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つじどーさんのアラカルト

だーるまさんがーこーろんだ

作者： 辻堂安古市

ころんでも。

ころんだからこそ。



だーるまさんがーこーろんだ。


ぼくが目を瞑っているときは


君が何をしてるか　わからない。




だーるまさんがーこーろんだ。


君がどんな顔をしてても


ぼくは目を瞑ってて　わからない。




だーるまさんがーこーろんだ。


君がもし泣きたくても


泣いた顔を見せたくないのなら




だーるまさんがーこーろんだ。


ぼくは目を瞑ったままで


そばにいるよ。




だーるまさんがーこーろんだ。


ぼくは何も


できないけれど




だーるまさんがーこーろんだ。


君の顔が見えなくても


そばにいることは　できるからね。




だーるまさんがーこーろんだ。


君が少しげんきになるまで


そばにいることくらいは　できるからね。







君に。元気だしてね　

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―　新着の感想　―
　見て見ぬふりとか、目を逸らすってのは、そういう使いかたもできるのですね。 　知ってて、あえてそれに触れないことは、必ずしもなぁなぁじゃない。
2024/10/23 20:48 歌川 詩季
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ありがとうございます(´；ω；`) 沁みました。
2024/10/17 22:44 木山花名美
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　 七転び　 八起き達磨の　 笑い顔　 ななころびやおきだるまのわらいがお　 m(_ _)m　
2024/10/17 22:42 漉緒
管理
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