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スぺ先輩たちの夏休み  作者: 寿々喜 節句
金井小花の夏休み
13/21

スペ先輩と今日こそ帰りたい

 ビジネスホテルを九時ちょっと前にチェックアウトすると、私達は石和温泉駅の近くのパン屋さんに入った。

 素泊まりだったので、どこかで朝ごはんを食べようという話になっていたのだけれど、歩いていたら焼き立ての美味しそうなにおいにつられて、入ってしまった。

 トレイとトングを持って、店内をめぐる。美味しそうなパンがいくつもあったけれど、朝だし、私の胃袋のキャパシティ的には二個が限界かな。

 先輩は三つほど選んでいた。その中に私も食べたいと思っていたパンがあったので、それは取らずに別のものを選ぶことにする。

 さすが、というのかわらないけれど、先輩はほどんと迷うことなく選び会計を済ませると「外で待ってる。ゆっくり選ぶといい」と私に言った。

「ちょっと、待ってください」

「どうした?」

「そんな、焦っちゃいます」

「気にすることはない。吟味して構わない」

 先輩はたぶん、本当に気にしないのだろうとは思うけれど、それでも待たせていると思うと焦る気持ちが出てきてしまう。

「でも……。あ、ほら先輩、このパン美味しそうじゃないですか?」

 私は、目玉焼きが乗っかったパンに話をそらした。

「ん? ああ、僕も美味しそうだと思った。最後まで買おうか悩んだパンだ」

「そうなんですね! それじゃあ私がこのパンにします」

 手を伸ばし、トングでパンを掴むと、トレイに載せる。パン屋の楽しいところはこの動作にあると、私は小さい頃から思っている。

「いいのか? 小花さんが食べたいものを選んだらいいんじゃないか?」

「大丈夫です。私も食べたいと思ってました。それに、先輩の選んだ、そのソーセージパンも食べたいと思っています。だから、あとで分けっこしましょうよ」

「なるほど、それはいいな。食べたいものを厳選して一つ丸々食べるのではなく、分けっこすることで、少しずつだけど、多くの種類食べようということだな。単純な話なのに、思いつかなかったよ」

