかはそれを受け入れなくちゃいけない日が来ていることも。そしてそのタイミングが、じわじわと私のもとに来ているってことにも。

 けどそれが、今の私が背負うには重たすぎて……。


 ◇


 結局私は、ついその場で泣き崩れてしまった。

 会長さんはしきりに謝りながら、私を家まで見送ってくれた。

 悪いのは、私だ。弱い心を持った、私のせい。だけども会長さんは責めるでも無く、私の頭を最後までしっかり撫でてからうちを後にした。

 そこからは、何が起こったかはちょっと覚えていない。精神的にぐったりで、たぶん家のソファで倒れ込んでそのまま眠りこけたのかもしれない。そうして眠りこけているうちに、目を覚ませば家の中は暗くなっていて。

「そっか、寝落ちしちゃったのか」

 そう呟きつつ、明かりをつけてスマホを見る。眠りこけているうちに、何件か。というよりも何十件かやりとりがあったみたいで。

「どれどれ……」

 そう呟きつつ、スマホを見る。

 正直精神的にガタガタなこんな時だったからこそ、見るべきじゃなかったんだと思う。でもそんなの、見始めたときは考えも及ばないことで。


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まこ:東京の中学の編入試験、どうすればいい?

中村結衣:編入、正式に決まったのね!

まこ:試験通らないと編入できない>_<

中村結衣:それは仕方ないよ~。だって入試がある中学校なんでしょ?

まこ:わたしの頭で果たして入学ができるのか?

中村結衣:編入試験の試験範囲とか聞いたの?

まこ:一応こんな感じ

まこ:まこが写真を送信しました

中村結衣:うちよりも進度がちょっと早めね。

中村結衣:あと、私立校でしょ? 私立だと応用問題も出るから、そこらへんの対策は必須かもね。

まこ:習ってない範囲の問題なんて解けるわけがないwww

まこ:結衣せんせー教えて!

中村結衣:良いけど、私で良いの?

まこ:正直勉強には自信ないし。あと面接対策の練習相手にもなって欲しいから

中村結衣:面接相手は私だけじゃなくてハルちゃんとか俊ちゃん、正ちゃんにもお願いしたほうがいいかもね

まこ:スタンプを送信しました

まこ:春奈はともかく、男子たちは絶対手伝ってくれないでしょ(# ゜Д゜)

まこ:てか、あいつらに面接官役は務まらないからw

中村結衣:まあまあ(笑)。こういうのは場数を踏んだ方がいいからね

中村結衣:ハルちゃん、お願いできるかな?

まこ:既読つかない。どったのかなぁ?

中村結衣:まあ、そのうち返事来るだろうから待ってましょ。

まこ:それもそうね~

まこ:まこがスタンプを送信しました


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「あっ……眞子までも、か……」

 分かっていたことなんだ。

 いつかは来ることで、それが速いか遅いかのタイミングの問題ってことも。それなのに今の私には、覚悟が無くて――。

「うっ……っく……」

 メッセージを返せないまま、声にならない嗚咽が誰も居ないリビングに響き渡った。

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