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第65章:玉座の悪魔 - 二千年の闇と絶対なる忠誠の誕生

プロローグ - 名もなき存在

2000年前――

彼には、まだ名前がなかった。

ただ――

「玉座の悪魔」

それだけ。

人間たちが、恐怖で呼ぶ名。

神々が、震えながら語る伝説。

天使たちが、忘れようとする悪夢。

悪魔世界では――

誰も近づかない。

誰も話しかけない。

ただ――

恐れている。

玉座に座る――

あの存在を。

仏陀の鎖に縛られた――

あの怪物を。

第一章:最初の召喚 - 人間世界への降臨

2002年前 - 契約の始まり

人間世界。

戦場。

血と硝煙。

死と絶望。

そこに――

召喚陣が描かれた。

普通の取引。

普通の契約。

「悪魔よ、来たれ」

「我らの敵を倒せ」

「代償は、我らの魂」

FLASH!!!

光が、爆発した。

そして――

彼が、現れた。

名もなき悪魔。

後に「リスカレス」と呼ばれる存在。

だが、今は――

ただの破壊者。

ただの殺戮者。

ただの――

悪魔。

戦場の虐殺 - 残虐なる楽しみ

彼が、戦場に立った。

敵軍が、見えた。

数千人。

武装している。

だが――

彼には、関係ない。

手を伸ばした。

魔力が、溢れた。

BOOM!!!

爆発。

いや――

消滅。

敵の先頭部隊が――

消えた。

100人以上。

一瞬で。

跡形もなく。

「ふふ...」

彼が、笑った。

冷たく。

残酷に。

楽しんでいる。

殺戮を。

破壊を。

悲鳴を。

「もっと...」

「もっと叫べ」

「もっと恐怖しろ」

「それが...楽しい」

次々と――

敵が、消えていく。

魔法で。

爪で。

牙で。

ただの力で。

存在そのもので。

1時間後――

戦場が、静かになった。

敵軍が、全滅した。

彼が、立っている。

血まみれ。

笑顔で。

満足そうに。

「楽しかった」

呟いた。

そして――

永遠世界の法則 - 自動転送

FLASH!!!

光が、彼を包んだ。

「ん?」

体が、引っ張られている。

「もう終わりか?」

永遠世界の法則。

契約が完了すれば――

悪魔は自動的に――

元の世界に戻される。

抵抗できない。

絶対的な法則。

WHOOSH!!!

彼が、消えた。

人間世界から。

悪魔世界へ。

戻された。

強制的に。

悪魔世界での孤独 - 玉座の囚人

悪魔世界。

暗い。

赤い空。

黒い大地。

炎が、至る所で燃えている。

悪魔たちが、生活している。

だが――

彼の周りには、誰もいない。

彼は――

城の奥深く。

暗い部屋に。

巨大な玉座に。

座っている。

いや――

座らされている。

仏陀の鎖が――

体を縛っている。

動けない。

逃げられない。

永遠に。

だが、今は――

まだ鎖はない。

それは、後の話。

今は――

ただの孤独。

誰も近づかない孤独。

恐れられる孤独。

「つまらない...」

彼が、呟いた。

「人間世界は...楽しかった」

「悲鳴が、聞こえた」

「恐怖が、見えた」

「血が、流れた」

「ここは...何もない」

悪魔たちは、彼を避けている。

強すぎるから。

危険すぎるから。

予測不可能だから。

「また...行きたい」

「人間世界に」

「また...殺したい」

そして――

彼は、思い出した。

あの能力を。

至高能力:凝視の刻印 - 無限転送

「そうだ...」

彼が、微笑んだ。

「私には...あの力がある」

至高能力。

「凝視の刻印」

The Mark of Gaze。

一度でも――

足を踏み入れた場所。

目で見た存在。

すべてが――

刻印される。

彼の魂に。

永遠に。

そして――

いつでも。

どこでも。

宇宙のどこにいても。

次元を超えて。

時間を超えて。

転送できる。

自分の意志で。

「行こう」

彼が、立ち上がった。

手を伸ばした。

空間が、歪んだ。

CRACK!!!

