表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Absolute Plaything  作者: N
1/22

監禁

何の感慨も含まない、冷たい声。

学校で会っている時は、一度たりとも聞いたことはない。明らかに違う声音。


「好きだよ」


これではどちらが主導権を握っているのか判らない。


「うん、知ってる」

「ずっと……ずっと、好きだったんだ」


「だから?」


選択権は、最初から存在しなかったのかも知れない。

そもそも捕まったのは自分の方だったのだ。手に入らないことが判ったから、こんなことをしたのだろう。

ココロが手に入らないのなら、せめてカラダだけでも。

単純な理由。明確であるが故に、狂った思考を止めることが出来ない。


「ねぇ」


ぞっとするほど妖艶な微笑。

狂ったような嗤い。


「気の済むまで、この狂った遊びに付き合ってあげるよ」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