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やりすぎた?

今回もめっちゃ短いです(すいません)

初投稿で未熟ですがよろしくお願いします

目覚めると保健室にいた。困惑していると、「起きた!起きたぞ!」と誰かが言い、みんな「よかったね〜」と安堵した声を出す。一部雑魚スキルが起きたぞ〜とはやしたてるものもいたがそれは無視してどういうことか聞くとマイワールドを発動した瞬間僕はぶっ倒れたそう。幸い岡本が支えてくれたおかげで怪我はなかったそうだが、息はあったが魂は抜けたような状態だったらしく、一時は死んだと思われたらしい。

そして体育館に戻ると、どの学校でもスキルを授かった後に必ず行う授業、模擬戦闘試験の準備が始まっていた。模擬戦闘試験は仮想空間で魔物と戦い、倒すまでの時間と倒した数、そして魔物の強さによってその人の力を測る試験だ。ここで成績を振るえば冒険者専門学校に進学し、魔物を倒したりダンジョンを攻略したりする冒険者になる道が出てくる。冒険者はハイリスクハイリターンなので死ぬかもという恐怖からスコアが高くても普通の職業に就くものもいるが、基本的には公務員の何倍も稼げるためその道に進む人が多い。

そんなことを考えている間に試験が始まった。

「一番 相川 はじめっ」

相川のスキルは精神支配、自分より格下の相手を操れるスキルだ。ゴブリンを仲間同士で殺し合わせてスコアを上げている。そして出た相川のスコアは119。平均が70なのでかなりの出来だ。周りから歓声が上がる。

そんな感じでどんどん試験が進んでいきついに僕の番になった。

僕が選んだのはオーク、強さはゴブリンの3倍ほどのモンスターで、それを50体出した。

「おいおい、大丈夫か?仮想空間で死なないとはいえ痛いのは痛いんだぞ。そもそもお前戦闘系のスキルじゃないだろw」

バカにしたような先生の声が聞こえてくるが

「大丈夫です。僕強いんで」

「でも本当に大丈夫?痛みで失神とかするなよ」

岡井が心配そうに声をかけてくるが全然平気だ。

なぜなら基本みんなステータスはオール20だけれど僕はマイワールドのおかげで魔力以外ステータスがその5倍なのだ。つまり普通の人がちょっと倒すのが大変なゴブリンの3倍の強さのオークごとき50体いても余裕なのだ。

あちこちから笑い声が聞こえる中、試験はスタートした。

僕はオークを殴っては吹っ飛ばしを繰り返し続けた。周りからの笑い声がなくなり、驚きの目で見られるようになり、50体全てを吹っ飛ばした頃には歓声が上がっていた。

「すごいなお前!!お前戦闘向けのスキルじゃないだろ?それにあの動き、レベル30ぐらいの身体能力だったぞ。一体どうなってんだ?」

「まああとで話すよ」

いろいろな人から質問や賞賛を浴びているとスコアが出た。

「スコア 342!!」

周りから賞賛の声が上がる。中には嫉妬するような目でこっちを見ているものや「インチキだ!」と叫ぶものもいるが気づかないふりをしておく。

すると先生からあとで職員室に来なさいと言われた。やべっ、やりすぎた?

と思いながら僕は他の人の試験が終わるのを待つのだった。

いかがだったでしょうか?よければ評価の方よろしくお願いします。

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