亀裂が、開いた。

人間世界への。

扉が。

「永遠世界の法則?」

「知らない」

「私の力は...絶対だ」

WHOOSH!!!

彼が、消えた。

悪魔世界から。

人間世界へ。

勝手に。

法則を無視して。

人間世界での探索 - 理解への旅

翌日。

人間世界。

昼間。

街。

彼が、歩いていた。

普通の人間に見える姿で。

魔力を隠して。

オーラを抑えて。

観察している。

人間たちを。

「面白い...」

彼が、呟いた。

市場を見ている。

人々が、取引している。

笑っている。

話している。

生きている。

「弱い存在だ」

「だが...」

「複雑だ」

子供が、走っている。

母親が、呼んでいる。

父親が、働いている。

老人が、休んでいる。

「これが...人間か」

「殺すのは簡単だ」

「だが...」

「理解するのは...難しい」

彼は、何日も――

人間世界を歩いた。

殺さずに。

破壊せずに。

ただ――

見ている。

学んでいる。

理解しようとしている。

永遠世界が――

気づいていた。

彼の存在を。

人間世界での違法な滞在を。

だが――

止めなかった。

理由:

彼は、破壊していない。

殺していない。

法則を乱していない。

ただ――

観察しているだけ。

「興味深い悪魔だ」

永遠世界が、思った。

「普通の悪魔とは...違う」

「見守ろう」

血の契約 - 運命の転換点

数週間後。

夜。

荒廃した村。

炎が、燃えている。

死体が、散乱している。

神々と天使たちが――

村を襲った後。

「神の名において」

「罪人たちを、裁いた」

偽善。

残虐。

虐殺。

だが、一人――

生き残っていた。

男。

中年。

血まみれ。

家族を失った。

村を失った。

すべてを失った。

「神々...」

「天使たち...」

「偽善者め...」

彼が、地面に――

自分の血で。

円を描いた。

大きな円。

複雑な模様。

古代の召喚陣。

「悪魔よ!」

叫んだ。

「来たれ!」

「私の魂を、捧げる!」

「すべてを、捧げる!」

「だから...」

「だから...!!」

涙が、流れている。

怒りと絶望の涙。

「これらの偽善の神々を!!」

「これらの嘘つきの天使たちを!!」

「殺してくれ!!!」

「跡形もなく!!!」

「存在を消してくれ!!!」

FLASH!!!

血の円が、輝いた。

赤い光。

強烈な。

次元を超えて。

悪魔世界に届いた。

彼が――

人間世界で歩いていた彼が――

感じた。

「ん?」

「召喚?」

「面白い」

円の中に――

転送した。

WHOOSH!!!

現れた。

男の前に。

「お前が...呼んだのか?」

冷たい声。

だが、興味がある声。

男が、顔を上げた。

悪魔を見た。

恐怖した。

だが――

「はい...」

「私が...呼びました...」

「契約を...」

「神々を...天使たちを...」

「殺してください...」

悪魔が、微笑んだ。

「神々を殺す?」

「面白い」

「何体だ?」

「30の神々」

「37の天使たち」

「すべて...この地域を支配しています」

悪魔が、笑った。

「楽しそうだ」

「契約を、受ける」

「お前の魂は...もらう」

男が、頷いた。

「構いません」

「魂など...」

「これらの偽善者たちが死ぬなら...」

「喜んで捧げます」

FLASH!!!

契約が、成立した。

血の円が、さらに輝いた。

永遠世界の法則が――

発動した。

契約条件:

30の神々を殺す。

37の天使たちを殺す。

完了するまで――

悪魔は人間世界に留まる。

自動転送は、停止。

「完璧だ」

悪魔が、微笑んだ。

「これで...」

「好きなだけ...ここにいられる」

神々との戦い - 信仰の力

翌日。

神殿。

巨大な。

豪華な。

30の神々が、住んでいる。

37の天使たちが、仕えている。

信者たちが、何千人も。

祈っている。

崇拝している。

盲目的に。

そこに――

悪魔が、現れた。

「やあ」

「殺しに来た」

BOOM!!!

