投資して応援
株を買う
ああ株を買う
株を買う
〜心の俳句〜
これは、特別な誰かの話ではない。
ただの日本人が、ただ日本を応援するために、株を買う――それだけの話だ。
難しい理屈は、あまり出てこない。
相場の読みや、派手な勝負もない。
大きく儲けるためでもない。
ただ、目の前にある企業を見て、
「いいな」と思ったものに、少しだけお金を出す。
それだけだ。
スーパーで手に取った商品。
毎日使っているサービス。
ニュースで見かけた技術。
その一つ一つに、人の手があって、努力があって、時間がある。
それを知ったとき、
ふと思うのだ。
「少しだけ、応援してみるか」と。
株を買うというのは、単なる数字の増減ではない。
それは――どこか遠くにいる誰かの仕事に、
ほんの少し関わるということ。
見えない場所で頑張っている人たちに、静かに手を差し出すような行為だ。
もちろん、上がることもあれば、下がることもある。
嬉しい日もある。
少しだけ、しょんぼりする日もある。
だが、それもまた良し
これは勝負ではない。
競争でもない。
ただの日本人が、
ただ日本を応援する。
その記録だ。
今日もまた、どこかの誰かが作ったものに触れて、
少しだけ考える。
この企業を、応援してみようか。
株を買う。
それは、未来に小さく手を伸ばすこと。
そして――自分の生きているこの場所を、少し好きになること。
そんな、ささやかな株。




