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拝啓、空の彼方のあなたへ

あなたへ


あの夏にあなたを置いたまま、

間もなく、2年を迎えます。



長かったのか、短かったのか、

早かったのか、やっと、なのか


よく分からないけれど、もうすぐ、節目を迎えます。


あなたの最後の記憶の中のあの子は、

私たち3人の中で、1番背が低かったけれど、

今は、私の身長を越し、

もうすぐで、あなたの身長に届きそうです。


もしも、あなたが大きくなった今のあの子を見たら、なんて言うだろう。


想像したら、可笑しくなってしまいます。


きっと、

俺の身長を越したら、膝を曲げて歩けよって笑って、

あの子の頭を撫でるのでしょう。


小さかったあの頃のように。



あなたは今、どんなところにいますか。


そちら側で、仲間は見つけましたか。


私は、今日もあなたを想いながら、

こちら側で、生きています。



2016.07.03

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