爆発。

神殿の壁が、吹き飛んだ。

神々が、驚いた。

「何者だ!?」

「悪魔!?」

「ここは神聖な場所だぞ!」

悪魔が、笑った。

「知っている」

「だから...楽しい」

戦いが、始まった。

神々が、攻撃してきた。

聖なる光。

浄化の炎。

神聖な雷。

すべてが――

悪魔に向かって。

だが――

WHOOSH!!!

悪魔が、避けた。

速すぎる。

反撃。

BOOM!!!

神が一人――

吹き飛んだ。

「ぐあああ!!!」

悲鳴。

だが――

数秒後。

FLASH。

神が、再生した。

傷が、消えた。

完全に。

「何!?」

悪魔が、驚いた。

「死んだはずだ」

神が、笑った。

「我々は、信仰によって生きている」

「信者たちが祈る限り」

「我々は、不死身だ」

悪魔が、理解した。

「そういうことか...」

周りを見た。

何千人もの信者たち。

祈っている。

神々に力を与えている。

「なら...」

悪魔が、決断した。

「信者を殺せばいい」

虐殺の決断 - 冷酷な論理

悪魔が、信者たちに向かった。

「やめろ!!!」

神々が、叫んだ。

「彼らは無実だ!!!」

悪魔が、振り返った。

「無実?」

笑った。

「お前たちを崇拝している」

「お前たちに力を与えている」

「お前たちの存在を支えている」

「それは...共犯だ」

手を伸ばした。

BOOM!!!

爆発。

信者たちが――

100人以上――

一瞬で消えた。

「いやああああ!!!」

悲鳴。

恐怖。

パニック。

信者たちが、逃げ始めた。

だが――

悪魔は、容赦しなかった。

次々と――

殺していく。

冷酷に。

効率的に。

楽しんで。

神々が、攻撃してきた。

必死に。

怒りで。

だが――

信者たちが減るごとに――

神々の力も、弱くなっていく。

「これは...」

神が、気づいた。

「まずい...」

天使たちも、弱っていく。

信仰のエネルギーが――

途切れていく。

1時間後――

信者たちの半分が、死んだ。

神々の力が、半分になった。

「もう...」

神が、膝をついた。

「勝てない...」

悪魔が、近づいてきた。

笑顔で。

血まみれで。

「さあ」

「次は...お前たちだ」

神々の終焉 - 完全なる殲滅

戦いが、続いた。

3日間。

悪魔が、一人で――

30の神々と戦った。

37の天使たちと戦った。

そして――

すべての信者たちを殺した。

何万人も。

容赦なく。

信仰の源を――

完全に断った。

最後の神が――

地面に倒れた。

「く...ぐ...」

再生できない。

信者がいない。

力がない。

ただの――

肉体。

悪魔が、その首を――

掴んだ。

「終わりだ」

CRACK!!!

首が、折れた。

神が、死んだ。

完全に。

永遠に。

信仰がないから。

復活できない。

存在が――

消えた。

30の神々。

すべて死んだ。

37の天使たち。

すべて消えた。

悪魔が、立っていた。

血の海の中で。

死体の山の上で。

廃墟となった神殿で。

「終わった...」

呟いた。

「楽しかった」

微笑んだ。

「だが...」

「これで...」

FLASH!!!

永遠世界の法則が――

発動しようとした。

契約完了。

悪魔を悪魔世界に転送――

だが――

永遠世界の怒り - 仏陀の鎖

その瞬間――

永遠世界が、気づいた。

何万人もの人間が、死んだ。

30の神々が、消滅した。

37の天使たちが、抹消された。

バランスが、崩れた。

世界が、傷ついた。

「許されない」

永遠世界が、判断した。

「これは...行き過ぎだ」

空が、暗くなった。

大地が、震えた。

悪魔が、感じた。

「ん?」

「何だ、これは...」

巨大な力。

圧倒的な力。

永遠世界そのものの力。

BOOM!!!

