異世界転移(笑)
どうも雷鬼です。初投稿で未熟な点が多々ありますが、読んで楽しんでもらえたら幸いです。
あーあ。学校の人たちにお別れの挨拶とかしときたかったのにな〜。で、どうしよう。ここ森の中だし、目の前にドラゴンいるし、
「それに関しては、すまんのじゃ。だが、我は力を転移のために使ったのでおぬしに使える力がない。いや、力は有り余ってはいるが、ニンゲン1人に対して使える力の量は決まっておるからな。ということで頑張れ。さらば」
「ちょっ、神様〜!?ってうわっ!」
このドラゴンの攻撃、僕のステータス一兆をもってしても避けるのが難しい。ん?難しい?あれ?こっちのドラゴンとかって僕より圧倒的に強かったんじゃなかったっけ?まさか…
〜10秒後〜
「やっぱり、神様が知ってた僕はステータス1億の時の僕だったんだ。たしかにその時だったら瞬殺だったけど、今の僕からすれば、結構強い敵って感じだな。まぁ念の為『売買』でステータスを」
そうやってステータス画面を開いたことで気づいた。
「『売買』がない!というかほとんどのスキルがない!まさか!飛べない!スキルポイントが自動で増えない!殴ったら痛い!」
そう、クリエイティブ◯ードが解除され、『マイワールド』と『自由なクラフト』以外のスキルが消え、ついでに自動でスキルポイントが増える仕組みがどうしてかわからないけど作動しなくなっていたのだ。どういうことだと思っていると
『フォッフォッフォッ。ステータスが一兆まで上がっているのは気づいておらんかったが、お主のスキルはステータスを簡単に上げてしまうことは事前に知っておったからきちんと消しておいたぞい。おぬしのステータスがあと一万倍ぐらいあれば消すのは無理だったかもしれぬが(小声)まぁ伝えることは伝えたからこれで本当にさらばじゃ』
と呑気な声が頭に響いてきた。てかあと一万倍ぐらいあれば大丈夫だったのかよ。あと小声だけど普通に聞こえてるし。神様たぶんわざと小声かつ聞こえるように言ったでしょ。
「まぁ、いっか。過ぎたことはしょうがない。」
『あっ、あとお主のところにお主のところにいた神二人を送っとくから。よろしくこれで本当に本当にさらば!』
「何回さらばするんだよ。でもイーベルとルーカスが来てくれるのか。よかった。森の中1人じゃ心細かったんだよね。」
「そうかそうか。やはりおぬしには妾が必要なんじゃな。」
「イーベル!いたの?恥ずかしいなぁ」
「ついさっき来たところじゃ。」
「ルーカスただいま参りました」
「おっ、ルーカスも来た。じゃあみんなで人里に行こう!」
「そうするとするか。この森ではろくに生活できないのじゃ。」
「私はあなたについていきます。」
そうして、異世界での3人?生活が始まった。
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