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073 中級ダンジョン探索中の休暇2

リュージはまず、自分のスキル欄に勝手に生えてしまった時空間魔法を見てみた。

隠蔽しているが、モコートにリュージは気を許しているので、見えている筈だ。


「リュージ様、時空間魔法が…。」


「うん、生えたな。モコートさん、情報あるかな?」


「はい、時空間魔法が生えたのはおそらくミラクル10セカンドをインストールしたからでしょう。時間をコントロールするスキルをインストールしたため、それに近い資質が開花されたと思われます。空間魔法と時空間魔法は近い関係にあるので、いずれリュージ様は身につけていたとは思います。」


「時空間魔法って具体的にはどんなことができるのだろう?」


「それは謎とされています。私の類推ですが、リュージ様のイベントリなんかは言うなれば時空間魔法といってもいいかもしれません。そもそも時間経過がない空間なのですから。また、ディメンションワールドもそうと言えるかもしれません。外と異なった時間経過をしているわけですから。」



「あー、なるほど。ディメンションワールド作った時、つまり、このワールドワン作った時、時間がわかんなかったんだよね。薄暗かったし。でもある時、外の時間経過と合わせようと思ってずっとディメンションワールドの天井のあたりを見ていたら、いつのまにか同期していたんだ。その時のことを思えば確かにそうかも。」


「時間の流れを、コントロールできるとか、もぅやばいことに思えて仕方ない。」


「実際、ミラクル10セカンドという、スキルボールがあると言うことは、それに似たスキルボールも、存在するということだよね。」

トコートも、話にのってきた。


「あるかどうかは定かじゃないけど、先日倒した30階層のアークグリフォンが使っていたから、あるんだろうね。その時はミラキュラス10セカンドてスキルだったけどね。」


「リュージさん、じゃぁ、今アイテム袋作れる?それに時空間魔法を付与したら、擬似イベントリになるんじゃない?」


「うーん、それならできそうだね。でもそれってチルドと変わりないことない?」


「いやいや、リュージさん、全然違うよ。あっちは風魔法と氷魔法の複合で食物の劣化を遅くするもの。イベントリは時間経過をその空間だけさせないのだから、10年でも100年でもその空間がある限り、劣化さえしないってことだよ。」


「ふむ、なるほどね。まぁ、仲間用に幾つかは作ろう。」


「リュージさん、私にもお願いね。」


「あぁ。」


リュージはスキルの検証から、ドロップアイテムの思索に入った。

こうなると、リュージの集中力は半端ない。

周りの音さえも聞こえなくなる。


ドロップで気になるのはやはりスキルボール。

サンダー、ファイヤー、ウィンドーのスキルボールは、鬼人族や獣人族の底上げにインストールさせよう。

不思議な炭酸水はやはりあれかな。酒に入れて普及させるか。

まぁ、実験的にモコートさんの商会に卸すか。

精霊石はカミーユたちに研究させるとして、不思議な炭はトレントの炭とどう違うんだろう? 火をかけても消えないというのなら、上位互換の炭ってことでいいのかな。

グリフォンの手綱は完全にテイマー向けだな。獣人族の中にテイマーの資質があるものがいれば、利用するだろう。

アイテムドロップは基本的にパーティーごとにコピーして渡している。

各パーティーで利用価値のあるものは利用するだろう。

ただ、スキルボールだけは、手に入れた途端にインストールされることもあるため、リュージが回収して希望者にインストールしている。

その辺の遠慮はしなくていいと伝えてある。

不思議なうちわは風魔法だから、ゴローあたりに渡しておくか。

うちわなくても普通に空を飛んでいたし、風魔法で攻撃していたよな。まぁいっか。

それを思ったら、不思議なトンカチなんかは順当に行けばジローか。ジローが喜ぶかはわからないが、万一、魔法が使えないといったことがあったとき、自分に適性のある魔法道具があった方がいいだろう。

パズルピースは今のところ使い道がわからないし、死蔵だな。

フェンリルの耳や肉球やらはネタアイテムっぽいけど、鼻だけはアイテムとしては優秀だな。

ただ、獣人族には不要と言っていたな。確かにあれは匂いを嗅ぐことができるアイテムだから、獣人族には元からある鼻があるからいらないんだろう。

ヒト族の俺たちはあってもいいだろう。

しかし、見た目がなぁーー。

ジローにつけてもらうかな。


そんな風にドロップアイテムの思索に耽っていたら、モコートさんにお昼ご飯を食べましょうと誘われたので、一緒に食べることにした。

お昼のメインはグリフォン肉だった。

今度、ダンジョンを選ぶ時は、魚が出てくるダンジョンを選ぶことにしょう。

そろそろ魚が恋しくなってきた。

まぁ、食べたいといえば、エロイムの街は交易が盛んだから、いくらでも、魚は手に入るだろうから、優しいモコート辺りが、買ってきてくれそうだ。


そうこうしている間に、ミカ、シズカ、ゴローたちが帰ってきた。


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