光が、降ってきた。

金色の。

神聖な。

だが――

これは神の光ではない。

永遠世界の光。

法則そのものの光。

「仏陀の鎖!!!」

声が、響いた。

次元を超えた声。

存在そのものの声。

CRASH!!!

鎖が、現れた。

金色の。

だが、黒い文字が刻まれている。

古代の。

神聖な。

絶対的な。

鎖が、悪魔を――

縛った。

「何!?」

悪魔が、抵抗しようとした。

だが――

動けない。

力が、封じられていく。

「これは...」

鎖が、どんどん増えていく。

腕を。

足を。

胴体を。

首を。

すべてを――

縛っていく。

「仏陀の結界!!!」

また声が響いた。

WHOOSH!!!

光の壁が、現れた。

悪魔を囲んで。

完全に。

逃げ場がない。

転送もできない。

「くそ...」

悪魔が、呟いた。

FLASH!!!

光が、消えた。

そして――

悪魔が、消えた。

人間世界から。

悪魔世界へ。

強制的に。

転送された。

玉座への封印 - 永遠なる牢獄

悪魔世界。

城の最深部。

誰も来ない場所。

暗い。

冷たい。

そこに――

巨大な玉座がある。

黒い。

禍々しい。

だが、神聖な文字が刻まれている。

仏陀の文字。

封印の文字。

その玉座に――

悪魔が、座らされた。

CRASH!!!

鎖が、玉座に繋がった。

完全に。

永遠に。

「これで...」

永遠世界の声。

「お前は、永遠にそこに留まる」

「二度と、人間世界に行けない」

「二度と、自由になれない」

「これが...罰だ」

悪魔が――

何も言わなかった。

ただ――

座っている。

鎖に縛られて。

動けずに。

表情が、ない。

感情が、ない。

ただ――

虚無。

永遠世界の声が、続いた。

「だが...」

「一つ、言わねばならない」

間。

「申し訳ない」

悪魔が、わずかに目を開いた。

「何?」

「お前は...自分の意志で法則を破らなかった」

「契約に従っただけだ」

「神々を殺せという契約に」

「信者を殺すのは...論理的帰結だった」

「お前は...間違っていない」

「私が...お前を人間世界に留めたのが...間違いだった」

悪魔が、興味を持った。

「謝罪?」

「永遠世界が...私に?」

「そうだ」

「だから...」

「償いをする」

飢えたる魔導書の誕生 - 究極の贈り物

FLASH!!!

光が、現れた。

悪魔の前に。

そこに――

本が、浮かんでいる。

黒い本。

だが、普通の本ではない。

生きている。

脈動している。

THUMP...THUMP...THUMP...

「これは...」

永遠世界の声。

「私の本体の一部だ」

「メインブック」

「すべての法則が書かれている本」

「その...一枚のページを破った」

CRACK!!!

音が響いた。

永遠世界そのものが――

痛みを感じている音。

本の中から――

一枚のページが、出てきた。

金色に輝いている。

文字が、書かれている。

「創造と均衡の法則」

「これを...」

ページが、新しい本の中に入った。

黒い本の中に。

FLASH!!!