「そうですよ。先輩、私と来ているのに一人で決めちゃうんですから」

「申し訳ない。最初からこうやって食べたいものをシェアしていたらよかったな」

 先輩が頭をぺこりと下げている。

「別に責めているわけではないですよ。今度からそうしましょう」

「ああ、そうしよう」

 それから先輩と「あのパンが美味しそうだ」とか「これは食べてみたい」だとか話をしながらパンを選んで、会計を済ませた。

 お店を出ると、自動販売機でお茶を買って、駅前のベンチに二人並んで腰を下ろした。

「昨日のフルーツ公園で食べられたらよかったですね」

 私は目玉焼きのパンを二つにちぎりながら言った。

「そうだな。ピクニックが出来たな」

 先輩はソーセージパンをちぎっている。

 そしてお互いちぎったパンを交換する。

「ソーセージパン美味しいです」

「目玉焼きのパンも美味しい。朝ごはんにぴったりだ」

 石和温泉駅前のベンチで、パンの試食会のような、品評会のようなものが開かれた。

 審査員は先輩と私。

 その後もパンを分けっこして感想を言い、朝食を済ませた。

 ちなみに、すべてのパンが審査員特別賞だった。

「小花さん、ありがとう。思いがけずいい朝ごはんになったよ」

「いいえ。私も多くの種類のパンを食べられてよかったです」

「それに小花さんのおかげでいろいろ気づけた」

「いろいろですか?」

 私は首をかしげた。

 先輩は分けっこ以外に何を気が付いたというのだろうか。

「ああ、美味しいものを共有し合えるのって素晴らしいと思った。そしてそれが小花さんでよかった」

 そう言うと先輩は眼鏡をくいっと上げた。

 上げたことで眼鏡の角度が変わり、夏の太陽の光がきらりと反射した。

「な、なんですか、急に!」

「急だったか? 話の流れとしては自然だったはずだが」

 先輩はきょとんとしている。

「そういうことじゃないです!」

「それじゃあどういうことなんだ?」

 先輩がさらにきょとんとしたところで、キーンコーンカーンコーンとチャイムが鳴った。

 学校以外でチャイムが鳴ることに、もう慣れてきている自分がいる。

「先輩のアラームですか?」

「ああ、そうだ。小花さん、もう九時半だ。そろそろ出発しよう」

「はい、わかりました」

 ごみを分別して袋にまとめると、次なる目的地に向かうべく、ベンチを立った。



  □◇■◆



 石和温泉駅でタクシーに乗り込んだ。

 先輩が運転手さんに「キキョウヤまで」と言っていたけれど、なんのことかわからなかった。

 今日の予定は着いてからのお楽しみと、朝起きたときに言われていたので、素直に楽しみにしている。

 タクシーで約十分経ったあたりで到着。お金を払って下車する。

 途端にきな粉の匂いが私の鼻腔を蕩かした。

「信玄餅の桔梗屋だ」

 先輩が目の前の工場を指して言った。

 そして工場直売の販売所に向かう。

 看板にあった写真を見てやっとわかった。たっぷりのきな粉の中にあるお餅を黒蜜と絡めて食べる、劇的に美味しい和菓子だ。

 アウトレットとして売っているものもあったけれど、人が多かったので私達は諦め、信玄餅アイスを食べることにした。

 バニラアイスに信玄餅が乗っかっているだけのアイスなのに、めちゃくちゃ美味しい。すべての良さがケンカしないで引き立てあっている。

 先輩も美味しそうに食べていた。

 ほっぺにバニラがついていて、面白かったのでスマホで写真を撮っておいた。

 十時からちょうど工場見学ツアーをやっていると案内があった。

 空きがあるとのことだったので、参加することにした。

 きな粉の匂いで充満した工場内は、機械と人の融合だった。

 きな粉やお餅は自動で詰められていくけれど、その後の包みは人の手によるものだった。

 職人技で高速に包まれていく信玄餅は、見ていて気持ちが良かった。

 先輩もしきりに感心している様子だった。

 ツアーが終わると、直売所に出た。

「私、お土産買っていきたいです」

「僕もそう思っていた」

 あれだけ美味しそうな信玄餅を見せられたのだ。ここで買わないという選択肢はない。

 それに信玄餅アイスも美味しかったし、みーちゃんと新にも買っていってあげたい。

 ということで、お買い物の時間になった。

 私が信玄餅を何個入りにしようかと、いろいろ店内を見ていると、先輩がついてきた。

「もしかして、朝のパン屋さんの事、実践してます?」

「ああ、一緒に買った方がいいかなって思って」

「ふふ。でもここは分けっこしませんよ?」

「そうか? あっちに信玄桃という和菓子があった。食べないか?」

 先輩が指さしたところに、ピンクの可愛い桃みたいなお饅頭があった。

 山梨は桃も名産と聞いていた。それで開発された和菓子なのかもしれない。

「食べましょう」

「わかった。お土産とは別に、僕たち用に買っておこう」

「やったー」

 先輩が少なめの信玄餅と信玄桃をかごに入れた。

 私もお土産用をかごに入れると、レジに並ぶ。

 会計を済ませると、お互いリュックの中に買ったものを入れる。

 昨日もお土産を買っていたので、もうリュックがパンパンだ。

 時刻は十時四十分くらいだった。ちょうど一時間いたことになる。

「さて、どうするか」

 桔梗屋の工場の前で先輩が言った。

 急遽観光の時間ができたため、いくら先輩でも今後の予定は立てていない。

 むしろこの桔梗屋を朝一で臨機応変にプランに組めただけでもありがたい。

