先生
先生 私は先生をお慕いしておりました。
先生 私は先生を愛しておりました。
先生 先生 先生
なぜなのでしょうか?
私はもう先生にお会いすることはできないのでしょうか?
私は先生に花を手向けてつつ涙を流す人たちにひどく
暗い感情を抱いておりました。
あの人たちが一粒涙を流すたびこの感情は大きくなるのです。
私の方が先生を愛していたのにと
なぜですか?
先生 先生 先生
今度は私が出向くとします。
嗚呼 やっとですね。
嗚呼 こんなに嬉しいのはいつぶりでしょうか?
嗚呼 この橋から飛び降りるだけでいいのです。
嗚呼 嗚呼 嗚呼
今日なら悪魔でも神でも信じることができそうです。
なるべく早くお伺いしますね。
先生…