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    アヴェンジャー ②

シミュレーターを使った訓練は、夜遅くまで休憩なしで続けられた。

シミュレーター自体には慣れていると言えど、シリアの訓練メニューは厳しいものばかりだ。

いつも以上に神経を使い、集中し続ける晶への負担は大きい。


だが、訓練というのは厳しいものでありこれくらい乗り越えなければE.B.Bと戦えるはずがない。

晶は絶対に音をあげたりはしなかった。


「おつかれーい、んじゃ飯でも食いに行こうか」


「は、はい」


「おい、今はプライベートだぞ。 口には気をつけろ」


「あ、ごめん」


何か怒られ方が間違っていないか? と、晶は心の中で突っ込みを入れる。

シリアと二人で食堂へと向かった。


窓からは外の景色が見える。

砂漠地帯らしいが、その永遠に広がる砂地に何処か晶は惹かれていた。

夜のうちは航海はせずに、艦は離陸しているのだ。

この地はE.B.Bがあまり生息しておらず、比較的に安全地帯だという。

もっとも、警戒を怠ることはできないが。


「そういえばここってシェルターの外なんだよな……それなのに、こんな大自然が広がってるのってちょっと不思議だ」


「地球と言えど広いからね、E.B.Bは人があまり住まないところには生息しないのさ」


「やっぱり本当なのか……E.B.Bが意図的に人類を狙っているって話」


「うーん、確かに否定できないな。 でもE.B.Bだって元々はただの地球上の生物なのさ。

エターナルブライトによって、あんなバケモノになっちまってるだけで。

そう考えると、元の生物だって立派な被害者なんだよなぁ」


「……何だか辛いな、そういう話を聞くと。 結局お互い、無意味に殺し合ってるみたいで……」


E.B.Bは世界の敵、人類の敵。

晶は生まれた時から、そのように教えられてきた。

だが、今のシリアの話を聞くと、途端に晶はE.B.Bを殲滅することに疑問を感じる。

勿論、自らの故郷がE.B.Bによって壊滅させられたのも事実ではあるし、許せないことだ。

晶にとっては憎むべき対象でもあるし、人類が何もしなければ、ただ滅びを待つだけ。


「悩むのもいいけどな、それで戦うことに迷いが生じたら話になんねーぞ。

どんな理由であれ、アタシ達はあいつらと戦わなきゃいけねぇんだ、それだけは君の命じとけよ」


「ああ……大丈夫だ、あんな悲劇を二度と起こさないためにも……俺は戦える」


E.B.Bには故郷も奪われ、親友もクラスメイトも奪われた。

そんな奴らに同情する気はない、だが少しだけ疑問に感じたのも事実だ。

今はシリアの言う通り、余計なことを考えないでいい。

親友との約束を果たす為……木葉を守り続ける為に、パイロットを続ければそれでよかった。


「うんうん、それでこそ未来のエースっ! さ、今日の締めはカツ丼特盛で行こうじゃないかっ!」


「そ、それはちょっと――」


「さー、腹いっぱい食うぞー明日に備えるんだーっ!」


昼間より更に増した量を食わされるというのか。

これからの生活を考えると、晶は愕然とした。


「お? シリアと新入りじゃねぇか」


ふと、背後から男の声が聞こえた。

後ろへ振り向くと、そこにはオレンジ色の短髪の男の姿があった。

耳にはピアスをしている割には、工事現場の作業服を身に纏っておりオシャレとは言い難い外見だ。

以前、ブリッジに訪れた時にシラナギが言っていた武器管制担当の『ライル・ラピード』という男だ。


「おお、ライルじゃねぇか。 元気にしてっか?」


「相変わらず口が悪いな、ちっとは女らしくしろってんだ。 ただでさえ華がすくねぇんだからさ、この艦は」


「ほっとけよ、アタシに色気を求めること自体が間違ってるのさ」


「自分で言うかぁ? それ。 んで、そっちの新入り……なんつったっけ」


シリアの返しに呆れていると、ライルは晶の事を指さしてそう言った。


「み、未乃 晶です」


「そんな緊張しなくてもいいぜ、そこのライルってのはただのバカだからさ」


「バッカ、お前……もうちっとマシな紹介してくれてもいいだろ」


「何だぁ? じゃあロリコンってことも暴露しちまうぞ?」


「だ、誰がロリコンだっ!」


仲がいいというべきなのだろうか。

二人は晶をそっちのけてケンカを始めていた。

当分の間収まりそうもない、どうしたものかと考えていると


今度は青い髪の男がスタスタと歩み寄ってきた。

ライルとは打って変わって、メシアの制服をバッチリと決めている。

長身にメガネと美形には見えるが、何処か近寄り難い雰囲気が漂っていた。

同じくシラナギから紹介があった、操船担当の『リューテ・マインス』だ。


「何だ、ライルはまた子供と遊んでいるのか」


「あ、遊んでいるっていうんですか」


「そうだ、いつものことだし気にすることはない。 お前は食事はまだなのか?」


「はい、これからシリアと一緒に行く予定だったんですけど」


「ならば私とどうだ、どーせあの二人はしばらく遊んだままだろう」


「は、はい」


いいのかな、と内面思いつつもカツ丼を避けることができて晶は内心喜んでいた。

シリアには悪いが、リューテと先に食堂へ向かうことにする。


数分後、丁度二人はお互いに別々のメニューを頼んで無言で一緒の席へと座る。

見た目通り、やはり口数の少ない人だった。

どうして自分なんかを誘ったんだろう、と晶は疑問に感じたぐらいだ。


ちなみにリューテもまたカツ丼を頼んでいた、もしや食堂の一番人気メニューなんだろうか?

