伝言
愛す
あなたに此処で笑ってほしい
寂しい瞳をしていると
言われるようになった
朝
起きて
あなたを愛していたいのに
青空
あなたからの優しい文字を読み返して
俺は俺は
と焦る必要なし
ただ
我武者羅に
この空間に
文字を置く
黄昏る
時間
いつまでも
あなたに存在してほしい
ポストを見る
俺は
自転車に乗って
彷徨う時間
気にせずに
あなたの
優しい瞳
俺は
求めて
此処に生きる
嘘なき世
に
小さくていい
幸せを求めて
瞳の奥
大きなあなたを感じて
俺は
詩を詠む
今
歩み寄れるあなたへ
俺は
此処で
俺は
此処で
あなたへと歩み寄る