表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/38

伝わらないってこういうこと

 何回言ったって、きっと半分も信じてくれないんだろ。


 君は素敵だって。

 そのままで良い、変わらなくて良いから。

 その生々しさが好きなんだって。


 嘘だと思ってるだろ。

 誰にでも言ってるとか。

 慰めてくれるなんて優しいとか。

 ご親切にありがとうございます、なんて。

 どうせ1割も信じてくれないんだよね、やっぱり。


 ごめんね。

 君のこと、君のように幾億もの言葉を使って。

 360度どこからでも、全方位射撃できるような持ち合わせがなくて。


 分かるだろ。


 ただ、好きって。

 君はぜったいに素敵だって。


 そんな言葉では、駄目かしら。

 駄目かしら。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