大樹海のダンジョン2
どうも雷鬼です。初投稿で未熟な点が多々ありますが、読んで楽しんでもらえたら幸いです。
31階層
「まあ、わかってはいたよ。うん。」
目の前には大量のサイ(31)がいた。これまでの流れからして、また言葉遊びのようなものがあるとは予想していた。とりあえずこっちに向かってくるから倒すけど。
「ん?なんだコレ?」
一通り倒し終わったあとにドロップ品が魔石ではないことに気づいた。
「『鑑定』」
ライノキングの角
詳細 ライノキングの角。普通のサイの角とは違って本当に角。砕いて漢方にすると万病に効く。武器ににしてもかなりのものになる。
「要するに…オールマイティアイテムじゃね?キタコレ!よーし!この階にいるライノキング全部狩ってアイテム全部回収するぞー」
数十分後後、アイテムを全部回収したところで気づいた。
「寄り道ばっかして全然進んでねぇ!いや武器にしてもよし、薬にしてもよしのオールマイティアイテムだし、別に得だけどさ!ここまで来るとなんか時間稼ぎされてるように感じるわ!だって僕だから数十分で終わるけどさ、本来ならもっと時間かかるでしょ?どうなってんだ?まぁいい!進もう!」
44階層
「まぁやっぱりそうだよね〜」
目の前にいるのは大量のライオンだった。たぶんこれは
ライオン→獅子→44ってことだろうな〜
「でも多分こいつもドロップ品美味しいんだろうし、エイッ!」
パリン
落ちてきたのは毛皮だった。それも上質の、
「『鑑定』」
ビーストキングの毛皮
詳細 ビーストキングの毛皮。『不壊』『快適』『威圧』が付与されている。レアドロップ品。ドロップ率0.05%(討伐者の攻撃力が高いほどドロップ率増加)
はい、きましたチートアイテム。これはチートだな。ドロップ率が低くても僕の攻撃力が1兆あるからほぼ100%の確率で出るんだろう。このチートアイテムを加工して売ればとんでもない値段に…いや、この世界のパワーバランスが崩れるだけか。じゃあこれ誰に加工頼もうかな…まぁ先のことは考えないでいいや!
「とりあえず君たち全消し確定だよ。」
そういった瞬間ライオンたちが怯えた顔を見せた気がする。ライオンたちは抵抗したが無駄だったみたいだ。いややったの僕だけど。
「ふ〜大漁大漁。ざっと3000個ってところかな無駄にこの階層が広いおかげでたくさん集まったわ」
さて、次は50階層の中ボス(リリスさん談)に挑戦だ!
読んでくださりありがとうございます。面白ければ、ブックマークと評価の方、よろしくお願いします。