晶はカツ丼はもう見たくなかったのでカレーを頼んでいた。


「どうだ、艦には少し慣れてきたか」


「え? は、はい。 みんな良くしてくれますし、特にシラナギさんにはお世話になりっぱなしですから」


「ハハッ、彼女は口うるさくて君は参るんじゃないか?」


「うるさいというレベルなんですかね、あれ……」


シラナギには、恐らく一番世話になっているのは事実ではある。

だが、あの無駄なハイテンションだけは何とかしてほしいという願いはあった。

若干失礼なことを口走りながらも、晶はカレーを頬張った。


「だが、時には彼女に癒されることがあるのも事実さ」


「……そう、なんですかね」


目を泳がせながら晶はそう呟く。

あれに慣れたら慣れたで、まだ別な問題が起きそうな気もしなくはない。


「あら、随分珍しい組み合わせじゃない」


黒髪をまとめた女性が、食事を持ちながら歩み寄ってきた。

オペレーターの『ヤヨイ・カイバラ』だ。

常に冷静さを保ち、的確に状況を伝える力はとてもじゃないが晶には真似できない。

やはり彼女のようなオペレーターは艦には欠かせないのだろう。


「なぁに、ちょっと新人くんの様子が心配になってね。 彼の経緯は私だって聞いているからね」


「彼なら心配いらないでしょう、何せあの艦長が認めてますからね」


ヤヨイは席へついて、静かにご飯を口へと運んだ。

ちなみに、やはりメニューはカツ丼だった。

もはや今はブームの真っ最中なのかもしれないと晶は感じた。


「困ったときは私に相談なさい、シリアの訓練メニューが厳しすぎるとかでもいいのよ?」


「い、いえ。 訓練は厳しくて当然ですから、これぐらいで音はあげませんよ」


見た目とは裏腹に、優しい言葉をかけられたが、晶の意思はその程度では揺らがない。

訓練をメニューに関しては、決して軽減を要求するつもりはなかった。


「ほら、やっぱり頼もしいじゃない彼」


「確かに、頼もしい限りだ。 シリアの言う通り、未来のエースというのは夢じゃないかもしれんな」


「そ、そんなことはないですよ」


面と向かって、色んな人から褒められるのは気恥ずかしい。

今までは怒られてばかりの毎日で、教師には一切認めてもらうことなんてできなかったのに。

前までの境遇と今の境遇があまりにも違いすぎて、戸惑いが隠せなかった。


「皆、君に期待しているのさ」


「そうよ、貴方は守るべきものを守った。 もっと胸を張りなさい」


皆に期待されている。

守るべきものを、守った。

とてもじゃないが、今の自分には勿体ない言葉と感じる。

だが、言われると心地が良いのも確かだ。

どんな形であれ、皆晶をパイロットとして認めてくれている。

もう、自分は落ちこぼれなんかじゃないんだ。


「俺……もっと頑張ります、必ず皆の期待に応えますから」


晶からは、自然と笑みがこぼれた。













食事を終えて、晶は自室へ戻ろうとしたときに、ふと窓の景色を眺めた。

先程も見た砂漠の光景、やはり綺麗だ。

過酷な環境の地であると言えど、大自然であることには変わりがない。

E.B.Bに怪我されていない、綺麗な大地だ。


「外、でてみたいな」


ぼーっと窓を眺めながら、晶は呟く。

少しだけでも艦の外へ出してもらえないだろうか。

別に遠くへ行かなくてもいい、甲板でもいいので外へ出てみたいという気持ちがあった。


「何だ、出たいのか?」


「うわっ!?」


ふと、ゼノスが背後から声をかけてきて晶は大げさに驚く。


「E.B.Bの反応は確認されていない、艦長には話を通しておこう」


