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冒険者登録

どうも雷鬼です。初投稿で未熟な点が多々ありますが、読んで楽しんでもらえたら幸いです。

「大変申し訳ございませんでした。つい手が出てしまって…」

「安心せい、お主は悪くないぞ。悪いのはこのアホタレじゃ。コヤツが無防備な状態で寝ているからじゃ。むしろ好きなだけ襲って良いぞ。こんなヤツに嫁ができるとは…妾はうれしいぞ」

「ありがとうございますお義母様。積極的に襲わせていただきます」

「ちょっとちょっと!勝手に僕とサナを結婚させないでよ!それにイーベルサナを贔屓しすぎ!しかもサナ!なんで『つい』なんだよ!なぜついで襲っちゃうんだよ!?」

「冗談じゃよ」「冗談です」

ホントかな?なんかサナが残念そうにしてるように見えるけど…冗談だと信じよう。信じたい…

「そんなことより家はどこ?」

「ここじゃ」

イーベルが指さしたのは朝はつかないものの豪邸だった。

「???」

理解が追いつかなかった。ちょっと前まで狭く汚らしい部屋で1人で住んでいた身としてはとても信じられない光景だった。

「驚くのも当然じゃろうな、じゃがお主が以前部屋を拡張した時にできた空間よりは狭いくらいじゃぞ?なぜあんなことを平然とやりつつこれには驚くのじゃ?妾には分からぬ」

「主よ。申し訳ないのじゃが''たまたま''条件に合う家がこの家しかなくての、"たまたま"この家の個室が3つしかないのじゃ。だからサナとお主は相部屋じゃ。サナよ、主の面倒を頼むぞ。あと主は好きにしてよいのじゃ」

「ねぇ、絶対わざとだよね?絶対わざとだよね?だってあの日の夜に外に出て行ってたよね?引っ越しが予定より遅くなったのって2人で結託して買う家を変えt「ゴホンッ、そんなことよりもさっさと荷物を置くのじゃ」「ねぇ?」

完全に無視されたよ…絶対あの日の夜にサナがそうしてくれって頼んだよね?もういいや…別に逃げればいいし


家具を配置していると突然イーベルがこういい出した。

「そこの男2人よ、お主らちゃんと仕事はあるのかの?」

「えっ、ないけど…」

「じゃあ仕事を探すのじゃ」

「えっ?なんで?」

「おぬしの超高価な素材がたくさんあるとは言え、いつかは尽きる。そのために仕事を探すのじゃ」

「いや、イーベルはどうなの?」

「妾はお主らの家事をしているからの。お主ら家事全くできないじゃろう?妾がやるしかないからの」

「じゃあサナは…」

「サナも同じじゃ」

そう言われた瞬間僕とルーカスに衝撃が走った。そう、僕たちは無職だからだ。

「でも仕事と言っても僕は中学生だy「お主は十分強いじゃろうこの世界ではお主くらいの年齢から働いているやつも少なくないそうじゃぞ?」

「わかったよ…働くよ…でも仕事なんて雇ってくれるとこなんてあるの?」

「冒険者になればよいのでは?貴方様の長所である強さを活かせますし」

「いいね!この世界の魔物で死ぬことはこのステータスならなさそうだし。ルーカスも冒険者になる?」

「私にも効率的に稼げる仕事はそれしかないでしょう…いえ、私は集団の戦闘で効果を発揮するスキルを多く持っています。もしかしたら軍隊などのバフ要員になれるかもしれません。私のバフのステータス上昇値はとても高いので試してみる価値はあると思います。ただ、軍隊に生い立ちがわからない謎の人物が入れるかどうかが微妙なところですね」

「そりゃそうだね。まぁ入れなかったとしても僕と一緒に冒険者になればいいよ。ルーカスのステータスでもこの世界の魔物はあのダンジョンにでも入らなければ余裕だからね」

「そうですね」

「とりあえず僕は冒険者になりにに行ってくるから、残りの人たちは残りの作業よろしく〜」

「ちょっと待つのじゃ!作業から逃げるつもりじゃな!ちゃんと作業を」

「あ〜聞こえな〜い」

逃走成功だぜ!さっさと冒険者になりに行くか。



「申し訳ございません。18歳未満の冒険者登録はなるべく遠慮させていただいておりますので…」

「え!?なぜですか?」

「子供が若くして命を危険にさらすのは問題だということで…その…」

「でも"なるべく"ってなんですか?例外があるということでは?」

「いや…あるにはあるのですが…その…条件がとても厳しくとてもあなたにクリアできるようには…」

おっ、可能性が見えてきたぞ

「その条件は強ければ簡単に満たすことができますか?」

「ええ…Bランクの魔物に仮想空間で勝利することが条件ですが…」

「えっ!?そんなに(簡単なん)ですか!?」

「えぇ、すごく難しいんです」

「?えっ?僕はそんなに簡単なんですかって意味で言ったんですが」

「簡単?何言ってるんですか?あなた大丈夫?そこまで言うならやらせてあげるわ。こっちに来なさい」

「はい」

おぉ〜、完全に冒険者を舐めてるやつに分からせようとさせてるね。ただ、僕はホントに強いんだな〜

「ここに入って」

僕は堂々と入った。すると、野次馬の冒険者が集まってきた。

「やめるなら今よ」

「やめないよ」

「しょうがないわね。今設定するわ。……………設定完了よ、バトル、スタート!」

出てきたのは前のクマさんに似た謎の生物。鑑定はいいや

パアン

僕がクマにパンチしてクマが弾け飛ぶと歓声が上がった。

「お~い受付嬢さーん。これでいいですか?」

「ごっ、合格よ。あなたはCランクからスタートよ」

受付嬢さんの顔が信じられないと言っている。何だこいつ自分からやらせといて。

その日、街中に噂が広がった。

"モンスターベアを瞬殺する少年が現れた"と…

読んでくださりありがとうございます。面白ければ、ブックマークと評価の方、よろしくお願いします。

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