「そろそろお昼のお店を考えます? ここらへんに何もなさそうですし。何かあります?」

「そうだな。それじゃあ、うどんでも食べるか」

「またですか?」

 昨日のお昼もうどんだった。ほうとうっていうやつだったけれど。

「昨日のとはまた違う、コシのあるうどんだ」

「そうなんですね。やっぱり先輩に任せます」

「わかった。それじゃあ少し移動する」

「はーい」

 私たちはお土産の詰まったリュックを背負って、夏の日差しの強い甲府盆地を歩き出した。



  □◇■◆



 徒歩でニ十分のところに長塚というバス停があった。

 時刻表を確認すると、十分後がバスの出発時刻になっていた。これを逃すと次は一時間後だったので、ちょうどよかった。

 座って待っていたらあっという間にバスが来た。東京では見ない、緑と灰色の間の色のバスだった。

 乗車すると中は空いていた。二人掛けの椅子にならんで座った。

 ここからおよそ一時間、五十七個ものバス停を通過することになる。

 バスの乗り継ぎ旅のテレビ番組みたいな気持ちになった。

「疲れが出てきたかもしれません」

 バスの揺れで眠気が襲ってきた。

「終点までだから寝ても問題ないだろう」 

 先輩も眠たそうだ。

 抱えたリュックにあごを乗せてうとうとしている。

 車窓はのどかな町並みから、山の中へと移ろっていく。

 このままどこか知らない国に行ってしまうのかもしれないと思いながら、夢の中に行ってしまった。



  □◇■◆



 バスがガタンと揺れ、その振動で私は目を覚ました。

 時計を確認すると、三十分経過していた。やっと半分といったところだ。

 もう一度眠ろうとしたけれど、眠たくなくなっていた。

 窓の外に目をやる。

 眠る直前は、たしか山道を通っていた。しかし今目の前の景色はそれとは全然違っていた

「先輩! 湖ですよ!」

 気持ちよさそうに眠る先輩を揺らして起こす。

「うーん。着いたのか?」

 先輩は眼鏡を上にあげ、目を擦って起きる。

「いえ、まだですけど、外が湖なんです」

 私は「ほら」と窓の外を指して先輩に教える。

「ああ、河口湖だな」

 先輩は外をちらりと見ただけで答えた。

「聞いたことあります」

「そうだろう。富士五湖の一つだ」

「他には何があるんですか?」

「山中湖、本栖湖、精進湖、西湖だ」

「よく知ってますね」

「元山梨県民だからな」

 中学生までとはいえ、地元の有名スポットは教えられているのだろう。

「なんだか綺麗なところですね」

 河口湖周辺になって急に乗客が増えてきた。

「美術館やレジャー施設が多い。ここは観光スポットと言っていい」

「そうなんですね」

 先輩の言う通り、私たちのように明らかに地元民じゃない感じの人が多い。

 なんだか一気に現実に戻ってきたような気分になった。

「ほら小花さん見てごらん」

 俯いていた私に先輩が窓の外を指して言った。

「あ、ジェットコースターだ!」

「そう、ここが富士急ハイランドだ」

「へー。ここがそうなんですね。行ってみたいなぁ。今度行きましょう」

「そうだな。そうしよう」

 私は絶叫系が大好きだ。だから富士急ハイランドには期待している。

 先輩が一緒に行ってくれると言ってくれたので、早いところ企画したい。

 バスが終点の富士山駅に到着した。

 一度伸びをして、一時間ぶりに立ち上がる。

 運賃もそれなりにしたけれど、なかなか有意義だったので、気にしない。

 バスを降りると、目の前には新秋津駅とは比べ物にならないほど立派な富士山駅の駅舎がそびえ立っていた。

 時計を確認する。時刻は十二時を少し過ぎたところだった。ちょうどお昼の時間だ。

「先輩、何を食べるんですか?」

「吉田のうどんだ」

「え、誰ですか? 吉田さんっていう、うどん職人ですか?」

「違う。ここは富士吉田市という都市だ。そこで食べられているうどんが、吉田のうどんだ」

「そうなんですね。ああ、なんだかお腹が空いてきました」

「それじゃあ早速お店を探そう」

「そうしましょう」

 私たちは吉田さんのうどんを食べるためにお店を探した。



  □◇■◆



 男らしいうどんだった。

 麺はコシがあるとかそういうことじゃない。硬いと言いたくなるほど、噛み応えがあった。

 スープは醤油と味噌を合わせたもの。これが麵と絡んで味わい深い。

 具材は茹でキャベツと、馬肉を甘辛く煮たものという、独特かつシンプルだった。

 そして“すりだね”という、唐辛子ベースの薬味を入れることで味編ができて、辛みのあるまた違ったうどんになる。

 総じて言えることは、美味しかったということ。

 絶品郷土料理に満足してお店を出る。

「先輩、お腹いっぱいです」

「僕もだ」

「この後はどうしますか?」

 観光地のお昼時ということもあって、どこのお店も混んでいた。このお店も三十分くらい待ってからやっと入店で来た。

 結局、お昼ご飯を食べ終わるのに一時間ちょっとかかった。

「昨日のことと、ここが観光地だということを考慮すると、もう帰路に就くのが賢明だろう」

 私としては、まだあと一二ヵ所、見たり入ったりしたかったけれど、先輩の言うこともわかる。

 帰り時間が他の観光客と被れば、長いこと車内で立ったまま帰らなくちゃいけなくなるかもしれない。それにまた電車が止まったら、今度こそ親に来てもらうことになってしまう。それは避けたい。

