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Episode 20 北にて女神+5と交戦

ドラゴンに乗って、女神+5 (“ジェノサイド”) を倒しに行く。


空 + ハイスピードなので、風圧が凄く、とても寒い。


「あびゃびゃびゃびゃ、さびゅい、さびゅいーー!!」


顔芸 part. 3。



なんじぇ(なんで)あんじゃ(あんた)へんじゃー(平気のなのよ)?!」


「ドラゴンに風避けの守り(風のバリア)を張ってもらっているからな、お前も四十八手を使ったらどうだ?」


(それだわっ! 女神四十八手『風の(たて)』)


「ふぅー、女神にはあるまじき醜態(しゅうたい)(さら)すところだったわ。」



「ところで、何故(なぜ)こいつは(われ)の背中に乗っているのだ?」


「知らん。何で付いてきたんだ? 自分の身は自分で守れよ。」


「私だって、ドラゴンに乗ってみたかったの! 分かれよ!」



竜に乗ることを教えない。

竜に乗ることを言わない。


両者で信用しない事で信頼が成り立っていないのだ。



竜が顔をしかめる。


「くさいー、鼻が曲がりそうだ!」


うちのか? いや、これは別の女神臭(めがみしゅう)みたいだ。



女神いや、鳥頭(とりあたま)だ。鉤爪()だ。鉤脚だ。尻尾だ。悪臭()だ。流石+5。


こんな奴を残してはおけない。汚物は消毒だ!!



女神様は『神弓キューピッド』で『ジャジメントアロー』を()つ。


鳥頭がひらり、ひらりとかわす。


女神様が下手なのではない。相手が速すぎるのだ。そういう事にしておこうじゃあないか、女神の名誉(めいよ)の為に。


「あー、くそぅ。私って、弓苦手なのよね、こんちくしょー!」


言ったそばからこれである! 台無(だいな)しだ。



弓を消したぁー!!


×299 デデデン! (『ジャジメントアロー』)


()ちゃ当たる無駄な弾作戦である。



「もうここで終わってもいい。」


前前前回(砂漠 (南部))前前回(西部)前回()も女神様は出番が少なかったので、今日こそ目立とうと必死なのである。


鳥頭が速すぎてロックできない為、『iソード』(飛翔スキル持ち)に ×299をロックして、いけぇーー!


「ぶるぁぁぁーー!!」


対話をOFFにし忘れてるっ!?



鳥頭はスピードを上げ、『iソード』を振り切り、矢とともに爆発させる。


「ぶらぁあああーん!!」


見事 ×299発を被弾した『iソード』は地へ落ちていった…


自動回復ありだし、呼べば戻ってくるので、心配めされるな。


おバカでも神剣(かみ・つるぎー)だ。



ちーん。女神様は大の字で回復中である。


お空の俊敏特化型には地べたを()いずる者では勝てないのだ…


身の程を知るがいい!



ここは女神の弱点:(あお)り耐性が低いを利用しよう。


最後の勇者は最後のスキル:『挑発』を発動した!


ヒンヌー、ちっぱい、ないちち、スレンダー、希少価値、ステータス、絶壁(ぜっぺき)、フラット、つるぺた、美乳、ぺったんこ、まな板、AAA、ヒンヌー、男女、がっかり、大草原、すとーん!


うちのがあらんかぎりの暴言(ぼうげん)()いてすみません、すみません。



相手が速すぎるので、どんな手を使ってでもこちらに振り向かせなければいけないんやー。



9割の中に1割の真実が混じっている。So Bad(とても悪い).