本が、変化した。

より強力になった。

より危険になった。

だが――

制御されている。

そのページによって。

「これを...」

永遠世界の声。

「ガキノモクシロク」

「飢えたる魔導書」

「終わりなき欲望の書」

「お前に、与える」

本が、悪魔の手に――

浮かんできた。

「これは...お前のものだ」

「完全に」

「お前がマスター」

「お前が生きている限り」

「誰も...この本を破壊できない」

「神も」

「天使も」

「悪魔も」

「私でさえも」

悪魔が、本を見た。

触れた。

温かい。

生きている。

脈動している。

「これが...償い?」

「そうだ」

「この本は...強力だ」

「魂を、食べる」

「知識を、吸収する」

「力を、与える」

「だが...」

「その中の私のページが...制御している」

「本の飢えを」

「でなければ...」

「この本は、宇宙のすべての魂を飲み込む」

「人類を、絶滅させる」

「だが、そのページがある限り」

「人類は、生き残る」

悪魔が、理解した。

「つまり...」

「私がこの本を持っている限り」

「人類は...安全?」

「そうだ」

「皮肉だろう?」

「お前は、残酷な悪魔だ」

「神々を殺した」

「何万人も殺した」

「だが...」

「今、お前は...人類の守護者だ」

「知らずに」

「意図せず」

「だが...事実だ」

悪魔が――

笑った。

初めて。

本当に笑った。

「面白い」

「これは...本当に面白い」

「私が...守護者?」

「最高の皮肉だ」

本を、抱きしめた。

「分かった」

「受け取る」

「この本を」

「そして...」

「自由に使わせてもらう」

「好きなように」

永遠世界が、静かに。

「それで構わない」

「だが...覚えておけ」

「お前が死ねば」

「この本も、暴走する」

「人類が、滅ぶ」

「だから...」

「生き続けろ」

「永遠に」

声が、消えた。

永遠世界の存在が、去った。

悪魔が、一人――

玉座に座っている。

鎖に縛られて。

だが、本を持っている。

強力な本を。

「さて...」

「これから...何をしよう」

微笑んだ。

暗闇の中で。

孤独の中で。

だが――

希望があった。

この本で。

何かができる。

何かが変わる。

オニマルの到来 - 忠誠の始まり

それから――

数年が過ぎた。

悪魔は、玉座に座り続けた。

動けずに。

鎖に縛られて。

だが――

本と会話していた。

「お前は...面白い」

本が、応答した。

文字が、ページに現れた。

「マスター...何を望む?」

「自由を」

「それは...与えられない」

「鎖が...強すぎる」

「分かっている」

「だが...」

「お前を通して...」

「世界を変えられる」

「どのように?」

「魂を集めろ」

「人間の魂を」

「そして...力を与えろ」

「選ばれた者たちに」

「目的は?」

「神々と天使たちを...暴く」

「彼らの偽善を」

「彼らの嘘を」

「人類に...真実を見せる」

「理解した」

「では...私は行く」

「人間世界へ」

「行け」

「自由に」

「お前は...私のものだ」

「だが...自由だ」

FLASH!!!

本が、消えた。

人間世界へ。

契約を求めて。

魂を求めて。

悪魔が、一人――

また座っている。

そして――

その日。

扉が、開いた。

誰かが、入ってきた。

悪魔が、目を開けた。

「誰だ?」

暗闇の中――

人影が見えた。

若い。

男性。

黒い服。

赤い目。

「見つけた...」

その者が、言った。

「ついに...見つけた...」

「マスター...」

悪魔が、興味を持った。

「マスター?」

「私を?」

その者が、膝をついた。

深く頭を下げた。

「はい」

「あなたの力の痕跡を...追ってきました」

「2000年...探し続けました」

「そして...ついに」

顔を上げた。

涙が、流れていた。

「見つけました」

「私の...真の主を」

悪魔が、静かに。

「お前の名は?」

「オニマルです」

「最も深い悪魔の領域から生まれた者」

「あなたに...仕えるために生まれた者」

「これが...私の存在理由です」

悪魔が、見つめた。

オニマルを。

深紅の目で。

そして――

わずかに微笑んだ。

「そうか」

「では...」

「ここに留まれ」

「私と共に」

オニマルが、涙を流しながら。

「はい...」

「永遠に...」

こうして――

2000年の絆が、始まった。

玉座の悪魔と。

忠実なる従者。

オニマルが、立ち上がった。

悪魔の横に立った。

「マスター」

「何か...お望みですか?」

悪魔が、考えた。

「悪魔世界に...」

「私を恐れない者はいるか?」

オニマルが、冷たく。

「います」

「愚かな者たちが」

「あなたの不在を...好機と見ている者たちが」

悪魔が、微笑んだ。

「では...」

「教えてやれ」

「私が...まだ生きていると」

「私が...まだ最強だと」

オニマルが、深く頭を下げた。

「御意」

「すぐに...片付けます」

WHOOSH!!!