「い、いいのか? 外でても」


「ああ、但し緊急時以外はHAを使うなよ。 甲板に出るぐらいなら許可が下りるだろうからな」


「あ、ありがとう……」


「あの娘も連れて行ったらどうだ、お前の事を心配しているようだったぞ」


「こ、木葉ですか?」


思えばここのところ、木葉とはまともに話をしていない。

訓練で忙しいというのもあったが、そうでなくともシラナギに振り回されていた日々もあったのだ。

ただでさえ木葉は帰る場所を失って、辛い思いをしているというのに……。

晶が支えてやらなければならないというのに、自分は何をしているのか。


「……そうですね、木葉を誘ってきます」


こうしてはいられない、と晶は急ぎ足で木葉の部屋へと駆け出した。


「いつまでも、木葉が艦にいられるとは限らないからな。 今のうちに、傍にいてやるんだ」


もうその場にいない晶に向けて、ゼノスは静かに呟いた。










ゼノスの提案もあり、無事に許可をもらった晶はフリーアイゼンの甲板へと出る。

ブワッと冷たい風を感じた。

外は想像以上に肌寒い。

だが、そこから見渡す景色は綺麗だった。

窓越しで見た時よりもとても鮮明で、綺麗な夜の砂漠が広がっている。


「寒いな……大丈夫か、木葉?」


「へ、平気だよ」


口ではそう言いながら、肩をすくめて手を小刻みに震えさせていた。

もっと暖かい服装で来るべきだったな、と少し後悔した。


「……凄い、本当にシェルターの外なの?」


「そうだよ、ビックリだよな。 教科書で見た外の世界には、こんな綺麗な光景はなかったのに」


学校で習ったときは、世界各地がまさにE.B.Bが巣食っている写真ばかりが乗せられていた。

大自然に潜む異形はもちろんの事、崩壊しつくされた建物、海の中に潜むE.B.B。

一部では海が紫色に変色してしまっている場所まであると言われている。

ここは唯一、E.B.Bの被害を受けていないのだろう。

元が砂漠であることもあって、生物自体が少ないという理由もあるのだが。


「座ろうか」


「う、うん……」


晶は風景を見渡せる位置に座ると、その隣をちょこんと木葉が座った。

寒いせいかお互いに身を寄せている。

少し気恥ずかしかった。


「……晶くん、ついにパイロットになったんだよね」


「ああ、そうだよ。 ……竜彦の奴、ビックリするだろうな」


空を見上げると、無数の星が輝いていた。

シェルター地区では、シェルターの影響でここまではっきりと見えることはない。

とても、新鮮な光景だ。


「これから、私達を守るために……一生懸命、戦うんだよね」


「そうだ、俺は戦うんだ……もう、ただの落ちこぼれなんかじゃない」


「……よかった、晶くんの夢が叶って」


ふと、木葉は目に涙を浮かべながらそう呟いた。

晶は慌てて、ハンカチを手にして涙を拭き取って見せる。


「ど、どうしたんだよ?」


「ううん、凄く……よかったなって思って。 今まで、晶くんは一生懸命頑張っていたのに……誰にも認めてもらえないで、凄く辛そうだった。

私が励ましても、何処か遠い目をしていて……今にも、パイロットになることを辞めちゃうんじゃないかって心配だったの」


確かに晶は、シミュレーターを繰り返していくうちに自分の腕のなさに絶望することが多々あった。

次第には試験のやる気もなくし、時には木葉や竜彦に強く当たってしまうことも。


だけど、今は違う。

メシアの一員として、パイロットとして採用されたのだ。


「私、これからもずっと……晶くんのこと応援するよ?