(キョ)9:(まこと)1が黄金比(おうごんひ)なのだ。美しい。最適解(さいてきかい)だ。



悪口をたくさん言えば、挑発の効果がUPするかも知れない。そんな考えの元に行われている。


現実社会で(おこな)ったら、お前(ゆうしゃ)は死ぬぅー。



鳥頭が振り向いた瞬間、そこにいたのは竜である。


「戦闘中に他の事に気を取られるとは(おろ)かなり。」


竜が鳥頭(女神)(つか)み、


勇者が中央からがめた “女神吸引魔法陣” を発動させる。べたん。


(魔法陣・・・ドラゴンの腹に張られている。“零距離捕縛鎖(ぜろきょりほばくさ)” ともいう。ついでに魔力の鎖も出る。


(とら)われた相手の魔力も吸引や鎖に利用する為、脱出は困難。中央の開発力は中央一!)



ドラゴンが女神より最も優れているところは何か?


体重だ! この世で最も最強の武器である。


それ以外には思い当たらない。



竜は飛行魔法を切る。



「空の覇者は我々竜族だ!」


技:死ねばもろとも(ボディープレス) が発動した。


重量加速度をかけた竜の体重で死ぬがいい。


「さらばだ、我が友、勇者よ!」「おう!」



竜が(みずか)ら先に落ちていったので、空中には勇者と女神の2人だ。


「試・作・型・パ・ラ・シ・ュ・ー・ト!!」


説明しよう! 砂漠でスカイダイビングをして遊ぶ為に、大魔法使い女神と作ってみた物である。神力(かみぢから)スゲー。


「これは一人用だ。俺はお前の事を信用してる。」


「そんなところで信頼されても困るつーのー!」


「じゃあな!」


「めめめ、女神四十八手、『光の翼』ぁーーー!」


女神様はあらん限りの振り絞りの(0からの)神力で羽を動かす。


更なる新作の顔芸 part. 4を披露(ひろう)しようと、必死なのだ。



後の女神様は語る。


女神生(めがみせい)で一番頑張った。女神の衣に神力があることに気づいて、事なきを得た」と…



無事地上に降りた最後の勇者達は竜達の亡骸(なきがら)を発見する。


彼等(かれら)は空という誇りを守るために散ったのだ。


ここに竜軍VS北の女神軍(女神+5、女神+4、女神+3…)の戦争は終決した。



『プリズン』


ボロボロ服の女神様が飛んでいた鍵を()で捕らえる。


「ふっ、最後に必要なのは私だったわね。」



剣が高速でこっちに向かってくる…


「より強くなって帰っ…」


女神様によって、『iソード』は瞬時に『アイテム箱』にしまわれる。


「ちくしょぉぉーー!」



「じゃあ、あとは頼むわ。すぴー」

「ちくしょぉぉーー!」



勇者は(おのれ)道具(女神)を大変な思いをしながら、里まで背負って帰ろうとしている。(2日目)


…勇者は途中で竜が上着の内ポケットにひっそりと忍ばしていてくれた転移札に気づいて、心の底からありがとうと感謝したそうな…


女神様はまだ起きない…


遭難(そうなん)の原因:女神様の『アイテム箱』が使えない。



今回は敵が攻撃をしてこない世界線だった。(なめられている。)


本番を一発で通すことができて、幸せである。


To Be Continued…

『Skill』


勇者 (ラスト):『ステータス改竄』(使用済) 『ラストカウンター』『自動回復(強)』『肩代わり』『受け流し』『身代わり』『挑発』



女神様 (タティチ、ナッキュル):『ガチャる』『鑑定しちゃうぞ☆ミ』『女神様通信』『お裁縫』


『地獄耳』『メガセツナ』『メガメガ』『48手』『大切斬』『プリズン』『ジェイル』『変化の巻』


『目からビーム☆ミ』『アイテム箱』『テレポト』『クリエイト』『SOS』


『鵜の目と鷹の目』『n倍女神拳 (神気ブースト)』『スタンプ』


『iソード (×2)』『念じてちび神様』『女神様棍棒』『メガミィックフィールド』


『風の楯』『神弓キューピッド』『ジャッジメントアロー』『光の翼』(四十八手)



今回のスキル解説はありません。EX (図鑑)にはつける予定なので、そちらを楽しみにしてくださいませ。


次回:鍵が4つ揃ったので、ボスに乗り込みます!



お読みくださりありがとうございます。

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