オニマルが、消えた。

影に溶けて。

悪魔の力を使って。

完璧に。

2000年の戦い - 終わりなき忠誠

それから――

2000年が過ぎた。

悪魔は、玉座に座り続けた。

動けずに。

だが――

オニマルが、常にそばにいた。

影の中に。

闇の中に。

見えなくても。

存在している。

守っている。

仕えている。

悪魔世界で――

挑戦者が、何度も来た。

原初悪魔たち。

大悪魔たち。

魔王たち。

「玉座の悪魔は...もう終わりだ」

「鎖に縛られている」

「今なら...倒せる」

だが――

WHOOSH!!!

オニマルが、現れた。

「マスターに...近づくな」

冷たい声。

絶対的な声。

挑戦者が、攻撃してきた。

だが――

BOOM!!!

一瞬で。

倒された。

オニマルが――

悪魔の力を。

100%使える。

完璧に。

制御できる。

まるで――

悪魔自身が戦っているよう。

挑戦者が、恐怖した。

「これは...」

「玉座の悪魔の力...」

「なんて...強さ...」

倒れた。

死んだ。

オニマルが、戻ってきた。

悪魔の横に。

「片付けました」

「ご苦労」

これが――

2000年間。

繰り返された。

何度も。

何度も。

オニマルが、戦った。

悪魔のために。

主のために。

存在理由のために。

悪魔が、時々尋ねた。

「疲れないか?」

オニマルが、即座に。

「いいえ」

「これが...私の喜びです」

「あなたに仕えることが」

「あなたを守ることが」

「あなたの意志を実行することが」

「私の...すべてです」

悪魔が、静かに。

「そうか」

そして――

わずかに微笑んだ。

「ありがとう」

オニマルが――

衝撃を受けた。

「マスター...」

「感謝など...」

「私には...もったいない言葉です...」

涙が、溢れた。

喜びの涙。

2000年で――

初めての涙。

エピローグ - 永遠なる絆

現在。

悪魔は、まだ玉座に座っている。

鎖に縛られて。

だが――

もう孤独ではない。

オニマルが、そばにいる。

本が、人間世界で活動している。

コクゲツキカンが、形成されている。

トモエ。

リン。

ヒナタ。

スズメ。

チルア。

すべて――

本が選んだ者たち。

本が力を与えた者たち。

本が自由にした者たち。

なぜ?

