世界樹…じゃないのかよ!
どうも雷鬼です。初投稿で未熟な点が多々ありますが、読んで楽しんでもらえたら幸いです。
僕は森の横を復元させる薬を作るために走って森の中にあるでっかい木のところに向かっていた。
「到着!えっと、世界樹の葉200枚でしょ?オラァー!200枚確保!」
世界樹の葉200枚、世界樹の雫200ml、(ドラゴンの肝5キロ)
「えっ?なんでゲットした判定にならないの?」
どういうことだ!?確かに200枚あるはず!1234…
「おいそこのお前!もしかしてその葉っぱ。世界樹のだとか思ってたりしねーよな?」
「えっ?これが世界樹じゃないんですか?」
「何いってんだw世界樹は別の場所にあるぞ。たまに間違えるやつがいるんだよな。これはただのデカい木だぞ。いやー久々に見たぞ間違えるやつ。」
「そんなことより!世界樹の場所!どこにあるんですか!?」
「それはな…」
「それは…」
「レオナにあるダンジョンの中だ!」
「はぁ?なんでおじさんがレオナのことを知ってるの?」
「失礼なガキだな!俺はレオナの住人だよ!耳を隠してるだけで猫人族だ!」
「そうなんですか」
「お前いま露骨にがっかりしたろ。みんな猫人族だっていうと女じゃなくてがっかりするんだよな。」
「いや別にー。そんなことないですよ。それよりも僕は世界樹の葉と雫を取りにそのダンジョンに行くので!さよなら!」
「おい!世界樹の雫は……」
なんか言っているが気にしないでおこう。さぁ!世界樹を探しにレッツゴー!
「あぁ!世界樹があるダンジョンか!それならこっちじゃ!」
「リリスさんありがとうございます!」
「ここじゃ。」
「これは…」
そこにあったのは人一人がようやく入れそうな小さな穴だった。しかし深くて先は見えない。地下室のような感じがした。
「これは大樹海のダンジョンじゃ。このダンジョンには普通のとは違い、何種類もの相反する魔物が中をうろついておるかなり難易度の高いダンジョンじゃ。そしてお主が求めている世界樹があるのは100階層じゃ」
「100階層…(ゴクリ)」
「何じゃ?怖気づいたか?」
「なわけないでしょう。楽しみでワクワクしているだけです」
「じゃろうな。おぬしの実力なら準備しなくても余裕で100階層まで行けるじゃろう。というわけで行って来い!」
「突き落とされるの〜!?」
「ふぅ~。痛くはないけど精神的にストレスを感じた…ここが1階層ね。よし!頑張るぞー」
ブモォ
「イノ…シシ?よし!このダンジョンで初めての戦い!オラァ!」
パリン!
「おお〜死体が綺麗になくなって代わりに魔石?が出た!すごい!ハイテク!この魔石それにしてもデカいな…アイテム巾着に入れておこう」
こうして、世界樹を探す冒険(笑)が始まったのであった。
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