Ep,1 異能
ども、おむれつです、まあまあな内容なんじゃないかな?
現在よりも、数十年先のお話。
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とある動画配信者が、この不思議な現象について話し始めた。
「人類は、突然にして通常の人間を遥かに凌駕する力、異能を使い始めた。」
「異能、とは言っても魔法が使えるとか、ファンタジーな話ではない。」
「あくまでも身体的な力の延長線上、例えば五感のどれかが、異様に発達したり、自分の血液を操作したり、回復速度が異様に速い、などだ。」
「特に五感の発達が一番多いとされている。」
「「え?なんだって?目が良くなるとか?」まあ、そのような異能もあるだろうが、そんな浅はかな話ではない。」
「目に関する異能では、力のあるものだと、未来視、動体視力の異常な向上、などだ。」
「そして、異能を人が使えるようになったと同時に、亜人が出てくるようになった、代表的なもので言えば、獣人、エルフ、他にも様々な種族が出てくるようになった。」
「さて、話を異能に戻そうか、今回、異能が使えるようになるにあたり、政府は異能の強さにランク付けをした。」
「まず、大体の異能発生者の異能がこれだ、単純な五感の発達の異能だ」
《第三階位異能》
「第三階位異能は、通常の武装した人間(異能未発生者)5人ほどで取り押さえることができるとされている。」
「そして、第三階位異能から、特に強いとされているもの。
《第ニ階位異能》
「これは、自分の血の操作や、熱の操作、などができ、武装した人間(異能未発生者)30人程、第三階位異能者10人ほどで取り押さえれるとされている」。
「次に、第二階位異能からずば抜けているもの、
《第一階位異能》
「これには、未来視、細胞操作などが含まれており、ごく稀である。武装した人間(異能未発生者)100人程、第二階位異能者50人ほでど取り押さえられるとされている。」
「最後に、第一階位でも歯が立たないとされている、
《特異点》
通常の人間、第二階位異能者でも手に負えず、第一階位異能者300人程でも、取り押さえられかわからない、恐れられた異能だ。」
「だが、今は特異点は発見されてないから、安心して欲しい。」
「さて!今日の動画はここで終わりだ!」
「最後に、この動画の投稿者である俺の異能の名前を一緒に叫んで、おさらばだ!」
「では行くぞ!、、体幹向上異能!、フィジカルアップ!」
その後、動画は途切れた。
僕、皇陽一は独り言をこぼした。
「人間ってなんで異能に名前をつけたがるんだ?」
「まあ、後で考えればいいか、それよりも明日の準備をしなきゃ!」
そう、明日は新しい学校の入学式なのだ!
異能向上高等学校、約して、異上高校だ、
ここには、全国からの異能者が集められ、各自、異能の力のアップを目指す。
「ちょっと、行くのめんどくさいけどな、」
そう言って僕は準備を始めた。
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