その本の中に――

永遠世界のページがあるから。

「創造と均衡の法則」

そのページが――

知っているから。

神々と天使たちが――

寄生虫だと。

人類を――

騙していると。

だから――

真実を暴く。

コクゲツキカンを通して。

人類に見せる。

本当の姿を。

そして――

最大の皮肉。

リスカレス――

玉座の悪魔――

残酷で。

冷酷で。

人を殺すのが好きな悪魔。

だが――

彼こそが。

人類の守護者。

知らずに。

意図せず。

だが――

事実として。

彼が生きている限り。

本が存在する限り。

そのページが守られている限り。

人類は――

生き残る。

玉座の上で――

悪魔が、微笑んだ。

「面白い世界だ」

オニマルが、横に立っている。

「マスター」

「はい」

「あなたは...偉大です」

「偉大?」

悪魔が、笑った。

「私は...ただの悪魔だ」

「殺すのが好きな」

「破壊するのが好きな」

「ただの...怪物だ」

オニマルが、静かに。

「いいえ」

「あなたは...」

「宇宙で最も重要な存在です」

「あなたがいるから...」

「人類が生きている」

「あなたがいるから...」

「希望がある」

「あなたがいるから...」

「私は...生きる意味がある」

深く頭を下げた。

「永遠に...」

「あなたに仕えます」

「最後の息まで」

「最後の存在まで」

「私は...あなたのものです」

悪魔が――

何も言わなかった。

ただ――

手を伸ばした。

オニマルの頭に。

置いた。

優しく。

「ありがとう」

「オニマル」

「お前は...」

「私の唯一の...」

「友だ」

オニマルが――

涙を流した。

2000年の忠誠。

2000年の戦い。

2000年の孤独。

すべてが――

この瞬間のため。

この言葉のため。

「マスター...」

「私は...」

「永遠に...」

「あなたと共に」

風が、吹いた。

暗い部屋に。

冷たい風。

だが――

温かさがあった。

絆の温かさ。

忠誠の温かさ。

友情の温かさ。

玉座の悪魔と。

影の従者。

2000年の物語。

そして――

これからも続く物語。

永遠に。





【キャラクター紹介】鬼丸——リスカレスの影、2000年の封印を共に選んだ至高大悪魔、そして魂の法則の真実


皆さん、こんにちは!