 まあ、当初の予定では日帰り旅行だったし、少しでも長くなっただけラッキーと思うことにしよう。

「そうですね。そうしましょう」

 私たちは、富士山駅に向かって歩いた。

 うどん屋さんが駅のそばだったので、すぐに到着した。

 入り口が鳥居の形をしていて、キュースタというガラス張りの駅ビルと一体化した駅舎だった。

「ちょっとだけ寄るか?」

 先輩が駅ビルを指して言う。

「はい。寄りたいです」

 このまま帰るのはもったいないという気持ちがまだあったので、少しうれしかった。

 鳥居をくぐって入店する。

 一階に山梨のお土産ショップがあるくらいで、あとは普通のショッピングモールっていう感じだった。

 エスカレーターで一階ずつ見ながら上へ上へと進んでいく。

 五階に着いた。最上階は六階だけれど、エスカレーターは五階までで、そこからは階段で移動する。

 六階のテナントはフィットネスクラブしかない。先輩は急に入会したくなったのだろうか。

「さあ着いた」

 先輩がフィットネスクラブ横の扉を開けると外に出た。

「うわあ、すごい眺めですね」

 そこは“富士山駅展望デッキ”と名付けられていた。

 間近で観る富士山は圧巻だった。日本に生まれて良かったと思える。

 先輩はカメラを出して写真を撮っていた。私もつられてスマホで写真を撮る。

 ガーデンチェアとテーブルがいくつか設置されていたので、その一つに私たちは腰を掛けた。

「ここは景色がいい」

 椅子に座るなり、先輩が言う。

「そうですね。富士山のほかに、富士急ハイランドも見えます」

「ああ、そうだな」

「先輩、今度またここに来ましょうよ。その時は富士急ハイランドに行きましょう」

「ああ、そうしよう」

「なんかリアクション薄いですね。本当はどこにも行きたくないんじゃないですか?」

 もともとそんなにリアクションのあるタイプではないけれど、なんだか私の話に興味がないように感じられた。

「いや、そういうわけじゃない」

「本当ですか? じゃあ私とどこに行きたいか言ってくださいよ」

 先輩は私の言葉に「うーん」と考え始めた。

 そして少ししてから口を開いた。

「特にないな。それよりも……」

「ちょっと! ひどくないですか!?」

 先輩の言葉に悲しくなった。昨日今日とずっと楽しかったつもりだったのに。

「いや、小花さん、最後まで聞いてくれ」

 先輩は焦るように言った。

「なんですか? 何かあるですか?」

 はっきり言って私はキレている。疲れているというのも怒りを助長している。

「僕が言いたかったのはそう言うことじゃない」

「じゃあどういうことですか?」

「どこに行くかは問題じゃないということだ。そんなものどこだっていい。大事なのは誰と行くかだ」

「え?」

「小花さんに行きたいところがあるなら、それでいいじゃないか。僕も行きたいところがあるのならちゃんと言う。でも重要なのは行く場所よりも、僕と小花さんとで行動している、ということだ。つまり逆に言えば、小花さんとだったら、この世のすべてが行きたい場所と言ってもいい」

「な、なんなんですか……!?」

 私の怒りはどこへやら。体が急に縮こまる。

「小花さんとだったらどこに行ったって楽しいものになりそうだからな。まあでも、今後のことを考えて、僕も行きたいところを考えておこう」

「は、はい……」

 怒っちゃったことが、なんだか恥ずかしい。いや、ちがう。これは先輩が恥ずかしいことを言っているのだ。スぺ恥だ。これは完全に、スぺ恥だ。でも、スペるは恥だが、役にも立っていない状態だ。

「さて、そろそろ帰ろうか」

「そうですね」

 私は気を取り直して答える。

 ここ富士山駅から私たちの地元の新秋津駅までは二時間ちょっとかかる。

 つまり二時間ちょっとで旅行が終わる。

 そう考えると、さみしさがある。

 ただし、昨日みたいな展開も困る。

 だけどやっぱり、もう終わりか、という気持ちもある。

 けれど、親のことも考えると、今日こそはお家に帰りたい。

 帰るしか選択肢はないのだけれど、気持ちが揺れ動く。

 ふと、先輩の言葉がよみがえる。

 うん、そうだ。またどこかに出かければいいだけの話だ。そんなものどこだっていいんだ。

 そう思いなおして、先を行く砂川先輩の後についていった。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 急な観光にも関わらず、こうしてプランを立てて提案できるスペ先輩、有能すぎる。 地元民ということを踏まえても、さすが。 小花ちゃんを気遣い、なおかつ楽しませようっていうのが、無理やりとかじ…
[良い点] この世のすべてが行きたい場所、だと? スペめ!スペめ~! スペ恥、最高じゃないですか! あ、信玄餅工場は行ったことありますよ~。 アウトレット、みんなよくこんな並ぶなぁ~と思いながら、私…
[良い点] これは完全にデートですね( *´艸`) 二人とも仲良しでニマニマしちゃいました♡ 信玄餅、美味しそうですね♪ でも実は食べたことがないのです(*´ー`*) いつか絶対に食べてやるんだ……!…
2022/03/09 13:30 退会済み
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