亡くなった竜彦くんの分まで……頑張ってくれるって、期待してるからね?」


「……ありがとう、木葉」


結局、木葉に励まされてしまった。

本当は木葉を不安にさせないために誘ったというのに。

晶自身からも、木葉にかけられる言葉は何かないのか。

一生懸命、頭の中をグルグルとさせた。


「手、握って……いいかな」


「へ?」


「だ、駄目かな?」


「い、いや……構わないけど」


木葉の急な言葉に驚かせながらも、晶は目を逸らしながら頷く。

すると、木葉の真っ白な手が晶の右手を握りしめた。

驚くほど冷たい手だ。

寒さで冷えすぎてしまっているのだろうか。


「凄く、温かい……あのね、晶くんの傍にいると……凄くホッとするの。

今までの辛い事、全部忘れられちゃいそうなぐらい」


「だけどね、やっぱり死んじゃったみんなの事は忘れちゃいけないと思うの。

私ね、毎日毎日お祈りをしているんだ。 生き残っちゃった代わりに、皆の分まで幸せに生きるからねっていつもみんなに言ってるの」


「木葉……」


晶が想像する以上に、木葉は強かった。

あれだけ怖い目に逢いながらも、全てを受け入れることができているのか。

晶の場合は、夢にまで出てきて責められ続けたというのに。

自分が情けない、晶は強くそう感じた。


「だからね、私は全然平気だよ。 晶くんは、一生懸命パイロットを務めてね。 これも、死んでいったみんなのためなんだよ?」


「……木葉、俺はもう大丈夫だ。 心配しなくても、やっていけるよ。 それよりも、もっと自分を大事にしてくれ。

辛かったら……いつでも、俺が相談に乗るからさ」


無理をしているのを、ヒシヒシと感じた。

木葉は確かに強いが、か弱い女の子である事には変わりはない。

助けを求めているはずなんだ。

晶は、少しでも木葉の力になれないかと考えていた。


「大丈夫だよ、故郷も失って家族も友達もみんないなくなっちゃったけど……

それでも今、晶くんがパイロットに慣れたことが凄く嬉しいと思うの。

まるでね、自分の事みたいに思えて……本当なら私も、シラナギさんみたいにはしゃぎたいぐらいに思ってるんだから」


「……木葉」


何処まで他人の事を思ってくれるのだろうか。

晶は木葉の優しさに感動する反面、木葉自身の事がますます不安に感じた。

本当に、大丈夫なのだろうか。

無理をしていなければいいのだけど、と願うだけだ。


「……?」


ふと、晶は砂漠の景色を眺めていると

一か所だけ不自然に砂埃が舞っていた。

肉眼ではよく見えないが、何かがこちらに向かってきている……。

あれは一体――


晶はふと、携帯を確認する。

メシアに渡された最新式であるが、実はレーダー機能が搭載されていた。

レーダーを確認すると、確かに正面の方角から何かの反応がある事を確認できた。


E.B.Bではない……HAの反応だ。

しかもたったの一機だ、晶は妙に感じた。


「……木葉、中に戻ろう」


「え? どうしたの?」


「何かが来ているんだ、みんなに知らせないと」


「う、うん……わかった」


晶は木葉を連れて、急いで艦内へと戻る。

ふと、携帯が鳴った。

慌てて着信すると、そこからはゼノスの声が聞こえた。


『出撃準備をしろ、ウィッシュが一機こちらへ接近している』


「ウィッシュ……? 味方機じゃないんですか?」


『……そのウィッシュだが、所属コードがお前の学校を示している』


「なっ――」


晶は言葉を失った。

まさか、あの9機の中に生き残りが?

そんな馬鹿な、あの場で全滅したのではなかったのか。

一体誰が生き残ったというのか?


「で、でも敵じゃないですよね? 出撃ってどういうことですか?」


『相手が一方的に通信を受け入れようとしていない。 その上、単機でこちらに向かってくるのは妙だ。

……もしかすると、アヴェンジャーの奴らかもしれん』


「アヴェンジャー……っ!」


第4シェルター東地区を襲撃した張本人だ。

まさか、このタイミングでその名を耳にすることになるとは、晶は驚きを隠せなかった。


『俺とシリアも後から向かう、お前は先に出撃してくれ。 命令があるまでは決して仕掛けるなよ』


「わ、わかりました……」


通信はそこで途切れた。

まさかアヴェンジャーの人間が、機体を奪取したとでもいうのか。

ますます許せない……晶の怒りは込みあがってくるばかりだった。


「晶くん、出撃するの?」


「ああ……どうやら『アヴェンジャー』が仕掛けてきたらしいんだ」


「……無茶だけは、しないでね」


「大丈夫……俺にはι・ブレードがあるから」


危険察知さえあれば、最悪死ぬことはない。

単機での出撃は心細くはあるが、命令であれば受け入れるしかない。

これも、艦長が晶をパイロットとして認めているからこその指示なのだろう。


「待ってろよ、アヴェンジャーっ!」


晶は、格納庫へと駆け出した――


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