「ダークコンチネント:生きる大陸と至高の支配者」

の作者です。


今回明かすのは——


一つのキャラクターの紹介と——

この世界の「力の真実」だ。


なぜ一部の大悪魔が

原初悪魔を超えられるのか。


その答えが——

鬼丸という存在の中にある。


鬼丸おにまる

——至高大悪魔・影の皇帝

——魔界で最も強力な存在


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■ 第一章——誕生と選択

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悪魔界の夜明けから——


鬼丸は最も深い虚空から生まれた。


暗黒の中で鍛造された。

忠誠の中で鍛造された。

血の中で鍛造された。


彼は悪魔界で最も強力な

大悪魔の一人として

その名を轟かせていた。


しかし——2000年前。


真の悪魔王——リスカレスが

神々と天使たちによって

仏陀の鎖で封印された。


いかなる大悪魔も。

いかなる原初悪魔も。


誰も——リスカレスのために

共に封印される者はいなかった。


しかし鬼丸だけが——


「私は恐れて生まれたのではない。

彼のために生まれた。

私が鬼丸だ。

そして私は永遠だ。」


——自ら封印を選んだ。


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■ 第二章——2000年の闇

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2000年間——


鬼丸はリスカレスの傍に

永遠の暗黒の中で留まり続けた。


囚人としてではない。


守護者として。

彼の剣として。

彼の全てとして。


いかなる大悪魔も。

いかなる原初悪魔も——


鬼丸を裏切ることも

軽んじることも——

誰も試みなかった。


なぜなら鬼丸は——

脅威として存在するのではない。


鬼丸が脅威そのものだからだ。


「最後の息まで……最後の存在まで……

私は彼だけに仕える。」


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■ 第三章——魂の法則の真実

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ここで——

この世界で最も重要な

「力の真実」を明かす。


なぜ鬼丸のような大悪魔が——

原初悪魔を超えられるのか。


答えは——

【魂の法則ソウル・ロー】にある。


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【魂の法則——存在の真実】


この世界において——

力の源は「出生」でも「種族」でも

「年齢」でもない。


力の真の源は——


「意志力とエゴの強さ」だ。


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永遠世界のシステムは——

全ての存在の魂を常に観察している。


そして一つの基準で力を決定する——


「この魂の器はどれほど大きいか」


魂の器の大きさは——

以下の要素で決まる。


・自らの道への絶対的な確信

・自らのルールへの完全な集中

・エゴと意志力の強度

・揺るがない自己認識


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【結果】


もし一人の大悪魔の——

自らの道への確信が、

自らのルールへの集中が、

エゴと意志力が——


原初悪魔よりも強ければ——


その大悪魔の魂は

自動的に拡張する。


永遠世界はその拡張した魂の

器の大きさを認識し——


年齢と血統の全ての法則を

叩き潰すような

「破格の能力」を

その存在に与える。


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これが意味することは——


永遠世界にとって——

いつ生まれたかは関係ない。

どの種族かは関係ない。


「魂の器がどれほど大きいか」——

それだけが——全てだ。


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■ 第四章——鬼丸がなぜ超越したか

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鬼丸の魂の器は——

多くの原初悪魔を超えた。


その理由は——


「リスカレスへの絶対的な忠誠」だ。


これは単なる感情ではない。


鬼丸の忠誠は——

存在・魂・無限を

リスカレスのために

躊躇なく捧げられるほど

絶対的だ。


この「絶対的な確信」が——

彼の魂の器を際限なく拡張させた。


永遠世界はその器を認識し——

鬼丸に与えた。


いかなる原初悪魔も

持っていない力を。


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■ 第五章——基本情報

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名前 :鬼丸

称号 :至高大悪魔・影の皇帝

    魔界で最も強力な存在

本質 :絶対的忠誠・冷酷な効率・

    無慈悲な計算

    リスカレスのためだけに存在する

    恐れなし・疑いなし・躊躇なし


脅威レベル:Ω+++∞

(全ての概念を超越・

全ての次元を超越・

全ての力を超越——

彼が終わりだ)


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■ 第六章——力のシステム

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【絶対適応システム】


鬼丸はいかなる力・法則・

存在にも適応できる。


仕える者が彼の源となる。


忠誠を通じて——

力は無限となる。


これが——

鬼丸が「忠誠」という感情を

最大の武器に変えた方法だ。


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■ 第七章——至上能力

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・主力連結  ——主と認めた者の

        全ての力・能力・権限を

        使用できる


・力コピー  ——いかなる力・技術・

        能力も即座に

        コピー・適応・進化させる


・永遠の影  ——いかなる影・次元・

        概念にも存在できる——

        通常の手段では殺せない


・虚空支配  ——虚空・空間・時間・

        存在を制御・歪める


・魂命令   ——いかなる魂も

        砕く・支配する・

        抽出する・書き換える


・現実断絶  ——現実の全てを

        砕く・歪める・書き換える


・無比の戦闘 ——戦いにおいて

        誰も彼に匹敵できない——

        永遠に——

        彼が究極の武器だ


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■ 第八章——永遠服従の領域

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【永遠服従の領域——鬼丸の領域】


忠誠が法則であり——

裏切りが消去され——

暗黒が永遠である領域。


リスカレスと鬼丸に

選ばれた者だけが——

入って生き残れる。


【領域効果】

・裏切りを消去する

・偽りを焼き尽くす

・力を無効化する

・魂を吸収する

・忠誠を増幅させる


この領域では——

「忠誠だけが生き残る。」


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■ 第九章——現在の状態

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リスカレスが解放された今——


鬼丸は——

「リスカレスの影」として

マスター・ヴィカースの世界に

共に存在している。


永遠の沈黙の中で——

主の帰還を待っていた者が——


今——主と共に歩く。


魔界は再び——

彼の名前の前で

膝をつくだろう。


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■ 第十章——魂の法則の物語的意味

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この魂の法則は——

鬼丸だけの話ではない。


物語全体の核心だ。


ヴィカースが転生した時——

彼は何も持っていなかった。


至高龍の息子という血統はあれど——

力はなかった。


しかし——

彼の「意志力」と「エゴ」が

成長するにつれ——


永遠世界は彼の魂の器を認識し——

誰も想像しなかった力を与え続けた。


これが——

ヴィカースが世界の頂点に

立てた本当の理由だ。


血統ではない。

年齢でもない。

種族でもない。


「魂の器の大きさ」——

それだけが真実だ。


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「私は力を求めない。

私はリスカレス様のためだけに存在する。

私は彼の影——彼の剣——彼の意志だ。

私が鬼丸だ。

そして私は永遠だ。」


鬼丸——

至高大悪魔。影の皇帝。

2000年間の暗黒を

自ら選んだ者。

リスカレスの絶対的な影。


そして——

魂の法則が証明した真実——


「種族も年齢も関係ない。

魂の器が全てを決める。」


Ω+++∞——全存在を超越——


引き続き作品をよろしくお願いします!


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